「うちの子の保険証、もうすぐなくなるの?!」
ニュースでマイナンバーカードと保険証の一体化が進んでいると知りつつも、ついつい後回しにしてしまっていた…そんな40代のお母さん、きっといらっしゃいますよね。
特に、中高生のお子さんがいると、部活や塾で忙しく、なかなか手続きに時間を割けないという方も多いのではないでしょうか。
でも、大丈夫!まだ間に合います。
この記事では、マイナンバーカードをまだ持っていないお母さんに向けて、お子さんのマイナ保険証に関する疑問や不安を解消し、スムーズに手続きを進めるための情報を分かりやすく解説します。
焦らず、一つずつ確認していきましょう。
Contents
なぜ今、子供のマイナ保険証が必要なの?
2024年12月2日より、健康保険証の新規発行が原則として終了しました。今後は、マイナンバーカードが健康保険証として利用されることが推奨されています。
「え、じゃあ今の保険証はもう使えないの?」
いいえ、すぐに使えなくなるわけではありません。現在お持ちの健康保険証は、原則として発行日から最長3年間は有効とされています。
しかし、いずれはマイナ保険証への切り替えが必要になります。
特にお子さんの場合、これから進学や就職などで保険証の提示が必要になる場面も増えてきます。早めにマイナ保険証の準備をしておくことで、将来的な手続きの手間を省くことができます。
マイナ保険証って何がいいの?メリットをチェック!
「結局、マイナ保険証にするメリットって何?」
そう思いますよね。マイナ保険証には、以下のようなメリットがあります。
■紛失・破損の心配が減る: マイナンバーカードと一体化しているので、保険証だけを আলাদাで持ち歩く必要がなくなります。
■就職や転職時も手続きがスムーズ: オンラインで資格確認ができるため、保険証の切り替え手続きが簡略化されます。
■医療費控除の手続きが簡単に: マイナポータルを通じて、医療費の情報を自動で取得できるようになる予定です。
■より正確な医療情報: 過去の薬剤情報や特定健診の結果などを医療機関が確認できるようになり、より適切な医療を受けられる可能性があります。(本人の同意が必要)
お子さんにとっても、進学やアルバイトなどで初めて医療機関を受診する際に、スムーズに手続きができるというメリットがあります。
まだ間に合う!子供のマイナンバーカードを作るステップ
「うちの子、まだマイナンバーカード作ってない!早く作らなくっちゃ!」
と、焦らなくても大丈夫。以下のステップで、お子さんのマイナンバーカードを作成することができます。
■ステップ1:申請書の準備
お子さんのマイナンバーカードの申請には、以下のいずれかの申請書が必要です。
・通知カードに付属の申請書: マイナンバーが記載された通知カードと一緒に送られてきた申請書です。
・マイナンバーカード交付申請書(手書き用): 市町村の窓口やマイナンバーカード総合サイトから入手できます。
・オンライン申請の場合の申請画面: マイナンバーカード総合サイトからオンラインで申請する際に表示されます。
もし通知カードを紛失してしまった場合は、お住まいの市区町村の窓口で再発行の手続きを行う必要があります。
■ステップ2:申請方法を選ぶ
申請方法は、主に以下の3つがあります。
郵送申請: 申請書に顔写真を貼り付け、必要事項を記入して郵送します。
スマートフォン・パソコンからのオンライン申請: スマートフォンで顔写真を撮影し、マイナンバーカード総合サイトから申請します。
証明写真機からの申請: 一部の証明写真機からマイナンバーカードの申請ができます。
お子さんの場合、オンライン申請が比較的簡単でおすすめです。スマートフォンがあれば、自宅で手軽に申請できます。
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■ステップ3:顔写真の準備
申請には、お子さんの顔写真が必要です。以下の点に注意して準備しましょう。
・6ヶ月以内に撮影されたもの
・正面、無帽、無背景
・鮮明で、影がないもの
・背景と人物の境界がはっきりしているもの
オンライン申請の場合は、撮影した顔写真データをアップロードします。郵送申請や証明写真機からの申請の場合は、規定のサイズに印刷した写真を貼り付けます。
■ステップ4:申請
選択した申請方法に従って、申請を行います。
オンライン申請の場合は、画面の指示に従って必要事項を入力し、顔写真データを送信します。
郵送申請の場合は、申請書を封筒に入れて郵送します。
■ステップ5:交付通知書の受け取り
申請後、1ヶ月~2ヶ月程度で、市区町村から交付通知書(ハガキ)が届きます。
■ステップ6:マイナンバーカードの受け取り
交付通知書に記載された期日までに、指定された窓口にお子さんと一緒に受け取りに行きます。
受け取りの際には、本人確認書類(お子さんの健康保険証や母子健康手帳など)と交付通知書が必要です。
子供のマイナ保険証利用登録はどうするの?
マイナンバーカードを受け取ったら、次は保険証としての利用登録が必要です。主に以下の2つの方法があります。
1.マイナポータルからの登録
お子さんのマイナンバーカードと、読み取りに対応したスマートフォンまたはICカードリーダーが必要です。
マイナポータルアプリをインストールし、お子さんのマイナンバーカードを読み取り、画面の指示に従って登録を行います。
親御さんのスマートフォンで、お子さんのマイナポータルアカウントを作成し、連携することで登録が可能です。
2.医療機関・薬局の顔認証付きカードリーダーでの登録
一部の医療機関や薬局に設置されている顔認証付きカードリーダーでも登録が可能です。
お子さんのマイナンバーカードを持参し、カードリーダーにマイナンバーカードをかざして登録を行います。
マイナポータルからの登録は、自宅で手軽にできるのでおすすめです。
注意しておきたいこと:子供のマイナカードに関するQ&A
「子供のマイナカードを作る上で、何か注意することはある?」
はい、いくつか注意しておきたい点があります。
Q1:子供が小さくて顔認証ができない場合は?
A:顔認証が難しいお子さんの場合は、暗証番号を設定することで保険証として利用できます。また、医療機関によっては目視での本人確認を行う場合もあります。
Q2:子供のマイナンバーカードの管理はどうすればいい?
A:マイナンバーカードは大切なものですので、紛失しないように大切に保管してください。お子さん自身にも、取り扱いについて注意を促しましょう。
Q3:マイナンバーカードを作るのに費用はかかるの?
A:マイナンバーカードの初回発行手数料は無料です。ただし、紛失などによる再発行の場合は手数料がかかります。
Q4:中高生が自分で申請できるの?
A:原則として、15歳未満のお子さんのマイナンバーカード申請は、親権者の方が行う必要があります。15歳以上であれば、本人が申請することも可能です。
さいごに
焦らず、一歩ずつ。まずは情報収集から始めましょう
マイナ保険証への切り替えは、少し複雑に感じるかもしれませんが、一つずつ手順を踏んでいけば必ずできます。
まずは、お住まいの市区町村のウェブサイトや、マイナンバーカード総合サイトで最新の情報を確認してみましょう。
もし、手続きで困ったことがあれば、市区町村の窓口に相談することもできます。
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お子さんの将来のためにも、そしてご自身の安心のためにも、早めにマイナ保険証の準備を始めてみませんか?
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