「足のむくみ」って嫌ですよね。
デスクワークをされている方にとっては、つらい悩みのひとつでしょう。
仕事が終わる頃には、足がパンパン・・・。
そして、朝は大丈夫だったのに、帰宅時は靴がきつくなっていたりしますよね。
こんな困った「足のむくみ」。
一体どうしてむくんでしまうのでしょうか?
そして、そんな厄介な「むくみ」を解消する方法とは?
今回は、「足のむくみ」について、一緒に見ていきましょう。
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うっ!足のむくみで靴入らない!?なぜ?
私は、仕事柄毎日パソコンに向かうのですが、夕方になると、足に異変が・・・。
どうしても、足がどんより重くて、パンパンになってくるんですよね。
休憩中にマッサージしたり、足を高くしたりしてみるんですが、なかなか解消され
ないものです。
以前、どうしても欲しいブーツがあって、仕事帰りむくんでいることが分かってい
ても、靴を買いに行ってしまったことがあります。
当然、試着で靴が入らない・・・。
こんな恥ずかしい経験をしたことがあるのです。
サイズは合っているのに、ふくらはぎのチャックがしまらなかったんですよね。
このような経験をされたことがある方が、他にもいらっしゃるのではないでしょうか。
そもそも「足のむくみ」とは、何が原因で起こるのでしょうか?
ちょっと謎ですよね。
実は、この「むくみ」は、血液の流れが悪くなったり、体の水分がたまりやすいと
起こります。
体のどの部分にも起こりうる現象なんです。
中でも、特にむくみやすいのが、「足」です。
その理由は、血液を循環させている心臓から足が遠い位置にあるからなんです。
心臓から遠い位置にあるため、血液の流れが悪くなりやすく、重力の関係で水分が
たまりやすいのです。
「足のむくみ」と聞くと、何となく立ち仕事のイメージが強いですよね。
でも、実は、デスクワークの人にも多く見られる症状なんです。
立ち仕事は ” 立ちっぱなし” だし、デスクワークは ” 座りっぱなし” です。
どちらも同じ姿勢を長時間続けていますよね。
そのせいで、足の組織液である血液やリンパ液などの循環が悪くなります。
そして、足の細胞のすき間に水分が停滞してしまうのです。
また、同じ姿勢を続けた時以外にも、疲れがたまっている時や、睡眠不足が続いた時
なども足がむくみやすくなります。
その理由は、血液を送り出す心臓の働きが低下してしまうからなんです。
さらに、年齢を重ねた体はむくみが起きやすくなります。
年齢を重ねると、私たちの体は筋力が低下し、血液などの循環が悪くなります。
それで、むくみが起きやすくなってしまうのです。
「足」の中でも、特に「ふくらはぎ」は、体の血液を心臓に押し戻すポンプの役割を
しています。
この「ふくらはぎ」の筋力が低下してしまうと、血液がうまく回らなくなります。
そのため、体の水分が足の方に溜まってしまうのです。
このような「足のむくみ」の多くは、一過性のものです。
なので、ひと晩寝ると治まるものが多いのが特徴です。
しかし、ひと晩寝ても治らなかったり、また次の日の夕方になると足がパンパンにな
ってしまうなどの場合は、むくみが慢性化している可能性があります。
こうなってしまうと、足のセルフケアが必要になってきます。
足のむくみ解消法を自宅で簡単に行なう方法は?
「足のむくみ」がひどくて夜も寝むれない・・・なんてこともありますよね。
そんな時には、寝る前のホームケアを行ってみましょう。
「むくみ」自体は病気ではありませんが、そのまま放っておくと、足の疲れがとれない
まま溜まってしまいます。
そして、免疫力の低下を引き起こすこともあります。
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たかが「むくみ」と侮っていては、危険な場合もあるのです。
「むくみ」が慢性化している場合は、特に、足のケアをしっかりと行っていきましょう。
「足のむくみ」には、何といっても ” マッサージ ” が1番です。
マッサージって、指でぐいぐい揉むようなイメージがありますよね。
でも、「足のむくみ」の場合は、揉むのではなく、優しくなでるようにマッサージするの
が効果的なんです。
こうすることによって、リンパ液の流れが良くなり、「むくみ」が解消されていきます。
また、リンパ液には、溜まった老廃物を運搬する働きがあるので、足の疲れをとる効果も
期待できます。
では、「足のむくみ」解消に役立つマッサージの方法をご紹介していきましょう。
げます。
足の外側と内側の両方とも行うとさらに効果的です。
② 次に、足首に両手をあてて、膝に向かってなで上げます。
③ そして、1番大事なふくらはぎのケアです。
ふくらはぎを、膝裏に向かってなで上げます。
④ 最後に、足首から脚の付け根に向けて、足全体をなで上げます。
足の表側と裏側の両方ともに行うと良いでしょう。
このマッサージのポイントは、「心臓から遠い部分 → 心臓」に向かって行うことです。
こうすることによって、より血液の循環が滞りやすい足先から、しっかりと血液が動き出し
てくれるのです。
また、座って行うとマッサージしやすいですよ。
入浴後などの体が温まり、血行が良くなっている状態で行うと、さらに良いです。
力を入れすぎずに優しく行うのも忘れないでくださいね。
とはいえ、むくみケアのフットマッサージを毎日行うのは大変、という方もいらっしゃいま
すよね。
そんな方は、日頃から出来る「むくみ対策」を行ってみてはいかがでしょうか。
いくつかご紹介していきますので、自分に出来そうなことからチャレンジしてみてくださいね。
★ 適度な運動
何といっても、むくみが起こりやすい足の筋力をつけておくのが大事です。
ふくらはぎや太いももの筋肉が落ちてしまうと、血液などの流れが悪くなり、むくみが起こ
りやすくなります。
ウォーキングや散歩など、ちょっとした運動を取り入れてみましょう。
★ 階段を使う
「移動には必ずエレベーターやエスカレーターを使っている」という方は、知らず知らずの
うちに足の筋力が衰えているかもしれません。
そんな方には、「階段の上り下り」がおすすめです。
この「階段の上り下り」は、足の筋肉をよく使うので、血行などの改善に効果テキメンなの
です。
しかし、「階段の上り下り」は、膝に大きな負担がかかります。
特に、「階段の下り」は要注意です。
膝痛や腰痛がある場合は、無理をしないようにしましょう。
★ つま先を意識的に動かす
つま先を動かすと、ふくらはぎの筋肉も一緒に動きます。
これにより、血液などの流れが良くなるとされています。
デスクワークで座っている時など、かかとを上げ下げしたり、かかとを床につけてつま先を
上げたり伸ばしたりすると、むくみ予防になります。
さいごに
いかがでしたか?
つらい「足のむくみ」は、体の水分が重力に逆らえず、体の下のほうである足に溜まってしまう
ことで起こる症状です。
特に女性は、男性に比べて筋力が少ないので、「むくみ」が起こりやすくなります。
そんな時には、ホームケアで足をしっかりメンテナンスし、「むくみ」が起こりにくい体作りを
していきましょう。
また、むくみケアのグッズや、マッサージ機器なんかも発売されています。
気になる方はチェックしてみてくださいね。
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