春蒔き白菜は、とても柔らかくて美味しいですよね。
ですが、上手に栽培するには知っておくべきポイントがあります。
というのも、種蒔きや苗を植える時期を間違えると、収穫が出来なくなってしまう可能性が高くなります。
そこで、春蒔き白菜の種まきの時期や、苗を植える時期などについてお話します。
また、春蒔き白菜を栽培する前に知っておきたい注意点についても触れていきます。
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白菜の栽培で春蒔きする時期は?
春蒔きタイプの白菜の場合は、3月中旬くらいに種蒔きをします。
ただし、栽培する場所の気候によって、種蒔きの時期が若干ずれます。
春蒔き白菜を寒い土地で栽培する場合は、
3月末~4月初旬にかけて種蒔きを行います。
一方、暖かい土地で栽培する場合は、
2月末くらいから種蒔きを開始してOKです。
栽培場所の気候によって種蒔きの時期が変わるので、苗を植え付ける時期も変わります。
基本的には、種蒔きをした後1週間~10日で、本葉が7~8枚ある大苗ができます。
この大苗ができたら、すぐに定植します。
初めの1週間~10日間は、ビニールで密封した状態で管理してください。
春蒔き白菜の栽培で花を咲かせないためには?
春蒔き白菜は、花が咲く前に収穫してしまわないと、葉が固くなり味が悪くなります。
春蒔き白菜を上手に栽培するポイントは、「花を咲かせない」です。
では、春蒔き白菜の花を咲かせないようにするためには、どうしたら良いのでしょうか?
春蒔き白菜は、長い期間低温の環境で育ってしまうと、花が咲きやすくなります。
そのため、栽培する際は、ビニールでトンネルを作り、暖かい環境を作ってあげましょう。
先述していますが、栽培の初期の段階では、ビニールで密封します。
これが大きなポイントとなります。
こうすることによって、気温が暖かく保たれ、花を咲きにくくしてくれます。
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また、花を咲かせないようにするためには、品種選びも大きなポイントになります。
トウ立ちが遅い品種や場所・時期に関わらず育てやすい品種が良いです。
トウ立ちが遅い品種では、「はるさかり白菜」や「野崎春蒔白菜1号」などがあります。
場所・時期に関わらず育てやすい品種では、「ハクサイ無双」がおすすめです。
本来であれば、白菜は、春蒔きではなく、夏蒔きタイプのものの方が育てやすいです。
暖かい時期に種蒔きをする品種であるため、花が咲きにくく失敗もしにくいのです。
春蒔き白菜を栽培したい場合は、種購入時の注意書きをよく読み、その通りに育ててください。
春蒔き白菜は、上級者向けのものなので、注意事項を守らずに育てると失敗やすくなります。
さいごに
春蒔き白菜は、文字通り、春先に種蒔きを行うタイプの白菜です。
でも、栽培する土地の気候によって、種蒔きをする時期が大きく変わるので、気をつけてくださいね。
種蒔き後、1週間~10日で苗ができるので、その後は温かい環境で密封して育てましょう。
暖かい環境で育てないと、花が咲いてしまい、白菜栽培が失敗に終わります。
また、春蒔き白菜は上級者向けになります。
なので、自信がない場合は、夏蒔きタイプの白菜栽培からチャレンジするのも、失敗しないためのコツの1つです。
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