冬場は気温が低いので、布団を干すのをためらいます。
ですが、冬の時期こそ、しっかり布団を干した方が良いです。
では、なぜ寒い冬に、布団を外に干す必要があるのでしょうか?
そこで、冬に布団を干すことによって、どんな効果があるのかを紹介していきます。
時間や頻度など適切な干し方とダニ対策についてもお話していきます。
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Contents
冬の布団干しは気温低くても効果ある?適切な干し方
冬場の寒い中、布団を干す意味があるのだろうかと悩むことがありますよね。
実際、「布団が冷たくなる」という理由から、布団を干さない人も多いようです。
ですが、冬場も布団は干した方が良いのです。
なぜ、寒い冬にわざわざ布団を干す必要があるのでしょうか?
その理由は、湿気を除去するためです。
寒い冬であっても、人間は寝ている時に汗をかきます。
また、空気中の湿気が布団に入り込むこともあります。
そのような状態が続き、布団に湿気がこもったままだとカビが発生するなど衛生的に良くありません。
カビが人体に入ると、色々な病気やアレルギーを引き起こします。
特に最近は、カビが原因の厄介なアレルギーを発症する人が増えています。
なので、そのようなことにならないために、冬であっても布団を干したほうが良いのです。
この他、布団干しには、臭いの除去などの効果もあります。
では、冬は、どのような干し方をすれば効果的なのでしょうか。
時間帯や湿度、そして頻度について説明します。
冬場の布団干しに適した時間帯
まず意識したいことは、布団を干す時間帯です。
冬は、晴れて日が照っている11:00~14:00くらいの間に布団を干すと良いでしょう。
朝早い時間や夕方の時間帯は、日が陰ってくるので、しっかり布団を乾燥させるのには不向きです。
外気の湿度と気温
そして、空気が乾燥していることも重要です。
冬場に布団をわざわざ干すのは、乾燥させるためです。
なので、湿度が高い日に干しても意味がありません。
冬は空気が乾燥していることも多いので、湿度が低く、風が適度にある時に布団を干すと効果的です。
理想は、湿度40%以下です。
雨が降った翌日は、湿気があるので、布団干しには適しません。
ちなみに、気温は低くても、あまり関係ありません。
冬場に布団を干す時間と頻度
布団を干しておく時間は、1~2時間程度と考えてください。
布団の素材にもよりますが、もっとも吸湿性があるのが「綿布団」です。
敷き布団の場合は、掛け布団よりも湿気が溜まりやすいです。
なので、冬であっても、2時間程度干したいところです。
ただし、あまり長い時間布団を干しっぱなしにしていると、外の湿気を吸収してしまいます。
これでは、せっかく布団を干しても逆効果ですよね。
そして、布団を干す頻度としては、週に1~2回が理想的です。
ただ、冬は天気が変わりやすく、晴天も続きません。
なので、天候を見ながら干してください。
布団を干した後の注意点
干した後に布団を押し入れなどにしまう時は、できるだけ上の方の段にしまいましょう。
上の段であれば、風通しが良いので、湿気の吸収を防ぐことができます。
冬に布団を干すのはダニ対策になる?
冬に布団を干した方が良いといわれる理由が、実はもう1つあります。
それは、布団にダニが発生するのを防ぐためです。
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ダニは、温かく、湿気が多い環境で大量に繁殖するという特徴があります。
冬になると、多くの家庭では暖房を使うので、部屋が暖かいですよね。
この環境は、まさにダニが好む環境だといえます。
そして、最近は冬になると、加湿器を使う人も増えてきました。
これによって、室内の湿度が上がってしまい、ダニが繁殖しやすくなってしまうのです。
このような環境を作らないために、冬であっても、布団をしっかり干すことが大切です!
そして、干した後は、布団に掃除機をかけるとさらに効果的です。
掃除機をかけると、ダニや死骸を吸い取ることができるためです。
ただし、布団を干している時、ダニを退治しようとして、布団を叩くことはやめましょう。
布団を叩くと、布団の内部にいたダニが浮き上がり、表面近くに出てきてしまうからです。
また、どうしても布団を頻繁に干せないという場合は、布団乾燥機の使用がオススメです。
ダニは、高温多湿を好みますが、高温すぎると死んでしまいます。
そのため、布団乾燥機を使って布団を熱すれば、ダニを退治することができるのです。
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さいごに
冬は、寒くて、布団が冷えるというイメージがあるため、「布団を干さなくても良い」と考えがちです。
ですが、布団をきちんと干さないと、カビやダニが発生し、家族の健康を脅かします。
そのような状態を防ぐためにも、週に1~2回は布団を干すようにしましょう。
ただし、雨の後は湿気が多いため、布団を干すのには向きません。
その場合は、数日待つことをオススメします。
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