家で育てているゆずの木に実がなったら、適切な時期に収穫したいですよね。
そこで、ゆずの収穫のベストなタイミングを紹介していきます。
また、ゆずを収穫する際は、いくつか注意しなければならないポイントがあります。
ゆずを上手に収穫するためのコツについても触れていきます。
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ゆずの収穫時期の目安は?
ゆずの収穫時期は、実は思った以上に長いことをご存知でしょうか?
ゆずは、夏頃から、冬に差し掛かる12月頃まで収穫できるのです。
というのも、ゆずは、必ずしも黄色く熟してから収穫しなければならないわけではありません。
緑色の段階でも使うことができるので、黄色くなる前に収穫してもOKなのです。
夏の段階では、まだ緑色ですが、そうめんの薬味や香り付けなどに使えます。
でもやはり、熟して果汁が豊富になるのは、黄色くなってからです。
果汁が豊富な黄色く熟したゆずは、薬味や香り付けだけでなく、ジャムやジュース作りにも使えます。
ゆずが黄色くなるのは11月以降になります。
ですが、12月を過ぎると、果汁が少なくなり始めます。
そして、ゆずは寒さに弱いので、冬本番になると、少しずつ劣化してしまいます。
なので、ゆずが1番おいしい時期は、11月となります。
ですから、11月に収穫するのがベストですね。
遅くとも、12月上旬のうちに収穫しておくのがおすすめです。
ただ、ゆずの使い道は多様です。
この時期を逃したとしても、何かしらに使えるので大丈夫です。
ゆずを収穫する際はトゲに注意! 上手に収穫するコツは?
さて、ゆずを収穫する場合、ゆずの木に生えている大きなトゲに注意しなければなりません。
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実は、ゆずの木のトゲは、2cm以上と長くて固いことが特徴です。
バラのトゲよりも丈夫なので、手を刺してしまうと、かなり痛みます。
そのため、ゆずを収穫する際は、素手で行わないようにしましょう。
必ず革製の手袋をはめてから収穫作業を行ってください。
そして、ゆずを収穫する前に、トゲをある程度まで切り落としてしまいましょう。
トゲを取り除かずに収穫作業を始めてしまうと、手にケガをする危険があります。
また、もし可能であれば、収穫直前ではなく、日頃から定期的にトゲを切り落としておくこともオススメです。
さらには、収穫の時に、ゆずの実を傷つけないように気をつけなくてはなりません。
最初に、実のギリギリのところでヘタを切らず、まずは枝を5mm以上の長さを残して切ります。
使うハサミは、曲刃の柑橘類専用のハサミを使うと切りやすいですよ。
そして、枝を長めに切った後で、改めて実のギリギリのところでヘタを切ります。
要するに、「1つの実につき、2回切る」という切り方をします。
このようにすると、ゆずの実が傷つきにくくなります。
さいごに
ゆずは、まだ黄色く熟していない緑色のものでも収穫ができます。
緑色のものなら、夏頃から収穫することが可能です。
ですが、1番果汁がたっぷりあるのは、黄色く熟した11月頃のゆずです。
おいしいゆずを収穫したいなら、11~12月が適しています。
また、ゆずを収穫する時は、革製の手袋をはめ、トゲに気をつけて収穫してください。
収穫前に、ある程度トゲを取り除いてしまうと、大分安全に収穫できるようになります。
また、ゆずの実を傷つけないように、2回に分けて丁寧に切るようにしてくださいね。
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