小学生の夏休みの宿題は親にとっても大変です。
なかでも、「読書感想文」は後回しにしがちですよね。
というのも、読書感想文の書き方を知らないケースが多いからです。
そこで、読書感想文の書き方のコツや原稿用紙の書き方を紹介していきます。
最近は夏休みが短くなっているので、さっさと宿題を終わらせてしまいましょう。
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読書感想文の書き方 小学生で3枚も書ける?
小学生の夏休みの宿題で「読書感想文を原稿用紙3枚」とあると、そんなに書けるのかと心配になります。
ですが、本の選び方や読み進め方を意識すれば、原稿用紙3枚は書けてしまうものです。
ここで紹介しているコツをお子さんに指南してあげてください。
あくまでも、書くのはお子さんです。
親は、お子さんが少しでもスムーズに読書感想文を書けるようにサポート役に徹しましょう。
では、まずは、本の選び方を見ていきましょう。
学校によっては、夏休み前に学校図書の本を数冊借りて帰るのではないでしょうか。
そのなかから、より興味を持って読める本を選ぶのが手っ取り早いです。
ほかに探すなら、伝記や推薦図書などから面白そうな内容のものを選ぶとよいでしょう。
つぎに、読み進め方です。
読み始める前に、読書感想文にどのような事を書けばいいのかを書き出しておきましょう。
読み進める時は、メモを取りながら読みましょう。
メモは、書きたい内容や印象に残る場面などを書き留めます。
もしくは、書きたい内容や印象に残る箇所に付箋を付けるようにしていきます。
付箋を使う場合は、感想文のどの部分に書きたいかが分かるようにします。
このようにすると、スムーズに書き進めることができるでしょう。
例えば、読書感想文の構成を決めて、番号を付けます。
その番号を付箋に書いて貼り付けると分かりやすいです。
本を読むのに数日かかるかもしれません。
ですが、読み進める時は、日にちを空けずに最後まで読んでしまうのがおすすめです。
書くことを意識して本を読んだら、内容をしっかり覚えているうちに書いてしまいましょう。
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読書感想文 書き方のコツは?
さて、読書感想文にはどのようなことを書けばよいのでしょうか?
構成を見ていきましょう。
(1)タイトル
(2)その本を選んだ理由
(3)あらすじ
(4)主人公など登場人物の長所や気持ちなど
(5)気になった内容や疑問など
(6)その本から学んだことや自分の気持ちの変化など
このような構成にして書くと、原稿用紙3枚は案外簡単に書けるでしょう。
ここで、ひとつ注意したいのが、「あらすじ」の書き方です。
「あらすじ」を子供が書くと、ついつい長くなってしまいがちです。
3行以内が理想です。
長くても5行以内に収めるようにしましょう。
なので、ここは、親子で一度話をまとめてみると書きやすいでしょう。
また、「タイトル」ですが、最初に決める必要はありません。
書く内容が決まってから決めてもよいです。
読書感想文の書き方 原稿用紙への書き方
読書感想文に書く内容がだいたい決まったら、原稿用紙に書いていきます。
◆まずは、タイトルを書きます。
原稿用紙の1行目に上3マス空けて書くのが一般的です。
◆そして、そのすぐ隣の行に氏名を書きます。
◆氏名の横は1行空けて、本文を書きだします。
その際は、上1マス空けます。
その後は、段落が変わるところで上1マス空けます。
文章が行の一番下のマスで終わり、「。」や「、」などの句読点が入らない場合があります。
この場合は、マス外に句読点を書きます。
次の行の一番上のマスに句読点を書かないようにしましょう。
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さいごに
読書感想文は、親にとっても大変な宿題です。
書き方を知らないと、いつまで経っても書けません。
これ、学校でも書き方を教えてくれなかったりするんですよね。
なので、親は最初から最後まで見てやる必要があり、時間を取られてしまいますよね。
ですが、読書感想文の書き方が分かれば、スムーズに書けるでしょう。
親は、サポート役として見守りましょう。
そして、子供が書き終わった感想文は、一度目を通してみてくださいね。
きっと、お子さんの思わぬ成長に気づかされるでしょう。
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