これからの季節は「根菜類」の野菜が美味しくなります!
なかでも、「大根」はおでんなどに欠かせないですよね。
ところで、この「大根」の『葉』はどうされていますか?
今回は、『大根の葉』のレシピと栄養についてご紹介します。
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大根の葉のレシピで常備菜を!
「大根」をたくさんいただくのは嬉しいけど、『葉』をどうしよう・・・
と悩まれたことはありませんか?
実は、この「大根の葉」は、色々な料理に使えるのです!
まずは、あると便利な「常備菜」を作ってみましょう。
作り置きしておく「常備菜」は、忙しい時にはとても助かります。
「大根の葉」で作れる簡単な常備菜をご紹介します。
★大根の葉のふりかけ
(材料)
○ 大根の葉 1本分
○ 調味料
・砂糖 小さじ1
・みりん 小さじ1
・醤油 小さじ1
・料理酒 小さじ1
○ 和風だしの素 少々
○ 鰹節 適量
○ ごま 小さじ1~2
○ ごま油 少々(なければサラダ油)
(作り方)
(1)大根の葉をよく洗い、細かく刻みます。フライパンにごま油を入れ、温まったら、刻んだ大根の葉
を入れます。
(2)フタをして中火で加熱し、葉がしんなりしてきたらフタをあけ、水分が無くなるまで炒めます。
(3)水分が無くなってきたら、調味料と和風だしの素を加えて、炒めます。
(4)調味料がフライパンに少しこびりつくようになってきたら弱火にして、鰹節とごまを入れてざっく
り混ぜて、火を止めます。
(5)出来上がり!!
※混ぜご飯やおにぎりにどうぞ! 卵焼きに入れても美味しいですよ。
他には、「漬けもの」や「煮びたし」「きんぴら」にしても美味しくいただけます。
大根の葉で栄養満点のレシピに!
「大根の葉」は、栄養豊富な『緑黄色野菜』に分類されます。
風邪を引きやすくなるこれからの季節には、欠かせない栄養がたくさん詰まっています。
では、「大根の葉」の栄養を詳しくみていきましょう。
油と一緒に調理することで吸収率が高まります。
★『カルシウム』・・・骨や歯のほか、筋肉の健康に欠かせない栄養素です。
また、血液にかかわる各種ホルモンの分泌を促す作用もあります。
(含有量:ほうれん草の約5.3倍)
★『カリウム』・・・ナトリウムの排泄を促し、血圧を正常に保つ働きがあります。
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★『鉄分』・・・血液中や筋肉に含まれる成分で、体全体に酸素を運ぶ重要な栄養素です。
体温維持や疲労回復などに働きかけます。
(含有量:ほうれん草の約1.5倍)
★『ビタミンC』・・・白血球の働きを強化し、免疫力を高めてくれます。
風邪予防のほか、ガンの予防にも役立ちます。
(含有量:ほうれん草の約5.5倍)
★『ビタミンK』・・・血液の働きを助け、骨の健康維持にも重要な栄養素です。
★『ビタミンP』・・・毛細血管を強くしてくれます。
★『葉酸』・・・造血に必要な栄養素です。また、新しい細胞の生成にも必要な成分です。
このように、「大根の葉」には、さまざまな栄養素が豊富に含まれています。
これらの栄養素により、新陳代謝や免疫力を高めたり、血行促進などの働きで、風邪予防や冷え
性の改善にも効果があります。
大根の葉のレシピはおかずもあります!
栄養豊富な「大根の葉」を、常備菜だけでなく、メインとなるおかずでもいただきたいですよね。
おかずにぴったりなレシピをご紹介します。
★大根の葉と塩昆布の炒め物
(材料)4人分
○ 大根の葉 1本分
○ 塩昆布 小さじ1
○ すりゴマ 大さじ1/2
○ ごま油 適量
(作り方)
(1)大根の葉を3cmくらいの長さでざく切りにします。
(2)フライパンにごま油を入れて、温まったら、大根の葉を入れます。少ししんなりする
まで炒めます。
(3)塩昆布を入れて混ぜ合わせるようにさっと炒めます。
(4)すりゴマを入れて全体に混ざれば火を止めます。
(5)出来上がり!!
また、しめじなどのきのこと一緒にオイスターソースで炒めたり、豚バラと炒めても美味し
くいただけます。大根と一緒に煮たり、天ぷらにしても美味しいですよ。
たくさんあって、一度に食べきれない場合は、軽く茹でてから冷凍保存するとよいでしょう。
また、洗った「大根の葉」を陰干しして乾燥させ、細かく刻んで保存することもできます。
お味噌汁の具材にぴったりですよ。
さいごに
スーパーではなかなか購入することができない「大根の葉」ですが、一度にたくさんもらう
と困ってしまいます。
でも、案外いろいろな料理に使えるものです。青菜として考えると、美味しいレシピを思い
つくのではないでしょうか。
さまざまな料理を試してみられてください。
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栄養豊富な「大根の葉」を健康に役立てましょう!
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