ゴーヤの苦味が取れない!?苦味取り方や苦味抜きで栄養は?少ない選び方

※プロモーション広告を利用しています

「ゴーヤ」は、夏に食べたくなる野菜ですよね。
ただ、苦味が苦手という方も多いですね。
とくに子供は、あまりに苦いと食べてくれません。

苦味を取り除く処理をしていても、苦味が強いことがあります。
苦味が取れないのはなぜなのでしょうか?

また、苦味抜きで栄養も減ってしまうのでしょうか?

ゴーヤの苦味の取り方や、栄養について見ていきましょう。
苦味が少ないゴーヤの選び方もご紹介していきます。

スポンサーリンク

  

ゴーヤの苦味が取れない!?苦味の取り方は?

ゴーヤは、一般的には塩もみなどで苦味を取っていきます。
でも、苦味が取れず、かなり苦いゴーヤ料理になってしまうこと
もありますよね。

   
これは、苦味を取る方法のどれかが不十分だったと思われます。

私の場合は、時間がないことを理由に塩もみを簡単に済ませてし
まうと、苦味の強いゴーヤチャンプルーになってしまいます。
やはり、下処理はしっかりとしないといけませんね。

   

そこで、ゴーヤの苦味を取る方法を再確認しておきましょう。

   
【ゴーヤの苦味を取る方法】
   
1.ゴーヤは軽く洗ったあと、両端を少し切り落とし、縦半分に
  切ります。

   

2.スプーンを使ってわたを取り除きます。
  わたの底をなでるように軽く取るだけでOKです。

   

3.ゴーヤを薄く切ります。
  薄い方が苦味が抜けやすいです。
  ただし、薄すぎると食感がなくなります。
  食感が欲しいばあいは、2mm程度の厚みに
  するのがおススメです。

   

4.苦味を取る下処理をしていきます。
  こちらは、4つの方法があります。
   

<ゴーヤの苦味を和らげる4つの方法>

(1)塩だけでもむ

ゴーヤ1本分に対して、塩小さじ1をまぶし、よくもんで10分
置きます。

   

(2)塩+砂糖でもむ

ゴーヤ1本分に対して、塩小さじ1/2と砂糖小さじ2をまぶす。
よくもんで10分置きます。
 
塩と砂糖を併用する方が、より苦みを抜くことができます。

   

(3)塩/砂糖でもんだ後にさっと熱湯で下茹でする
   
(下茹での方法)

鍋に湯を沸かし、塩などの調味料がついたままゴーヤを入れます。
茹で時間は10秒くらいです。

その後ざる上げ、冷水にさらして粗熱を取ります。
冷めたらギュッとしぼって下処理完了です。

そのまま、ゴーヤチャンプルーなどに使います。

   

(4)塩/砂糖でもんでから、電子レンジにかける

お湯で茹でるかわりに電子レンジを使う方法です。

この場合は、ラップを軽くかけて、電子レンジで1分ほど加熱し
ます。

   

このような下処理の方法で、ゴーヤの苦味はかなり抑えられます
が、調理でも苦味を感じにくくすることができます。

   
【苦味を感じにくくする調理方法】
   
● 油と合わせる

油で炒めるなどで、ゴーヤを油でコーティングすると、苦味を感
じにくくなります。

   

● うま味のあるものと合わせる

ゴーヤの苦味成分は、うまみ成分の『イノシン酸』と合わせると
「うまみ」や「コク」に変わります。

おススメの食材が「鰹節」です。
「鰹節」をゴーヤチャンプルーにかけていただくと、
苦味が和らぎ、うまみがアップします。

   

スポンサーリンク

ゴーヤの苦味抜きで栄養は?

ゴーヤの苦味は、下処理や調理方法で抑えることができます。

でも、あまりに苦味取りに必死になると、栄養もなくなってしま
うのではと心配になってしまいますよね。

ゴーヤには『ビタミンC』が多く含まれています。
この『ビタミンC』は、下茹でや加熱で損なわれてしまいます

そのほか、下処理の段階で損なわれる栄養もあります。

苦味を取りつつ、栄養を守るなら、電子レンジを使う方法がよい
でしょう。

   

では、ゴーヤの栄養について詳しく見ておきましょう。
   

まず、ゴーヤの「苦味」の正体は、『モモルデシン』と
『チャランチン』いう成分です。
これらには、活性酸素の生成を抑制する働きがあり、
抗酸化作用やコレステロール低下作用があります。

   
☆『モモルデシン』

・主に胃液の分泌を促す働きがある

→胃腸の粘膜を保護したり食欲を増進する効果があり、
 食欲不振や体力低下による食あたり予防に役立ちます。
 胃を健康にする働きや疲労回復効果などが期待できます。

   
・自律神経のバランスを整える働きがある

→自律神経失調症症状(だるさ・頭痛・めまい・吐き気など)
 の緩和にも効果が期待出来ます。
 「夏バテ」のほかにも疲労・慢性疲労感などがある場合やだる
 さが抜けない時にも適しています。

   

☆『チャランチン』

・血糖値を下げる効果がある

→糖尿病治療に効果があると期待されています。
 「植物インスリン」とも呼ばれ、インスリン分泌能力が欧米人
 の半分しかない日本人には適している食材とされています。

   
☆その他の栄養素

・ビタミンCが多いのが特徴で、トマトやキュウリの約5倍も含
 まれています。

・ビタミンB群、β-カロテン、葉酸、鉄分、カリウムのミネラル
 と栄養価が豊富です。

・フラボノイド類のククルビタシンや食物繊維も豊富です。

   
(ゴーヤの効果・効能)

・夏バテ・疲労の回復
・生活習慣病予防
・美肌・アンチエイジング
・むくみ・便秘の解消
・ダイエット

   
ちなみに、夏バテ予防・解消には、
『ゴーヤー+レタス・豚肉』
という食材の組み合わせがおすすめですよ。

   

ゴーヤの苦味が少ないのは?選び方

ゴーヤを購入する際は、どう選びますか?

ここでは、苦味が少なくて美味しいゴーヤを選ぶポイントを見て
いきましょう。

   
あまり大きすぎず、ふっくらしているものが美味しいです。

   

緑色が薄く、イボイボが大きいものが苦味が少ないです。

一方、色鮮やかで緑が濃いものは新鮮なのですが、苦味が強くな
ります。

   

★持った時に、ずっしりと重みを感じるものを選びましょう。

   

苦味が少ない品種を選びましょう。

苦味の少ない品種には、「アバシーゴーヤー」などがあります。

   

さいごに

いかがでしたか?

「ゴーヤ」は栄養がたくさん詰まっている優秀な食材です。

下処理や調理でしっかり苦味を取れば、ゴーヤが苦手な子供でも、
食べやすくなるでしょう。

ただ、苦味をしっかり取ると、栄養も損なわれやすいです。
栄養を守りたい場合は、電子レンジを使う下処理方法を試してみ
るとよいでしょう。

また、苦味の少ないゴーヤの選び方もご紹介しました。

ぜひ、ご参考にしてみてくださいね。

スポンサーリンク

   

関連記事

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

error: Content is protected !!