玉ねぎの干し方!収穫後の上手な干し方で長期保存する方法

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家庭菜園で収穫した玉ねぎは、適正な保存方法で、長期間保存することができます。
ここでは、収穫後の玉ねぎの保存&干し方を紹介していきます。
干す際の直射日光や、収穫後の乾燥、「皮は剥いて干すのか?」などについてもお伝えしていきます。

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玉ねぎの干し方!収穫後の保存~皮は剥く?

玉ねぎは、品種により保存期間が異なります
大きく分類すると、「白玉ねぎ」「赤玉ねぎ」「黄玉ねぎ」となります。

一般的によく見かけるのが、茶色い皮の「黄玉ねぎ」です。
3種類のなかでは、この「黄玉ねぎ」が、最も長期保存に向いています。

ここでは、「黄玉ねぎ」の保存についてお話していきます。

「白玉ねぎ」「赤玉ねぎ」も、基本的には保存方法は同じです。
ただし、「黄玉ねぎ」のように長期保存はできませんので、ご注意ください。

では、収穫後の玉ねぎの干し方について見ていきましょう。

収穫した玉ねぎを長期保存するためには、
家庭菜園内である程度乾燥させるのがポイントです。
これが、第一段階です。

玉ねぎの収穫サインは、「葉が倒れる」です。
春撒きでは7割程度、秋撒きでは全部の玉ねぎの葉が倒れたら収穫適期です。

ですが、すぐに収穫しては、水分が多く、傷みやすくなります。
晴天が続く頃に水やりをやめて、土を乾燥させます。
さらに、玉ねぎを収穫後、畑で乾燥させます。
このようにすることで、玉ねぎの表面が乾燥し、必要のない水分が蒸発していくのです。

水分が多すぎると、玉ねぎは傷みやすくなります。
なので、収穫後は必ず干して乾燥させてくださいね。
畑での乾燥は、玉ねぎの表面が乾く程度です。
天気が良さそうなら、畑で2~3日乾燥させてもよいです。
この場合、玉ねぎの首の部分がカラカラに乾いていたら乾燥OKです。

さて、菜園内で乾燥させた後、さらにもう一度干します
これが第二段階です。
この時1つ疑問が出てきます。
それは、「玉ねぎの皮は剥いてから干した方が良いのかどうか」というものです。

玉ねぎを干す際は、皮は剥かずに乾燥させるのが正解です。
実は、玉ねぎの皮は、玉ねぎの内部を紫外線から守ってくれるのです。
玉ねぎは、紫外線や直射日光に当たると、傷みやすくなってしまいます。
これを防いでくれるのが、表面の茶色い皮なので、玉ねぎにとっては大事なものなのです。

ただし、皮は剥きませんが、根の部分だけは切り落としてから干してくださいね。
根を切り落として干すことで、玉ねぎが乾燥しやすくなり、傷みにくくなりますよ。

そして、葉の部分は、根元からでなく、15cmくらい残して切り落とします

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これによって、萌芽葉(ほうがよう)が出にくくなり、より保存しやすくなります。
この萌芽葉(ほうがよう)は、玉ねぎの新しい芽なのですが、これができると、養分がこちらの芽に移り、成長すると、玉ねぎがしぼんでしまいます。

玉ねぎの保存~上手な干し方で長期保存する方法

根を切り落として玉ねぎを干す時、長期保存のためのポイントがいくつかあります。
玉ねぎを干す場合は、湿気の多い場所は避け風通しの良い日陰に干しましょう。
また、先ほども少し触れましたが、
直射日光が当たる場所は避けてください。
室内に玉ねぎを干すのであれば、玄関先などが良いかもしれませんね。

玉ねぎを下に置いて干すのであれば、1個ずつ新聞紙にくるんで干すのがオススメです。
1個ずつくるむことで、玉ねぎを保護することができ、ダメージを防ぐことができます。

一方、高い所に吊るして干すのも、乾燥しやすくなるのでオススメの方法です。
この場合、玉ねぎの皮が剥けて散らばりやすくなるので、むき出しの状態にするのはNGです。
こんな時は、便利グッズとして、ストッキングやネットなどを活用しましょう。
玉ねぎを2~3個ずつストッキングやネットの中に入れ、紐で縛って軒先などに吊るします
こうすることで、皮が散らばる心配をせずに、玉ねぎを干しておくことができますよ。

このように干して保存することで、玉ねぎを3~6ヶ月くらい保存することが可能になります。

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「白玉ねぎ」「赤玉ねぎ」も、吊るして干すなどで乾燥させて保存します。
ですが、「黄玉ねぎ」よりも水分が多いため、長期保存はできません。
また、これらは、気温が高くなると芽が出やすくなるので、できるだけ涼しくて風通しのよいところで保管してください。
そして、早めに消費しましょう。

▼ 関連記事
『【玉ねぎの干し方】雨で濡れても大丈夫?外で干す場所に困るときの対処』


▼玉ねぎの干し方について分かりやすく解説されている動画があったので、ご参考にどうぞ!

さいごに

玉ねぎを長期保存するには、まずは、家庭菜園内である程度乾燥させておきます。

そして、さらに室内や軒先で干して保存します
が、この時、玉ねぎの皮は剥きません。
玉ねぎの内部を紫外線から守るために、表面の茶色い皮が必要だからです。

軒先に干す場合は、ストッキングやネットの中に入れると、皮が散らかりにくくなります。

玉ねぎは、上手に干すことで、3~6か月もの長期保存が可能になりますよ。
ただし、「白玉ねぎ」や「赤玉ねぎ」は、「黄玉ねぎ」のような長期保存は難しいです。

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