「玉ねぎの茶色い皮を剥くと、黒い粉が付着していた・・・。」
そんな経験はありませんか?
この黒い粉の正体や原因がわからないと、食べるのがちょっと
不安になりますよね。
ここでは、玉ねぎについている黒い粉は一体何なのかについて、
正体や原因を探っていきます。
また、「黒い粉が付いた玉ねぎは食べられるのか」や注意点に
ついてもお話していきます。
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玉ねぎの皮の黒い粉はなに?正体と原因
玉ねぎを料理に使おうと思って、茶色い皮を剥くと、黒い粉みたい
なのが付いていることがあります。
この黒い粉の正体は、実は「黒カビ」なのです!
では、なぜ玉ねぎの皮に黒カビが付くのでしょうか?
それは、気温が高い場所で保存してしまったからです。
玉ねぎは、気温が30℃くらいの場所で保存すると、黒カビが発生
しやすいのです。
また、通気性が悪い場所で保存した場合も、黒カビが発生しやすく
なります。
なので、黒カビを発生させないようにするためには、
風通しの良い冷暗所で保存する必要があるのです。
玉ねぎの皮の黒い粉は、購入時から付いているというケースもあり
ます。
これに関しても、お店側などの保存方法が適切でないと、黒い粉が
付いてしまいます。
玉ねぎの皮に付く黒カビは、ご家庭での保存方法のほか、購入する
までの保存方法が適切でないことが原因として考えられるのです。
ですが、玉ねぎの黒い粉は、適切に対処すれば健康には影響がない
ので安心してくださいね。
黒い粉が付いた玉ねぎを気付かずに買ってしまったとしても、心配
する必要はありません。
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玉ねぎの皮に黒い粉!?洗うと食べられる?
玉ねぎの皮に付いた黒い粉は黒カビですが、健康への悪影響はない
ので、処分しなくても大丈夫です。
もちろん、黒い粉が付いたまま食べるのは良くないので、しっかり
洗ってください。
この黒カビは、きちんと洗えば落ちます。
なので、玉ねぎそのものは安心して食べることができます。
でも、「カビは、奥まで根を張っているのでは」と心配する人もい
ますよね。
玉ねぎの皮に付いた黒カビは、玉ねぎの実の内部までは入りこまな
いタイプなのです。
そのため、玉ねぎの実そのものが傷んでいない限りは、食べること
ができますよ。
食べても良いのかどうかを判断する基準は、あくまで玉ねぎの実の
状態によります。
実が傷んでいたり、腐っていたりした場合は、黒カビを洗い落とし
ても、食べるのは危険です。
ちなみに、玉ねぎの皮に付いた黒カビは、水でこすり洗いするだけ
でOKです。
いつもよりもしっかり手でこすれば、黒カビはするっと簡単に落ち
ますよ。
「皮に黒カビが付いた玉ねぎを食べたことで、健康被害が出た」と
いう報告も、今のところないようです。
なので、しっかり洗い落とせば、人体への悪影響はまずないと考え
て良いでしょう。
さいごに
玉ねぎの皮についている黒い粉は、高温多湿な場所に保存した時
に発生する「黒カビ」です。
でも、玉ねぎの実の内側には入り込まないので、こすって洗えば
すぐに落ちます。
玉ねぎ自身が傷んでいる場合は食べられませんが、腐っているなど
の問題がなければ、黒い粉が付いていたとしても食べられます。
黒い粉が付いていた玉ねぎを食べての健康被害は報告されていない
ようなので、食べても問題ありません。
ただし、黒カビは、しっかり洗い落としてから食べてくださいね。
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