近年は5月頃から熱中症の気を付けなければなりません。
それが、夏本番となると、警戒レベルとなります。
熱中症警戒レベルの目安となる「熱中症警戒アラート」が発表された場合、学校の部活はどうなるのでしょうか?
また、「熱中症警戒アラート」の情報の受け取り方をご紹介していきます。
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熱中症警戒アラート発表あると部活中止!?学校の対応は?
2021年より全国で運用開始となった「熱中症警戒アラート」。
「熱中症警戒アラート」は、熱中症の危険性が極めて高くなることが予測される場合に発表されます。
これにより、熱中症を防ぐ行動を促す目的があります。
なので、「熱中症警戒アラート」が発表されたら、私たちは熱中症にならないように行動した方が良いということです。
では、学校の部活はどうなるのでしょうか?
「熱中症警戒アラート」が発表された場合の部活の有無は、各学校&各部活での対応になります。
「熱中症警戒アラート」が発表されたから部活をしてはいけないと決まっているわけではないのです。
運動系の部活の場合、外で活動する部活、体育館など屋内で活動する部活などでそれぞれ状況も異なります。
また、近年の暑さは耐え難いものありますよね。
なので、「熱中症警戒アラート」が発表されていなくても、部活を行う場合は、熱中症に十分に気を付ける必要があります。
熱中症対策の学校側の対応は、それぞれの学校によります。
お子さんが部活をする場合は、学校の対応を確認しておくと安心ですね。
学校によっては、メールで熱中症への対応が届くようになっていることもあるでしょう。
我が子が通う中学校でも、部活動中止のメールが届きます。
体育館で活動する部活なのですが、体育館内の気温も考慮されているとのことです。
熱中症予防に関しては、教育員会のホームページでガイドラインが公開されているところもあります。
気になる方は、お子さんが通われている学校管轄の教育委員会のHPをチェックしてみてください。
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熱中症警戒アラートとは?発表の基準
では、「熱中症警戒アラート」がどのような場合に発表されるのかを見ておきましょう。
これまでの「高温注意情報」は、予想最高気温に基づいて発表されていました。
一方、「熱中症警戒アラート」は、湿度を重視した「WBGT」に基づいて発表されます。
「WBGT」とは、「暑さ指数」のことです。
このWBGTは、『気温』『湿度』『日射や地面からの照り返し』で指数が決まります。
WBGTの指数31以上になると、運動による熱中症の危険度が著しく高まります。
そして、指数33以上になると、「熱中症警戒アラート」が発表されます。
◆暑さ指数33以上となり、熱中症の危険な状況が予想される場合に発表
◆原則として都道府県単位で発表
◆前日の17時頃と当日の5時頃に発表
「熱中症警戒アラート」では『湿度』が重視されています。
私たちの体は、湿度が高い状態では、汗が蒸発しにくくなります。
よって、体の熱が発散されにくくなり、熱中症になる可能性が高まるのです。
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熱中症警戒アラート発表は、どこで見る?
「熱中症警戒アラート」の発表を知るにはどうすれば良いのでしょうか?
「熱中症警戒アラート」は、環境省と気象庁による情報提供となります。
なので、気象庁から、地方公共団体やメディアに発表されます。
私たちは、気象庁の防災情報システムや気象ニュースなどで「熱中症警戒アラート」の発表を知ることができます。
他にも、Yahooニュースの気象情報やSNSなどでも情報を入手できます。
確実に「熱中症警戒アラート」の発表を知りたい場合は、環境省のLINE登録で情報を受け取ることができます。
さいごに
「熱中症警戒アラート」が発表されている場合は、熱中症になる可能性が高い状況です。
なので、部活を行なう際は、最大限の熱中症対策が必要となります。
こまめな水分補給や休憩など気を付けて、無理はせずに活動してもらいたいですね。
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