「落花生」は、大人も子供も好きですよね。
よく食べるのは、ちょっぴり塩気の効いたピーナッツではないでしょうか。
ほどよい塩気で、手が止まらなくなってしまいます。
そんな「落花生」は、家庭菜園での栽培も人気です。
自分で育てた「落花生」の味は、また格別なのですが、収穫の目安が分かり
づらいですよね。
そこで、今回は、「落花生」の収穫時期と目安、そして、乾燥の方法につい
てご紹介していきます。
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落花生の栽培で収穫時期と目安は?
ところで、「落花生」って、実は土の中にできるんですよね。
子供の頃はこのことを知らなくて、地上に実が付くのかと思っていました。
「落花生」は、花が落ちると、そこからツルが土の中に伸びていきます。
そのツルに実がなっていきます。
なので、サツマイモのように、土の中に実がたくさん実ります。
ということは、収穫するには、土の中の実を掘り出さないといけませんよね。
いざ掘り出してみると、収穫時期が早くて実が小さかった・・・なんてなると
がっかりです。
では、適切な時期に収穫するには、何を目安にすれば良いのでしょうか?
まずは、収穫時期から見てみましょう。
地域や品種により、収穫時期は異なります。
地域では、「落花生」の産地である千葉県では、9~10月が収穫時期です。
それよりも温暖な地域では、7月下旬~11月。
北海道などの気温が低い地域では、10月中旬となります。
また、品種では、「中手豊(なかてゆたか)」は、開花後80日前後となり
ます。
「郷の香(さとのか)」では、開花後70日前後となります。
このように、品種によって「落花生」の収穫時期は違ってきますが、
一般的には、「種まき後 130日、開花後80~90日」といわれています。
つぎに、実際に収穫する際の目安について見ていきましょう。
この時に注目すべきは、「葉の色」です。
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葉が全体的に黄色っぽくなってきたら、収穫の時期が近づいているサインです。
さらに、下葉が枯れて落ちてきたら、収穫時期です!
でも、いきなり掘り起こすのはやめましょう。
必ず「試し掘り」をしましょう。
「試し掘り」は、株元を少しだけ掘ってみます。
その際に、「落花生」のサヤを見てみてください。
しっかりと網目が付いていたら、収穫適期ですよ。
収穫時期が早いものは、サヤがツルっとしています。
よく観察して、収穫時期かどうかを判断してくださいね。
落花生の栽培で収穫後の乾燥方法は?
つづいて、適期に収穫した「落花生」を乾燥させる方法を見ていきましょう。
収穫した「落花生」は、生のまま茹でて食べることもできますが、長期保存には
向きません。
長く保存するには、収穫後に乾燥させると良いのです。
収穫後に乾燥させる方法は、サヤが株に付いたまま干します。
畑に干す場合は、逆さにして立てかけて干します。
これは、実を上にして、いくつかの株で支え合うように干していきます。
この状態で、1週間~10日ほど乾燥させます。
乾燥させるときは、カラスなどの害に備えましょう。
ネットを張るなどして、干している「落花生」を食べられないように気を付けて
ください。
乾燥できた合図は、サヤを揺すった時のカラカラという音です。
しっかり乾燥できたら、サヤの中で、豆がカラカラと鳴ります。
また、物干し竿などで干す場合は、いくつかの株を束にして竿にかけて干します。
この場合でも、乾燥させる期間は、1週間~10日ほどでしょう。
さいごに
購入した「落花生」も美味しいですが、ご家庭で栽培したものは格別です。
その美味しさを知ったら、「落花生」の虜になることでしょう。
ご家庭で栽培する場合は、収穫時期が大切です。
収穫時期の目安を知り、そのサインを見逃さないようしてくださいね。
また、収穫後は、乾燥させることで、長期保存が可能となります。
これで、長~く楽しめますね。
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