厳島神社『鎮火祭』2023年開催日時&宮島年末イベントの由来

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広島県の世界遺産「宮島・厳島神社」で年末に行われる『鎮火祭』。
一年の締めくくりに相応しい伝統行事です。
『鎮火祭』2023年の開催と由来について紹介します。
フェリーの運航時刻についてもお伝えします。

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【厳島神社】鎮火祭2022年の開催日時

『鎮火祭』は、毎年年末に厳島神社で行われている「火難除け」の神事です。
宮島の町民が御神火を点けた松明(たいまつ)を持ち、御笠浜を練り歩きます。

この『鎮火祭』は、2023年も大晦日に行われます。
18時から30分程度、御笠浜が多くの火が灯ります。

◆ 厳島神社『鎮火祭』
《開催日時》
2023年12月31日(日)18時~18時30分

《場所》
厳島神社・御笠浜(石鳥居~厳島神社入り口)

《問い合わせ》
厳島神社:0829-44-2020

▼ 宮島・石鳥居
宮島 厳島神社 鎮火祭 日時 由来

【厳島神社】宮島の年末イベント『鎮火祭』の由来

宮島・厳島神社で行われる『鎮火祭』は、「火難除け」の神事です。
約1000本の松明(たいまつ)に火を点け、御笠浜を練り歩きます。

この松明を灯す火は、お祓いをする祓殿(はらえどの)に設けられた祭壇の斎火です。
斎火(いみび)とは、不浄を清めた神聖な火です。
祭壇で斎主(※)が祝詞をあげ、松明に火を移します。
この火を、御笠浜に設けられた斎場の大束に移されます。
そこから、大松明に火を点け、大小の松明に火が灯されます。

大松明は、宮島の町民20~30人で担ぎ、「たいまつ、ヨイヨイ」と掛け声掛けながら練り歩きます。
威勢のいい掛け声と迫力の大松明で、今年一年の穢れが清められそうです。

※斎主(さいしゅ)・・・祭祀を主宰する人

では、『鎮火祭』の由来について紹介します。

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『鎮火祭』の起源は、「晦日山伏(つごもりやまぶし)」とされています。
「晦日山伏」は、江戸時代までは山伏が取り仕切る行事でした。
明治維新後、厳島神社で火難除けの神事として行われるようになりました。

「晦日山伏」では、大聖院の僧が、ほら貝を吹きながら松明を厳島神社まで運び、お経を唱えていました。
板葺き屋根の民家が多かったのに、火の粉が散っても火災にならなかったそうです。
このことから、「晦日山伏」は火難除けの神事となっていきました。

『鎮火祭』で火を点けた松明ですが、昔は、火を点けたまま家に持ち帰っていました。
そして、元旦の料理に使われていたようです。

現在は、大松明から火をもらった小さな松明は、火を消し家に持ち帰り、「家内安全・火除け」のお守りとして飾られます。

【厳島神社】宮島・フェリーの年末年始運航時刻

宮島・厳島神社で行われる『鎮火祭』は、大晦日の夕方に行われるということで、宮島まで渡るフェリーの運航が気になりますよね。
12月31日&1月1日の運航ダイヤを紹介します。

「JR西日本宮島フェリー」では、12月31日から1月3日まで年末年始のダイヤになります。
12月31日は、(宮島口発)16時40分までは10分おきに運航されます。
最終便は、(宮島口発)23時55分です。
帰りの(宮島発)最終便も、23時55分です。

1月1日は、行きも帰りも0時10分から便があります。

「宮島松大汽船」では、通常ダイヤ&特別ダイヤとなります。
12月31日は、宮島口発(最終)が、23時45分です。
帰りの(宮島発)最終便も、23時45分です。

1月1日は、行きも帰りも0時00分から便があります。

▼ 関連記事
年末年始の宮島・初詣の混雑やフェリー運航について詳しく紹介しています。
『【宮島初詣】厳島神社やフェリーは何時から?元旦・正月の人出&駐車場』

さいごに

宮島の厳島神社で大晦日に行われる『鎮火祭』は、大松明に火を点けて練り歩く勇壮なお祭りです。
「火難除け」の神事となっているので、家内安全を願って見守られてはいかがでしょうか。

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