「里芋」を調理する際には、下処理として、ぬめりを取っておかなければなり
ません。
そうしないと、調理した時に、味がしみ込みにくくなるからです。
でも、「里芋」の下処理って、手がかゆくなったりしますよね。
そこで、「里芋」の下処理の方法や、上手に行うためのポイントをお話してい
きます。
また、購入後&下処理後の「里芋」の保存方法についても触れていきます。
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里芋の下処理はゆでるのがポイント!?
では、早速「里芋」の下処理を安全に行う方法を見ていきましょう。
「里芋」は、まず洗って泥を落とし、布巾で軽く拭いて、水分を取りましょう。
つぎに、「里芋」の上と下の部分を、上下が平行になるように切り落とします。
さて、いよいよ皮をむくのですが、里芋はぬめりがあるので、すべりやすいです。
そこで、先ほど平行に切った上下部分のどちらかを下にして、まな板の上に置きます。
その状態のまま、まな板の上で皮を厚めにむいていきましょう。
手で持った状態で皮をむくよりも、むきやすくなりますよ!
ところで、「里芋」の皮をむいていると、手がかゆくなることがあります。
これは、「里芋」に含まれている『シュウ酸カルシウム』が皮膚を刺激するためです。
これを防ぐには、皮をむく前の「里芋」を、塩水もしくは酢水の中にしばらくつけて
おきましょう。
これにより、『シュウ酸カルシウム』がある程度分解されるので、刺激が減るとされ
ています。
そして、皮をむく時に、自分の手にも酢を塗ってからむくと、さらに効果的です。
もしくは、清潔な軍手をはめて作業をすれば、かゆくなりにくいですよ。
「里芋」の皮をむいたら、1度ゆでて、ぬめりをしっかり取ってしまいましょう。
塩でもんだり、水につけたりする方法もありますが、ゆでる方が時間はかかりません。
まずは、鍋に里芋とたっぷりの水を入れ、水の状態から強火にかけましょう。
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そして、1~2分ゆでます。
その後、軽く水洗いしたら「里芋」の下処理は完了です!
里芋の購入後と下処理後の保存は?
つづいて、「里芋」の保存について見ていきましょう。
まずは、購入後の「里芋」の保存方法です。
購入後の「里芋」は、泥を洗わずに保存すれば、1ヶ月は日持ちします。
でも、泥を洗い落としてしまうと、1週間程度しか持たなくなってしまいます。
なので、特に調理する予定がない場合は、購入後は泥が付いたままで保存することをオスス
メします。
ただし、「里芋」は寒さに弱いので、冷蔵庫に入れず、常温で保存してください。
泥のついた「里芋」を新聞紙でくるみ、直射日光が当たらない、風通しの良い場所で保存
します。
一方、下処理後の「里芋」は、冷凍保存すれば、1ヶ月くらい日持ちします。
食べやすいサイズに切ってから冷凍しておくと、料理に使う時に便利ですよ。
または、下処理をした後、「里芋」を水で冷まして、数分酢水につけておきます。
それを、たっぷり水が入ったタッパーかボウルに入れ、冷蔵庫で
保存します。
この形で保存すれば、変色することなく、4~5日保存できますよ。
さいごに
「里芋」にはぬめりがあるので、手で持たずに、まな板の上に置いて皮をむくといいですよ。
皮むきの時は、手がかゆくならないように、「里芋」を1度塩水か酢水につけましょう。
もしくは、手に酢を塗ってから皮むきをするという方法もオススメです。
軍手をして作業をすると、かゆみも抑えられ、ぬめりで「里芋」を落としてしまうことも
減らせます。
「里芋」は、購入後、泥が付いた状態のままなら、常温で1ヶ月日持ちします。
下処理してしまった後は、水に浸した状態で冷蔵庫に入れれば、4~5日くらい保存できます。
冷凍保存する場合は、食べやすい大きさにしておけば、料理の時に便利に使えますよ。
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