里芋栽培の種芋に親芋は何回使える?翌年栽培用の種芋の保存方法

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家庭菜園での里芋栽培で、来年も育てたい場合、種芋には親芋は使えるのでしょうか?
使えるなら、何回まで大丈夫なのでしょうか?
ここでは、里芋栽培で種芋として親芋を使う場合についての注意点などをまとめました。
そして、来年の種芋に使う芋はどのように保存したら良いか、その保存方法についてもお伝えしていきます。

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里芋栽培の種芋に親芋は何回使える?

家庭菜園で里芋を育てている人たちは、次の年の種芋に、親芋を使っているケースが多いです。

前の年に収穫した親芋を、次の年の種芋として使う場合
最低1回は種芋として使うことができます。

ですが、同じ芋を2回以上使う場合、里芋栽培が失敗に終わる可能性もあります。
なかには、親芋を2~3回程度種芋として使い、里芋栽培を成功させている話も聞きます。
ただし、「2回以上の使い回しで成功する」という保証はないので、その点は注意してくださいね。

   

では、親芋を次回の種芋として使う場合について見ていきましょう。
いくつか注意したいポイントがあります。
   

まず意識したいことは、「親芋を植える時は、できるだけ間隔を空けて植える」ということです。

なぜかと言うと、親芋を種芋として使った場合、広い範囲に株が張って、生育を妨げるからです。
そのため、できれば最低40cmくらいは間隔を空けて植えるようにすることが理想だと思います。
ちなみに、「親芋を植える時は、逆さ植えにした方が、植えた時の間隔が空くので良い」という意見もあります。
でも、間隔を40cm以上空けられれば、逆さ植えにしなくても問題ないことが多いです。
   

つぎに意識したいことは、「逆さ植えにする場合、親芋の真ん中にある大きな芽はカットしてから植える」ということです。

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これをしないと、芽がぶつかり合ってしまいます。
その結果、里芋の発育が悪くなる可能性があるからです。
ただし、上向きに植える場合は、芽がぶつかり合うことはありません。
なので、中心部の芽は、カットしてもしなくてもOKですよ。

   

里芋の種芋はどう保存する?

来年用の種芋を保存する場合、種芋を土の中に入れた形で保存することになります。

そのため、保存のための第一歩の作業は、「保存のためのスペースを確保する」ということです。
この場合、種芋同士を密着させて保存するので、保存場所は広くなくても大丈夫です。
   

まずは、保存する種芋をいくつか選んだら、保存場所に、深さ30cmほどの穴を掘りましょう。
   

つぎに、穴の底に藁を敷きます。
その上に種芋を置き、さらに上から藁をかけて蓋をします。
土の穴の中で保存している間、種芋は呼吸しているので、密閉しないようにすることがポイントなのです。
そのため、敷くもの・かけるものは藁が理想です。
ですが、都会だと、なかなか手に入れられない場合もありますよね。
そのような場合は、通気性が良いという理由から、防鳥用のネットなどでも代用可能です。
   

最後は、上から軽く土をかけて保存し、種芋が寒がらないような環境を作ってあげましょう。
土をかけることで、鳥や動物に種芋を持って行かれないようにするという効果も期待できますよ。

   

さいごに

家庭菜園での里芋栽培は、前の年にできた親芋を種芋として使うと、翌年も良い里芋が育ちます。

ただし、親芋は、何度も繰り返し種芋として使うことはできません。
せいぜい2回程度までなので、気をつけてくださいね。

翌年用の種芋は、土に穴を掘ってその中に入れ、通気性の良い状態で保存しましょう。

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