さつまいもの栽培は、水やりの必要がないので
楽ちんですよね。
でも、近年の酷暑では、本当に水やりをしなく
て大丈夫なのかと心配になります。
そんな中、葉が枯れているのを発見するとます
ます心配になりますよね。
そこで、さつまいもの栽培で葉が枯れる原因や
水やりについて見ていきましょう。
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さつまいも栽培で葉が枯れる原因は?
さつまいもの栽培では、植え付け時は水やりが
必要です。
でも、地植えであれば、その後は水やりをしな
くても大丈夫な場合がほとんどです。
それほど乾燥に強いさつまいもですが、葉が枯
れているのを発見することがあります。
これは、水やりが必要なサインなのでしょうか?
さつまいもの葉が枯れる原因を見ていきましょう。
◆さつまいもの葉が枯れる原因
● 水分不足
極端な乾燥は、根が切れたり葉が枯れる原因と
なります。
● 水分過多
土中の水分が多すぎると、腐ったり病害虫の発
生につながる可能性があります。
● 立枯病
症状としては、葉が黄色っぽくなり、しおれて
きます。
ひどくなると、立ち枯れの状態となってしまい
ます。
原因は、糸状菌というカビの一種です。
● つる割病
症状は、下葉がしおれ、黄色くなり、葉が落ち
ます。
原因は、土中の糸状菌が根に侵入することで発
生します。
● 害虫(センチュウ)
根に寄生する害虫で、根腐れや葉が枯れる原因
となります。
初期では、葉の色が悪くなり、しおれてきます。
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さつまいもの葉が枯れる原因は上記のようなこ
とが考えられます。
病害虫による場合は、薬剤に頼る必要がありま
す。
ですが、水に関する場合は、土中の水分調整で
改善することもあります。
さつまいも栽培で水やりしなくて大丈夫?
さつまいもは、乾燥に相当強いので、定植以降
は水やりをしなくていいとされています。
ですが、近年の酷暑においては、水やりをする
必要も出てくるでしょう。
その目安となるのが、土の乾燥具合です。
極度の乾燥状態であれば、水やりが必要です。
その状態とは、地面がひび割れているなどです。
土を少し掘ってみて、完全に乾燥している場合
も水を与えた方がいいでしょう。
また、1週間に1回でも雨が降れば問題ありま
せんが、2~3週間雨が全く降らない場合は、
水やりが必要になるでしょう。
その際は、土の状態を確認してから判断してく
ださい。
水やりをする場合ですが、夕方など涼しい時間
帯にたっぷり与えましょう。
水が熱水になっていないかを確認してから与え
てくださいね。
そして、一度与えたら、その後しばらくは水や
りを控えます。
さいごに
さつまいもの栽培では、定植後は水やりは不要
です。
ですが、葉が枯れてくると心配になりますよね。
葉が枯れる原因が水不足なら、水やりをしまし
ょう。
近年の酷暑などで、このように水やりが必要な
場合があります。
土の状態などを観察して、極度の乾燥状態なら、
水を与えてくださいね。
ただし、水の与えすぎは禁物なので、頻度には
気を付けましょう。
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