近年、「爪水虫」に悩む女性が増えています。
おしゃれの一部でもある「爪」の異常は、女性にとっては深刻な悩み
になりがちです。
それが、手の場合なら、人前に出るのが億劫にさえなります。
今回は、手の「爪水虫」についてご紹介します。
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爪水虫は手にもうつる?
手は、様々なものに触れることがことが多く、「爪水虫」の原因となる
白癬菌(はくせんきん)にも知らないうちに触れてしまうことがあります。
特に、足に「水虫」や「爪水虫」の症状がある場合は、その患部をケアし
ている時に付いてしまうことがあります。
また、手は、「水虫」になっても気が付きにくく、放置している間に、爪
に感染し、「爪水虫」になってしまうこともあります。
手に湿疹が出来たり、ひどい手荒れの方は、もしかしたら、「水虫」にな
っているかもしれません。
手の「水虫」はかゆみや痛みといった自覚症状が軽い場合があり、見過ご
されがちです。
家族に「水虫」や「爪水虫」の人がいるなど、思い当たることがある場合
は、医療機関での受診をおすすめします。
「爪水虫」は、治りにくいので、早期の治療が大切です。
「爪」はおしゃれだけでなく、生きていくうえでも重要な役割を果たしています。
指先はとても傷付きやすいのです。その指先を「爪」が保護してくれています。
また、指先には骨がないので、この「爪」がないと、小さなものをつかむことさえ
出来なくなってしまいます。
ですから、「爪」の異常を見つけたら、軽く考えず、適切な治療が必要です。
爪水虫の手を隠すには?
「爪水虫」の治療は、内服薬と塗り薬によるものが一般的です。
硬い爪の疾患なので、どちらの治療にしろ、治るまでに時間がかかります。
それまで、手の「爪水虫」になった爪をどうしておけば良いのでしょうか?
外出時や人と会う時などは、出来れば、隠したいと思うでしょう。
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「爪水虫」は、蒸れた状態が菌を繁殖させます。
ですから、手袋をして隠す方法は、蒸れた状態を作ってしまい、悪化させる原因
になりかねません。
では、ネイルチップやマニキュアで隠す方法はどうなのでしょうか?
このどちらも、おすすめできません。
というのも、ネイルチップは、爪との間に湿気やすい空間が出来てしまうので、
菌を増殖させてしまいます。
また、マニキュアは、「爪水虫」で弱っている爪にさらなるダメージを与えてし
まい、結果として悪化させてしまうことがあります。
ただし、塗り薬での治療と併せてであれば、マニキュアで隠すことが出来ます。
この場合でも、次のことには気を付けてください。
● マニキュアを付けたままにせず、やさしく落とす
● 治療を継続する
もし、マニキュアで隠す方法で悪化するような場合は、すぐに医療機関で診ても
らいましょう。
爪水虫の手で料理して大丈夫?
「爪水虫」になったら、料理を作る際にも気になる事があります。
家族の料理を作る場合、料理を通じて、菌がうつらいないかと心配になるかもしれ
ません。
これに関しては、料理でうつることはないので安心してください。
衛生面には気を付けるべきですが、たとえ料理に菌が紛れ込んで、口に入ったとしても
消化されてしまうので、問題ありません。
神経質になる必要はありません。
しかし、「爪水虫」でもろくなった爪を保護したり、衛生的に料理をしたいという場合は、
薄手の使い捨て手袋を使用すると良いでしょう。
ゴム手袋は、蒸れやすく、何度も繰り返し使うことで、中が不衛生になりがちです。
それよりは、使い捨てのものの方が、衛生的に使用できるのでおすすめです。
さいごに
女性が「爪水虫」になると、外出時や家事&子育てをする際にも気を使います。
神経質になりすぎるとストレスで症状を悪化させることもあります。
上手に隠して、治療を継続し、完治させてくださいね。
そして、ネイルなど爪のおしゃれを楽しんでください☆
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