家庭菜園で「玉ねぎ」を育てる場合、冬の時期の管理も大切です。
あまり目立った成長がない時期ですが、「玉ねぎ」はデリケートで、寒さに
弱いからです。
また、冬を迎えるにあたっての、追肥のやり方に関しても知っておく必要が
あります。
ここでは、秋に植え付けをした「玉ねぎ」の追肥や、冬の時期の管理方法に
ついてお話していきます。
スポンサーリンク
玉ねぎ栽培での追肥の時期は?
「玉ねぎ」の栽培での最初の追肥は、植え付けをしてから2週間後くらいに
行いましょう。
2回目以降の追肥の時期は、早生品種か、中生品種・中晩生品種かによって
違ってきます。
まずは、早生品種の場合を見ていきましょう。
2回目の追肥は、1月下旬~2月上旬にかけて行います。
そして、3回目の追肥は、2月下旬~3月上旬にかけて行います。
つぎに、中生品種・中晩生品種の場合です。
2目の追肥は、2月下旬~3月上旬にかけて行います。
そして、3回目の追肥は、3月下旬~4月上旬にかけて行います。
なぜこのように追肥の時期が違うのかと言うと、品種によって収穫時期が違う
からです。
そのため、追肥のタイミングを間違えると育たなくなるので、気をつけてくだ
さいね。
追肥の際は、土と肥料がよく馴染むように与えてください。
土の上に肥料をかけただけだと、風で飛んでしまったり、雨で流されてしまっ
たりするからです。
土に溝を作り、その中に肥料を入れ、上から土をかけて馴染ませましょう。
プランター栽培の場合も、肥料をかけたら、その上に土をかぶせるようにして
ください。
スポンサーリンク
玉ねぎ栽培での冬に気を付けることは?防寒対策の方法!
「玉ねぎ」は、冬の間は成長のスピードをがくんと落とします。
でも、成長が遅くなるからと言って、全くケアしないというのはダメですよ。
「玉ねぎ」は寒さに弱い植物なので、防寒対策をしてあげる必要があるのです。
まず行いたい防寒対策は、株元に「有機マルチ」を敷くという作業です。
ビニール製の「黒マルチ」は、植え付けた後に設置することがかなり面倒です。
なので、ワラなどでできた有機マルチを株元に敷くと、簡単で良い防寒対策が
できますよ。
また、冬場は、水やりのタイミングについてもぜひ知っておいてください。
土が湿り過ぎると、根腐れを起こすので、水のやり過ぎに注意してください。
水を与える目安としては、土の表面が乾いてから数日後がベストです。
さらに、水をやるのは、できれば午前中から昼間に終わらせてください。
夕方以降は、夜にかけて気温が下がっていきますよね。
その時間帯に水をやると、土が凍ってしまい、寒がりな「玉ねぎ」にはダメージ
が大きくなってしまいます。
▼ 関連記事:収穫した玉ねぎの保存についてはこちらをどうぞ。
『玉ねぎ収穫後の保存 皮は剥く?上手な干し方で長期保存する方法』
さいごに
「玉ねぎ」の栽培では、タイミングを逃さずに、適切な時期に追肥を行う必要が
あります。
このタイミングは品種によって違うので、間違えないように気をつけてくださいね。
また、「玉ねぎ」は寒さに弱いので、冬は有機マルチで防寒対策をしてあげてくだ
さい。
さらに、冬場の水やりのタイミングや時間帯に関しても、ぜひ知っておいてください。
スポンサーリンク
関連記事