広島県廿日市市の宮島・厳島神社は、年末年始も「鎮火祭」や初詣で賑わいます。
そして、「初日の出」を見るために訪れる人も多いです。
なかでも、弥山(みせん)からの「初日の出」は別格です。
ですが、弥山に行くにはロープウェイに乗る必要があります。
そこで、元旦のロープウェイ運行と初日の出のおすすめスポットを紹介します。
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【宮島で初日の出】ロープウェイ運行開始何時?
宮島の弥山(みせん)は、標高535mあり、様々な種類の植物がみられます。
この弥山原始林も世界遺産の一部として登録されています。
この弥山は、登山コースとしても人気があります。
ロープウェイを使わずに登山すると、約1時間30分~2時間かかります。
日が昇り明るくなっているなら、下から登山でもいいでしょう。
ですが、初日の出を見ようと思ったら、暗いうちに山を登る必要があります。
これは、登山に慣れていない方にとっては、大変危険です。
なので、ロープウェイを利用して、頂上まで登ることをおすすめします。
元旦のロープウェイ運行開始時間は、朝5時です。
2023年の日の出時刻が「7時16分」です。
朝5時30分までにロープウェイに乗れば、間に合うでしょう。
元旦は、フェリーも0時から運航しています。
余裕を持って、朝5時にロープウェイに乗ることを目指して行動するといいでしょう。
ロープウェイは、「紅葉谷駅」から乗ります。
フェリー乗り場からは徒歩で20分程度かかります。
「紅葉谷駅」からロープウェイに乗ると、まず「榧谷(かやたに)駅」に着きます。
ここで乗り換え、「獅子岩駅」まで乗車します。
「紅葉谷駅」から「獅子岩駅」までの乗車時間は、約15分です。
ただし、待ち時間があるので、30分程度かかると思っておきましょう。
「獅子岩駅」からは登山です。
約30分で山頂にたどり着けるでしょう。
「約30分」といっても、山頂までの道はアップダウンがあります。
山道で、足元も良くないです。
なので、結構キツイです。
登山しやすい靴で頂上を目指してください。
「初日の出」を見るための登山は、早朝ですよね。
最初は寒いので、暖かい服装で行きましょう。
ですが、登山すると軽く汗をかくと思います。
適宜調整できるように、脱ぎ着しやすい服装が良いです。
そして、水分補給できるように飲み物を持参しましょう。
ロープウェイ「獅子岩駅」には自動販売機がありますが、山頂の展望台にはありません。
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トイレですが、ロープウェイ「獅子岩駅」にあるので、登山前に済ませておくと安心です。
《宮島ロープウェイ》
元旦のみ朝5時から運行
● 通常運行
9時~16時(下り最終:16時30分)
● 運賃
(大人)往復 2000円 片道 1100円
(小人)往復1000円 片道550円
※中学生以上は大人料金
【宮島で初日の出】弥山の初日の出スポット
宮島の弥山で初日の出を見るなら、やはり山頂がおすすめです。
弥山展望台があり、360℃見渡せます。
山頂までの道中にも日の出を見ることができる箇所がありますが、狭かったり、足元がわるかったりします。
安全に初日の出を見るには、山頂の展望台周辺が良いです。
▼ 山頂展望台からの景色(午前11時頃)
もし、日の出までに山頂にたどり着けそうにない場合は、ロープウェイの「獅子岩駅」を出たところにある展望台でも見ることができます。
こちらの獅子岩展望台は、ロープウェイ「獅子岩駅」を出て、左手にあります。
獅子岩展望台からも安芸灘の島々が一望できます。
弥山山頂にも劣らない眺望です。
初日の出を見た後は、「弥山本堂」や「霊火堂」、「三鬼堂」などを参拝して帰えるのもおすすめです。
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『【宮島初詣】厳島神社やフェリーは何時から?元旦・正月の人出&駐車場』
『【厳島神社】鎮火祭2022年の開催日時&宮島の年末イベント『鎮火祭』の由来』
さいごに
宮島の弥山は、弘法大師空海が修行をしたとされている霊山です。
山頂の眺望は素晴らしいです。
「初日の出」を見るには絶好のスポットです。
ただし、弥山を甘く見てはいけません。
ロープウェイ「獅子岩駅」からの登山コースは、初心者向けです。
ですが、頂上までは結構キツいです。
登山しやすい靴で、ゆっくり登りましょう。
弥山は、空気が澄んでいてとても気持ちよい場所です。
初日の出を見ることができたら、幸先良いスタートとなりそうですよね。
ぜひ、安全に登って、弥山からの初日の出を楽しんでください。
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