「ローストビーフ」は、大人にも子供にも人気の家庭料理の1つです。
クリスマスや記念日などの食卓を豪華にしてくれますよね。
オーブンで焼くことができるレシピですが、焼き加減を失敗することも
あるようです。
では、「ローストビーフ」で失敗してしまう原因とは何なのでしょうか?
また、オーブンで上手に焼くための方法はあるのでしょうか?
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ローストビーフはオーブンでの焼きすぎに注意!
ローストビーフは、「外側が香ばしく、中が柔らかい」というのが美味しさ
の基準です。
ところが、失敗すると中も外も硬くなって、噛むのが大変になってしまい
ます。
この失敗の大きな原因の1つは、オーブンでの焼きすぎです。
フライパンでローストビーフを焼く場合は、火加減を調整したり、途中でふた
をしたりして焼きます。
「一気に焼いてしまう」という焼き方ではないので、失敗しにくいのですね。
ところが、オーブンの場合は、ついつい一気に焼いてしまう人が多いようです。
しかも、「火がしっかり通るように」と焼きすぎてしまう人も少なくありま
せん。
ローストビーフを失敗してしまう原因が、もう1つあります。
それは、「密封して焼いていない」という点です。
ローストビーフをオーブンで焼く際、お肉をむき出しの状態で焼いていませんか?
この状態で焼くと、肉汁が全て外に出てしまうため、硬くなってしまうのです。
ローストビーフをオーブンで焼く時は、アルミホイルなどで包んで焼きましょう。
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ローストビーフをオーブンで上手に焼く目安は?
では、ローストビーフをオーブンで上手に焼く目安とは、どのようなものなの
でしょうか?
オーブンでローストビーフを焼く場合は、高温で焼いてはいけません。
オーブンの性能にもよりますが、100~140℃くらいの温度で焼くように
してください。
焼く1時間くらい前にはお肉を冷蔵庫から出し、常温にしてから焼いていき
ます。
100~140℃で20分くらい焼いたら、ローストビーフを1度オーブンか
ら出してください。
そして、お肉の中心部に温度計を刺し、温度の確認をします。
この温度が55℃くらいになるまで、オーブンで焼いていってください。
もう少ししっかり焼きたいという場合は、60~65℃くらいになるまで焼い
てもOKです。
ローストビーフをオーブンで焼く場合、焼き時間よりも、お肉の中心部の温度
を重視してください。
120℃までしか上がらないオーブンの場合は、少し長めに焼いて、お肉の中
心部の温度をこまめに確認してください。
さいごに
ローストビーフで失敗する原因は、オーブンでの焼きすぎと、「密封しない
まま焼いている」というものです。
ローストビーフは、お肉の中心部が55~65℃くらいの温度になるのが
理想です。
オーブンの温度や焼き時間よりも、お肉の中心部の温度の方が重要なのです。
そのため、こまめにお肉に温度計を刺し、何度か確認しながら焼くようにし
ましょう。
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