秋のガーデニングは、落ち着いた色のやや地味なもの
が多くなりますが、長い期間楽しめる花がたくさんあります。
今回は、ガーデニング初心者のかたでも育てやすい
「パンジー&ビオラ」をご紹介します。
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秋の花でガーデニングにおすすめなパンジー&ビオラ
秋には、どんなお花があるのでしょうか。
・ウインターコスモス(9月~12月)
・アリッサム(10月~6月)
・ガーデンシクラメン(10月~5月)
・カランコエ(10月~6月)
・キンギョソウ(3月~7月、10月~11月)
・コスモス(4月~11月)
・マーガレット(10月~6月
このようなお花がありますが、ガーデニング初心者の方に
おすすめなのが「パンジー&ビオラ」です。
冬の寒さにも強くてとても丈夫なので、ガーデニング初心者
でも育てやすい花です。
スミレ科の耐寒性一年草または宿根草で、秋~初夏にかけて
咲き続けます。
開花期の長さと豊富な花色が魅力の「パンジー&ビオラ」で
花壇やベランダを華やかにしましょう。
★パンジー&ビオラの育て方
開花時期:11~6月
苗の購入時期:10~3月
草丈:10~30cm
花色:赤、ピンク、白、オレンジ、黄、青、紫
◎購入時のポイント
寒さには強いですが、高温多湿には弱いので、暖地では10月
以降の涼しくなってから購入するとよいでしょう。
(苗を選ぶポイント)
・株元がしっかりしていてわき芽や葉数が多いもの
・蕾がたくさんあるもの
・病害虫がついていないもの
・茎や枝が無駄に伸びていないもの
◎育て方
<苗の植え付け>
秋の植付けは10月~11月までに行い、寒くなる前に充分
根を張らせておきましょう。
暖かくなってからの生育が良く、花も長く楽しめます。
・ 購入したポット苗を水はけと保水力のある肥えた用土に植え
つけます。
・ 市販の草花用培養土に、元肥として有機質肥料か緩効性化成
肥料を施します。
・根が周囲にびっしり回っている場合は、表面の根土だけを軽
くほぐして植え付けます。
<水やり>
・過湿を嫌うので、水の与えすぎに気を付けてください。
・鉢植えの場合は、表土が乾いたらたっぷりと水を与えます。
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・花壇の場合は、乾燥しすぎないように、土の状態をみて水やり
をしてください。
・冬場は、早朝や夕方の水やりは、土が凍ってしまう原因になります。
午前中の少し気温が上がったころに、水やりをしましょう。
<肥料>
晩秋から春までの間、次々にたくさんの花を咲かせますので、定期
的に追肥をしましょう。
元肥として緩効性化成肥料を施した後は、開花中に追肥をします。
追肥は、薄めた液体肥料か、緩効性の化成肥料を、月に2~3回施
します。
※冬の間の肥料は控えます。
<植え替え>
一年草なので、植え替えの必要はありません。
<病虫害>
「アブラムシ」が発生したら、早めに『オルトラン』を散布しましょう。
◎パンジー・ビオラの育て方のポイント
・日当たりが良い場所で育てると花もたくさん咲きます。
・水やりは、過湿を避け、表面が乾いたらたっぷりと与えます。
・種ができると株が弱って花付が悪くなるので、咲き終わった花がら
は早めに摘み取りましょう。
秋の花でのガーデニングで寄せ植えにするには?
お店には素敵な寄せ植えがたくさん並んでいますよね。
この秋は、「パンジー&ビオラ」を使った寄せ植えにチャレンジしてみませんか♪
寄せ植えにする際のポイントをご紹介します。
★同系寄せ
「 パンジー」+「ビオラ」など、葉や花の大きさや形が似ているもの
を組み合わせる植え方。
・背丈があまり変わらないので、配色などで組み合わせを決めていきます。
★高低組み合わせ
背丈の「高いもの」+「低いもの」の組み合わせで、奥行きや立体感を出す植え方。
(配置の基本)
「高いもの」を中心や後方に置く。
「中くらいのもの」を脇から手前に置く。
「低いもの」を手前側に置く。
植物の種類が多いと、まとめ難くなるので、最初は、少なめの種類で作ると良いでしょう。
★ダブルデッカー
ダブルデッカーとは、2階建てという意味です。
主に「球根」+「草花」を組み合わせた植え方。
植え替えをしていないのに、季節により見た目が変わります。
秋~春までは、草花だけの観賞になりますが、春以降は、球根植
物の花も咲くので、ボリュームがあって、華やかな寄せ植えにな
ります。大きめの鉢やプランターで作ると良いでしょう。
▼ 関連記事
『秋植え球根のチューリップはいつ植える?水やりと寄せ植えについて』
まとめ
気候の良い秋のガーデニングは楽しいですが、気温が下がってくると、作業がしづらくなります。
耐寒性のある植物で、手入れも簡単な「パンジー&ビオラ」なら、チャレンジしやすいでしょう。
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