最近は、健康志向の方が増え、「高カカオのチョコレート」が人気です。
「チョコレート」と言うと、「甘い」「太る」というイメージですよね。
でも、「高カカオのチョコレート」は、むしろ健康に大きく役立つのです!
そこで、「高カカオチョコレート」ってどんなチョコレートなのか?
また、期待される効能や、どんなものを選んだら良いかということについてお話して
いきます。
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高カカオのチョコレートってなに?
そもそも、「高カカオのチョコレート」とはどのようなものなのでしょうか?
「高カカオのチョコレート」とは、「カカオの量が70%以上のチョコレート」を指します。
最近流行の「カカオ72%」とか「カカオ95%」などといったチョコレートがそうです!
逆に、「ミルクチョコレート」は、カカオの量がそれほど多くはありません。
なので、「高カカオのチョコレート」には分類できないのです。
では、「高カカオのチョコレート」なら、どんなものでも良いのでしょうか?
実は、「高カカオのチョコレート」の中で1番おすすめなのは、「72%」のものだと言われ
ています。
「え!?カカオの量が多い方が体にいいんじゃないの?」と思うかもしれませんね。
カカオには、体に良い成分だけではなく、油分も含まれています。
カカオの量が多くなると、それに比例して、カカオ油の量も多くなってしまいます!
その結果、脂分を摂り過ぎてしまい、高カロリーになってしまうのです。
これでは健康に良いどころか、逆効果になってしまいますよね。
それに、カカオが「90%」などになると、苦みのかたまりで、あまり美味しいとは言えません。
なので、「高カカオのチョコレート」は、「72%」前後のものを選ぶと良いでしょう。
高カカオのチョコレートはこんな場合におすすめ!
では、「高カカオのチョコレート」には、具体的にどのような効能があるのでしょうか。
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まず期待される効能は、動脈硬化などの生活習慣病の予防です。
カカオには豊富な『ポリフェノール』が含まれています。
その『ポリフェノール』の1つである『プロシアニジン』は、体内の悪玉活性酸素を抑制する
働きを持っています。
その結果、血流を促進させることができ、高血圧や高血糖、肥満の予防に役立ちます。
このことが、生活習慣病のリスクを下げることにつながるのです。
また、悪玉活性酸素は、がんの原因の1つでもあります。
そのため、「高カカオチョコレート」で悪玉活性酸素を抑制することで、がん予防にも効果が
期待できます。
つぎに挙げられるのが、腸の働きを整える効果です。
「高カカオチョコレート」には、『カカオプロテイン』と呼ばれる成分も豊富に含まれています。
『カカオプロテイン』は、腸内の善玉菌のエサになると言われています。
その結果、腸内の「短鎖脂肪酸」と呼ばれる物質が増え、腸のぜん動運動が活発になります。
そして、腸内環境が正常な状態に導かれていくのです。
なので、便秘で悩んでいる方は、「高カカオのチョコレート」と試してみることをおすすめします。
さいごに
「高カカオのチョコレート」とは、カカオ量が「70%以上」のチョコレートのことです。
しかし、カカオ量が多ければ良いというわけではなく、「72%」程度が適量だと言われています。
カカオ量がそれ以上になると、かえってカロリーが高くなるので気をつけてくださいね。
「高カカオのチョコレート」は、毎日食べると、生活習慣病やがんの予防に役立つとされています。
また、腸の働きを正常にし、便秘を改善する効果も期待できます。
まさに、現代人が抱える不調を改善するのに役立つチョコレートだと言えます。
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ただし、食べすぎないように気を付けましょう!
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