お子さんをお持ちの主婦にとっては、「ツナ缶」は常備品ではないでしょうか。
献立にあと1品欲しいときや、サラダのボリュームアップなど、「ツナ缶」が
あると安心ですよね。
でも、最近は、「鯖缶」も人気があるんですよ。
買い物の購入リストになかなか入らなかった「鯖缶」が、なぜ人気なのでしょうか?
今回は、「鯖缶」の人気の理由と食べ方についてご紹介していきます。
缶詰を選ぶ際の気を付ける点についても触れていきます。
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鯖缶が人気の理由は?体に悪い!?
「鯖缶」が人気の理由は、「価格」「手軽さ」「栄養」「保存」に関係しています。
では、順番に見ていきましょう。
★「価格」
野菜などは、気候により、価格が大きく変動しますよね。
魚も漁獲量により、価格が変動します。
ですが、「鯖」に関しては、漁獲量が安定しているので、価格も年間通して安定して
いるのです。
なので、購入しやすい商品といえます。
★「手軽さ」
「鯖缶」は、スーパーやコンビニなどで購入できます。
そして、缶を空けたら、そのままでも食べることができます。
さらに、料理のメインおかずとしてアレンジもできます。
この手軽さは、忙しい主婦にとっては魅力ですよね。
★「栄養」
「青魚」の栄養価の高さについてはご存知の方も多いでしょう。
「鯖」は、その青魚の代表格ですよね。
なので、当然、栄養豊富な魚なのです。
「鯖」は、良質のたんぱく質と、不飽和脂肪酸の一種である『DHA』と『EPA』
などを多く含んでいます。
『DHA』は、『ドコサヘキサエン酸』といいます。
これは、脳の活性化に役立つ栄養なので、”勉強ができるようになる”というので
有名ですよね。
お子さんだけでなく、記憶力の衰えを感じてきている40代にとっても摂りたい
栄養素です。
『EPA』は、『エイコサペンタエン酸』といいます。
『DHA』と『EPA』には、体内の血液の流れを良くし、コレステロールの低下
にも役立つとされています。
「鯖缶」には、これら『DHA』と『EPA』のほかにも、『ビタミンB2』など
のビタミン類が豊富です。
このようなビタミン類により、疲労回復や骨の強化に役立つとされているのです。
『カルシウム』の多い骨まで食べれるのは、缶詰の良さですよね。
★「保存」
缶詰は、長期間保存できるので、非常食にもなります。
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「鯖缶」の賞味期限は、「3年」となってるものが多いでしょう。
このように、魅力がたくさんの「鯖缶」ですが、気を付けることもあります。
それは、” 缶” の「環境ホルモン」です。
缶詰に使用する” 缶” は、内面が樹脂でコーティングされているものが多いです。
この樹脂が環境ホルモン物質の「ビスフェノールA」といわれるものであることが
多いのです。
溶出した「ビスフェノールA」が体内に入ると、ホルモンの働きを乱す恐れがある
といわれています。
なので、できるだけ、「ビスフェノールA」を使用していない商品を選びたいとこ
ろです。
ですが、缶に使用されている成分などは、私たちには分かりませんよね。
そこで、選ぶ際の目安になるのが、メーカーと
缶の種類です。
メーカーでは、「マルハニチロ食品」の商品は安全そうです。
ホームページなどで、「ビスフェノールA」対策への積極な取り組みをされているこ
とが分かります。
あとは、生協でも「ビスフェノールA」対策をしているところもあります。
缶では、タルク缶という底が白い缶は、内面の樹脂が溶出しにく
いようです。
製造時も、このタルク缶は、環境に優しい工程となっています。
そして、商品の製造が新しいものを選ぶようにしましょう。
古いものは、「ビスフェノールA」が溶出しやすくなっている場合があります。
鯖缶の食べ方は温める?美味しいアレンジ料理
「鯖缶」は、そのままでも食べれますが、温めるとより美味しくなります。
料理にアレンジしないのであれば、缶ごと湯せんで温めたり、ほかの容器や器に
移して、電子レンジで温めましょう。
「鯖缶」は、いろいろな料理にも使えます。
「鯖水煮缶」なら、「トマト煮」や「パスタ」「カレー」などにすると美味しい
ですよ。
「トマト煮」は、トマトソースと「水煮缶」を汁ごと一緒に煮込むだけです。
とっても簡単にお洒落な1品が出来ます。
「鯖味付け缶」は、しょうゆベースの味付けがしてあるので、「炊き込みご飯」
や「煮物」などにすると美味しいです。
「鯖味噌煮缶」は、野菜と一緒に「味噌炒め」にしたり、「煮物」にしてもいい
ですね。
さいごに
「鯖缶」のお手軽さは、主婦にとっては嬉しいですよね。
それで栄養もしっかり摂れるとあれば、日々の食事に取り入れていきたいものです。
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