「かぼちゃ」の栽培において、収穫どきは分かりづらいです。
そこで、かぼちゃの収穫時期や目安についてご紹介していきます。
また、かぼちゃは、収穫後の追熟方法と期間についてもお伝えしていきます。
収穫後に洗うのかどうかについても触れています。
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かぼちゃの収穫時期と目安は?
「かぼちゃ」の栽培は、わりと簡単なので初心者にも人気です。
家庭菜園で栽培しているかぼちゃが大きく成長してくれると、本当にうれしいですよね。
では、そんな立派に育ったかぼちゃは、いつ収穫すれば良いのでしょうか?
収穫どきについて見ていきましょう。
かぼちゃの収穫時期は、7月~8月頃です。
開花&受粉後からすると、
日本かぼちゃが30~40日後です。
西洋かぼちゃだと、50~60日後となります。
といっても、この日数で収穫適期を判断するのは難しいでしょう。
美味しいかぼちゃを収穫するには、収穫の目安を見逃さないようにしなければなりません。
その収穫の目安を見ていきましょう。
まず、分かりやすいのは、「果梗(かこう)」の変化です。
「果梗」とは、実とツルがつながっている部分のことです。
この”果梗がコルク状になったら収穫OK!”と聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。
”果梗がコルク状になる”とは、どんな状態なのか詳しく見ていきましょう。
収穫のタイミングが近づくと、果梗が徐々に枯れてきます。
そして、この果梗にタテ線が入ってきます。
さらに、細かいヨコ腺が入ってくると、”コルク状”となり、収穫のベストタイミングとなります。
また、実の皮に爪を立てて傷がつかないくらい皮が硬くなっていたり、表面のツヤがなくなってきたのも、収穫の目安となります。
日本かぼちゃでは、白い粉が吹き出してくると収穫OKです。
収穫時期の目安をまとめると、次の通りです。
★果梗にタテ線&ヨコ線が現れ、コルク状になる
★実の皮が爪で傷がつかないくらい硬くなった
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★実の皮の表面のツヤがなくなった
★日本かぼちゃの皮に白い粉が吹き出す
このようなことが、かぼちゃの収穫するタイミングの目安となります。
よく観察して、早く収穫しないようにしましょう。
ちなみに、収穫するのが遅れるのは大丈夫です。
ただし、あまりに遅くなると、かぼちゃが腐ってしまいます。
収穫適期から1週間以内に収穫すると良いでしょう。
かぼちゃ収穫後の追熟方法と期間は?保存方法
「かぼちゃ」は、収穫後すぐに食べることもできますが、少し置いておいたほうが美味しくなります。
かぼちゃは、収穫後に追熟するためです。
この追熟の過程で、かぼちゃのデンプンは、徐々に糖に変わっていき、甘みが増します。
かぼちゃの収穫後の追熟方法は簡単です。
収穫後のかぼちゃを、涼しくて風通しの良い場所にしばらく置いておくだけです。
追熟期間は、2週間~1ヵ月程度です。
このように追熟させたかぼちゃは、どのように保管すれば良いのでしょうか?
保存方法について見ていきましょう。
追熟後のかぼちゃは、涼しい場所で保管します。
保存できる期間は、3ヶ月程度となります。
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かぼちゃは収穫後に洗う?
収穫後に少し置く場合、かぼちゃは洗っても良いのでしょうか?
この場合は、洗わないほうが良いです。
洗ってしまうと、水気が残ってしまうことがあります。
すると、そこから腐ってしまうなど、実が傷んでしまうからです。
こうなると、少し時間をおいても、美味しく食べられなくなります。
さいごに
大切に育てた「かぼちゃ」をタイミング良く収穫するには、その目安を見逃さないようにしましょう。
果梗などを観察して、収穫時期を見極めてください。
そして、早く収穫してしまわないように気を付けましょう。
収穫するのが少し遅れるのは大丈夫です。
収穫後に「かぼちゃ」は、追熟させると甘みが増して美味しくなります。
長期保存もできるので、収穫後は少しおいて追熟させましょう。
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