【年賀状とは違う「年始状」とは】誰にいつ出す?書き方&文例

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近年送る方が増えている「年始状」。
「年賀状」とは異なるものとなります。
最近は災害の増加やコロナ禍も影響し、年賀状を出していいものかと悩むケースもあります。
このような場合に「年始状」を送られる方も増えています。
そこで、「年始状とは何か?」ということから、出す時期や書き方、はがきのデザインや文例について紹介します。

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年始状とは何?年賀状との違い

近年は、異常気象が原因なのか、台風や豪雨などによる大きな災害が増えています。
地震も1年に何度も起きていますよね。
コロナ禍で辛い状況を経験されている方もいらっしゃいます。
災害で被災された方やコロナの影響を受けられた方などへ年賀状を出して良いものかと悩みますよね。

このような年賀状を出すのを躊躇する場合には、「年始状」を送ると良いです。

   
では、「年始状」とは、どのようなものなのでしょうか?
あまり聞き慣れない方もいらっしゃるでしょう。
「年賀状」との違いなどを見ていきましょう。

   
まず、「年賀状」は、「謹賀」「慶賀」などのお祝いの言葉で、年始の挨拶をするものです。

   
一方、「年始状」は、「謹賀」「おめでとう」などのお祝いの言葉を書かない年始の挨拶状です。
   
東日本大震災の翌年から利用される方が増えてきました。
地震などの災害で被災された方に出す場合などに利用されることが多いようです。
   
また、喪中だけれども、相手との関係を考慮して喪中はがきを出さなかった方へも「年始状」を出されると良いでしょう。
このように、喪中であっても「喪中はがき」を出すのかどうかを迷うような間柄の方にも利用出来るのです。

そして、喪中の時に年賀状が届くことがあります。
この返礼として「年始状」を出すことも出来ます。

「喪中はがき」では近況報告の内容を書きませんが、「年始状」には近況を書いても問題ありません。

   

一般的には「喪中はがき」を受け取ったら、年賀状は控えます。
ですが、「年始状」は、「喪中はがき」を頂いたお相手への年頭の挨拶状としても利用できます。
   

◆「年始状」を送るケースのまとめ

・災害で被災された方へ出す場合

・喪中での「喪中はがき」を出すか迷う間柄
・喪中で年賀状を受け取った場合の返礼として

・喪中の方への年頭の挨拶状として

・コロナでちょっと大変な状況を経験された方に出す場合

   
「年始状」に使用するはがきは、年賀はがきではなく、普通のはがきがよいとされています。
デザインは、派手なものは控えた方がよいですが、地味にする必要もありません。
気持ちが明るくなるようなデザインを選ぶとよいでしょう。

そして、切手ですが、はがき同様、普通のものを貼りましょう。

   

年始状はいつ出せばよい?

では、「年始状」はいつ出せば良いのでしょうか?
出す時期を見てみましょう。

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「年始状」は、お祝いの言葉を控えて「年賀状」の代わりに出すものなので、お正月に届くように出します。
「年賀状」と同様、元日~1月7日までに届くように発送しましょう。
   

ただし、「年始状」は、普通はがきを使用するので、早めに出すと、年内に届いてしまいます
年末年始でも郵便配達は通常通り行われ、たいていは2~3日で配達されます。
なので、年内に届かないように年末に出すとよいでしょう
発送先により配達にかかる日数が異なるので、複数出す場合は少し面倒かもしれません。
年内に届かないようにだけ気を付けて、遅め(1月7日まで)に届くのは良しとしましょう。
発送する際は、念のため、郵便局で配達予定日を確認されると安心ですね。

   

年始状の書き方は?文例もご紹介!

「年始状」を書く際のポイントを見ていきましょう。

●「賀・慶・祝・寿」を含む「謹賀」「慶賀」などのお祝いの言葉は使いません
 「おめでとう」も控えます。 

新年の挨拶文と、相手を気遣う文章近況報告などを入れる。

   

” 新年の挨拶文 ” の例としては、つぎのようなものがあります。
   

・「新春」「初春」「迎春」

・「謹んで新年のご挨拶を申し上げます」

・「謹んで年頭のご挨拶を申し上げます」

・「新年のご挨拶を申し上げます」

・「あけまして ありがとうございます」

・「New Year Greetings」

   

つづいて、” 相手への気遣い ”” 感謝を表す ” 文例をご紹介します。
   

・お静かに新年をお迎えのことと存じます
 新しい年が皆様にとって明るい一年となることを
 心よりお祈りいたします

   
・昨年の災害に対し心よりお見舞い申し上げます
 新しいこの年が明るく穏やかな一年となりますよう
 祈念いたします

   
・新しく迎える年が皆様にとって明るい一年となりますよう
 心からお祈りいたします

   
・新しいこの年が幸多き年でありますよう祈念いたします

   
・旧年中は大変お世話になりました
 心より感謝いたします

   
・旧年中はあたたかいご支援を賜り
 心より感謝申し上げます

   
このように、新年の挨拶文の後には、
「相手への気遣い」「お世話になったことへの感謝の言葉」「近況報告」
といった文章を入れると良いでしょう。

そして、最後に「本年もよろしくお願いします」の一文を入れます。

   

さいごに

最近は、さまざまな新しい習慣が生まれています。
「年始状」もそのひとつです。
「喪中はがき」の代わりに出したり、災害で被災された方へ出したりと、利用される方がさらに増えてくるのではないでしょうか。

丁寧な新年の挨拶とともに、気になるお相手へ感謝や励ましの気持ちを伝えてはいかがでしょうか。

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