お盆のお膳はいつからいつまで供える?いつ下げる?並べ方と料理献立

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お盆にはご先祖様をお迎えする準備をしますね。
そのひとつとして、お膳をお供えします。
このお膳、いつからいつまで供えるものなのでしょうか?
そこで、お盆にお供えするお膳について、期間やタイミング、並べ方、料理の献立についてご紹介していきます。

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お盆のお膳はいつからいつまで供える?

まずは、お盆にお膳をお供えする期間は、
一般的には8月13日~8月16日となります。
   
この期間中、毎日3食お膳をお供えします。
   
ただ、回数は、ご家庭によって異なるようです。
1日1食だけお供えするというご家庭もありますし、1日2食というところもあるようです。

また、お盆の期間中に1回だけお膳をお供えするというご家庭もあるなど様々です。
これは、代々の伝わるやり方に従ってお供えしているご家庭もあれば、地域の風習でお供えしているご家庭もあるためです。

お盆の期間中に1回だけという場合は、親戚が集まる日にお膳をお供えすることが多いようです。

   

お盆のお膳はいつ下げる?

お盆のお膳はどのタイミングでお供えするものなのでしょうか?
   

これは、私たちがご飯を頂く前にはお供えしましょう。
1日3食お膳をお供えする場合は、朝・昼・夜の食事前ということになりますね。

   
では、お膳を下げるのはいつなのでしょうか?
   
毎日3食お膳をお供えする場合ですと、お供えの準備をする時で良いでしょう。
つまり、昼・夜のお膳をお供えする前ですね。

でも、夜のお膳をお供えしたまま翌朝まで置いておくのは良くないですよね。
なので、夜は、早めに下げてしまっても良いです。

ただし、昼・夜に関しても、夏の暑い時期なので、早めに下げるご家庭も多いようです。
とくに、近年は酷暑が続きます。
お供えした食べ物が傷まないうちに早めに下げるのがいいでしょう。

   

お盆のお膳の並べ方と料理献立は?

さて、お盆にお膳をお供えする際には、どのような料理にしたら良いのでしょうか?
   

基本的には、肉や魚を使わない「精進料理」『一汁五菜』でお供えします。
   
(1)白米

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「親椀」に、ご飯を丸くよそいます。

   

(2)お吸い物、味噌汁
 
「汁椀」に、お吸い物などを入れます。
具材は、ネギやワカメなど普段と同じもので大丈夫です。

   

(3)お漬物

「腰高」・「高皿」に、たくあんやきゅうりの浅漬けなどを「2切れ」用意します。

   

(4)煮物

「平椀」に、煮物を盛り付けます。
地域によって、煮物の具材が決まっているところもあるようです。
一般的には、高野豆腐やこんにゃく、しいたけなどの煮物となります。

   

(5)酢の物や和え物

「つぼ椀」に、酢の物や和え物を小さな山型にこんもり盛ります。

   
料理が準備出来たら、仏膳に並べます。
そして、お膳の並べ方も合っているのか不安になりませんか?

この時の並べ方は、

左手前:親碗(ご飯)

右手前:汁椀(汁物)

真ん中:腰高・高皿(漬物)

左奥:平椀(煮物)

右奥:つぼ椀(酢の物など)

   
この時の並べ方は、宗派によって異なる場合があります。
ご家庭の宗派を確認して並べましょう。
来年忘れないように、写真を撮っておくといいですね。

そして、お箸を添えて供えます。
この時、お箸は、仏壇からみて手前になるように置きます。

   

▼ 分かりやすい動画がありましたので、ご参考にされてください。

   
▼ 関連記事
『お盆の提灯はいつから?飾り方と片付け方そして仕舞い方も!』

   
   

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さいごに

お盆のお膳を準備するのは大変ですよね。

ご家庭によって決まり事がある場合もありますが、献立に関しては、普段食べているものでも良さそうです。
普段作り慣れていないものなら気が張りますが、普段から作っているものなら気が楽になりますね。

気持ちを込めてお供えしたお膳に、ご先祖様も喜んでくださるでしょう。

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