さつまいもの栄養で風邪予防?美味しいお芋の選び方と保存方法

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夏から秋へと季節が変わる頃は、体調を崩しやすくなります。

この時期に風邪をよく引くという方におすすめの秋の食材が
あります。

その食材とは、「さつまいも」です!

今回は、「さつまいも」の栄養や選び方&保存方法について
ご紹介します。

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さつまいもの栄養で風邪予防!

秋は、気温の変化と、夏の疲れによって、風邪を引く方も
増えてきます。
「さつまいも」には、栄養がたくさん含まれており、風邪
予防にも効果を発揮してくれます。
   

では、「さつまいも」の栄養をみていきましょう。
   
★『ビタミンC』がたっぷり!!

柑橘類に劣らないくらい豊富に含まれています。

『ビタミンC』には、“コラーゲン”の生成を助け、免疫力
を高める働きがあります。

この働きにより、風邪にかかりにくくなり、風邪の予防に
役立つのです。

『コラーゲン』は、細胞の活動を高める大切な働きをして
くれています。

細胞と細胞をくっつける働きがあり、これにより、風邪ウイ
ルスの侵入を防いでくれます。
のどや鼻の粘膜が強化されますし、風邪への抵抗力を上げる
働きがあるとされています。
老廃物を運ぶ働きもあり、体中に栄養を行き渡らせてくれる
働きもあります。

風邪予防だけではなく、風邪の回復にも役立ち、また、健康
維持にも重要な栄養素なのです。

この『コラーゲン』の生成には、『ビタミンC』が欠かせな
いのです。
   
また、『ビタミンC』には、メラニン色素の沈着を抑える働き
があります。
これにより、シミやソバカスを防ぐなど、美肌への効果があり、
女性に嬉しい栄養素でもあります。
   
『ビタミンC』は、熱に弱いのが特徴ですが、「さつまいも」
の場合は、でんぷんに守られているので、加熱しても壊れにく
のです。

   

★『カルシウム』

免疫細胞の機能に重要な働きをします。
これにより、抵抗力を上げ、ウイルスに感染しにくくする効果
があります。

   

★『ビタミンB2』

皮膚や粘膜などを健康に保つ効果があります。
また、たんぱく質や糖質などの代謝を助ける働きもあります。

これらの他にも、健康に役立つ栄養がたくさん含まれています。

   

★『ビタミンE』・・・抗酸化作用があり、老化防止やコレステ
         ロール値の改善に効果があります。
   

★『食物繊維』・・・腸内環境をよくし、便秘解消のほか、コレス
        テロールの低下にも効果があります。
   

★『ビタミンB1』・・・炭水化物をエネルギーに変える重要な
          働きをします。
   

★『カリウム』・・・体内の余分な塩分を排出し、むくみ解消や
        血圧の低下に効果があります。

   

品種によって含まれている栄養が異なるものもあります。
   
金時など黄色種の品種に含まれている栄養

『カロテン』・・・体内でビタミンAに変わり、夜盲症の予防や
       視力の低下を防ぐのに効果があります。
   
紫いもに含まれている栄養

『アントシアニン』・・・ポリフェノールの一種。
          抗酸化作用が強く、目や肝機能の健康や
          老化防止、生活習慣病の予防に効果があ
          ります。
 
   

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ちなみに、「さつまいも」を食べる時には、“皮ごと” 食べるのが
おすすめです。
皮部分にも栄養がたくさんありますし、気になるガスの発生を抑え
てくれる成分も含まれているのです。

   

▼ こちらの記事もご参考になさってください。

『さつまいもは炭水化物でしょ?!ダイエットできるの?おすすめの食べ方』

   

美味しいさつまいもの選び方

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栄養豊富な「さつまいも」ですが、購入してみると
味がイマイチのものもありますよね。
せっかくなので、美味しい「さつまいも」が食べた
いものです。
   

ということで、美味しい「さつまいも」の選び方
ご紹介します。

● 皮の色が均一で色鮮やかでツヤがあるもの。

● なるべく傷のないもの。

● 表面にデコボコがないつるっとしたもの。

● 表皮に黒い斑点がないもの。

● 見た目がふっくらとしたもの。

● 切り口に黒い蜜の跡があるもの。

● ずっしりと重いもの。

これらが美味しい「さつまいも」を選ぶ際のポイント
となります。
購入される時の参考になさってください。

   

さつまいもの保存は?

栄養が豊富でも、「さつまいも」を一度にたくさん食べ
るのはよくありません。

それに、食物繊維が豊富なので、少量でもお腹いっぱい
になり、たくさんは食べられないですよね。
   

そこで、「さつまいも」の保存方法をご紹介します。
   
★ 保存方法

「さつまいも」は、寒さに弱い野菜です。
冷蔵庫で保存すると、低温障害を起こし、早く傷んで
しまいます。
10℃~15℃が適温とされていますので、新聞紙な
どで包み、常温で保存しましょう
真冬は、3℃以下にならない場所で保管してください。

   

★ 冷凍保存の方法

調理したものを冷凍保存することができます。
   
(そのままの形で冷凍する方法)

1.きれいに洗ったさつまいもを、電子レンジか蒸し器で
加熱し、完全に中まで火を通します。
2.ラップでしっかり包んで冷凍します。
3.食べる時は、半解凍の状態で、再加熱しましょう。
   

(焼き芋にして冷凍する方法)

1.オーブンなどで焼き芋にします。
2.ラップに包んで冷凍します。
3.食べる時は、電子レンジで約4分加熱しましょう。
   

(ペースト状にして冷凍する方法)

1.蒸すかレンジで加熱し、つぶしてペースト状にします。
2.ジップロックなどの真空パックに入れ、厚さ1cm~2cm
位までの薄い板状に伸ばして冷凍します。
3.食べる時は、電子レンジなどで再加熱しましょう。

   

さいごに

毎年、秋になるころに風邪を引くという方は、ぜひ、「さつまいも」
の栄養を活用してみてください。

「さつまいも」を食べる時には、”皮ごと” 食べるのがおすすめです。
皮部分にも栄養がたくさんありますし、ガスの発生を抑えてくれる
成分も含まれていますよ。

「さつまいも」を丸ごと食べて、風邪予防に役立ててくださいね。

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