2023年8月の満月はスーパームーン(最大満月)となります。
そして、「ブルームーン」でもあります。
ブルームーンって青い満月を想像される方もいらっしゃるでしょう。
実際はどうなのか気になりますよね。
そこで、ブルームーンとなる日時と意味、年に何度あるのかを紹介します。
Contents
満月のブルームーンはいつ?見える方角&時間
2023年にブルームーンとなるのは、8月31日(木)です。
日本では、10時35分に満月となります。
この満月は、スーパームーンでもあり、今年最大の満月となります。
この8月31日(木)は、天気良ければ、月の出~月の入りまでの間にブルームーンを観ることができます。
方角では、月の出が「東」、月の入りが「西」です。
「南」の方角(南中)が月の高度も高くなり、見えやすいでしょう。
月の出は、札幌で16:35です。
東京では16:50、名古屋で17:02、沖縄で17:49です。
南中は、札幌で23:22です。
東京では23:29、名古屋で23:46、沖縄で0:18です。
月の入りは、札幌で5:18です。
東京では5:18、名古屋で5:30、沖縄で6:01です。
どの地域であっても、22時~23時頃が満月を観測しやすいでしょう。
満月のブルームーンには2つの意味がある?!
満月の「ブルームーン」には、一般的に2つの意味があります。
そして、「ブルームーン」の月の色についても見ていきましょう。
◆月内での2回目の満月
月のサイクルにおいて、同じカレンダー月内で2回目の満月のことを指します。
通常、月の満ち欠けは約29.5日サイクルで進行します。
ですが、カレンダー月の長さとの関係で、特定の月に2回の満月が起こることがあります。
この2回目の満月を「ブルームーン」と呼びます。
こちらが一般的な「ブルームーン」の意味とされています。
2023年8月は、2日(水)と31日(木)が満月となります。
このため、8月31日の満月が「ブルームーン」となります。
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◆季節内での3回目の満月
通常は、ひとつの季節の中で3回の満月が起こります。
ですが、4回満月となるときもあります。
この場合の3回目の満月が、「ブルームーン」です。
なぜ4回目ではないのかと不思議に思いますよね。
これに関しては諸説ありますが、キリスト教の教会暦に関係しているとされています。
◆「ブルームーン」は青い?
「ブルームーン」という名前から、青い月を想像してしまいますが、実際は青くありません。
その時期の通常のお月様の色です。
一般的に「ブルームーン」は、月内2回目の満月のことを意味します。
今年は8月に「ブルームーン」となりますが、毎回8月に起こるわけではありません。
なので、季節は関係ないとすると、月の色に関しても「ブルームーン=〇〇色」となりません。
ただし、稀に青っぽく見えることもあるようです。
これは、大気の状態が影響します。
過去の事例では、噴火による空気中のちりやほこりで月が青っぽく見えたことがあったそうです。
満月のブルームーンは年に1度だけ?
実は、「ブルームーン」は、毎年あるわけではなく、年に1度も起こりません。
2~3年に1度、「ブルームーン」となります。
これは、月の満ち欠け(平均29.5日)とグレゴリ暦のひと月の長さ(平均30.4日)との差が関係しているためです。
なので、1年間に1回も「ブルームーン」がない年もあります。
ですが、稀に1年間に2回「ブルームーン」となる年もあります。
この場合、満月がない暦月が生じます。
次回ですが、一般的な意味での「ブルームーン」は、3年後となります。
2026年5月31日(日)
2029年1月30日(火)
2029年3月30日(日)
“季節内での3回目の満月”という意味での「ブルームーン」は、来年もあります。
2024年8月20日が、こちらの意味での「ブルームーン」となります。
さいごに
2023年8月31日の満月は、「ブルームーン」となります。
一般的には、同じ暦月に2度ある満月の2回目のことを意味します。
2023年8月31日の「ブルームーン」は、スーパームーンでもあります。
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今年最大の満月となりますので、ぜひ、夜空を見上げてみてください。
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