そろそろ「おせち料理」の準備を考える頃となりました。
「おせち料理」は、手作りするものと、購入するものとがあります。
それらをお重に詰めて、家族が美味しく食べてくれると嬉しいですよね。
しかし、作りすぎたり、買いすぎたりして残ってしまうこともあるでしょう。
このような場合、保存方法などが気になりますよね。
今回は、「おせち料理」の保存方法とアレンジについてご紹介します。
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おせち料理の残り物はどうする?
「おせち料理」を手作りする場合、お正月の間食べられるようにと多めに作ってしまうことがあります。
また、家庭で手作りするのが難しいものは購入するでしょうが、量を選べないので、食べきれずに残っ
てしまいがちです。
砂糖や塩をたくさん使っているものなら、保存期間が長めなので、少しずづでも食べれば、残さずに
済むでしょう。
このような保存期間が長いものには、『黒豆』や『数の子』などがあります。
ただ、これらでも、” 冷蔵保存 ” をしましょう。
★『黒豆』は、タッパーなどの密封容器に汁ごと入れて、冷蔵庫で保存します。
保存期間は、市販のものなら『2週間程度』です。
ご家庭で煮たもので、砂糖を多めに使っている場合は、『2週間程度』保存ができます。
甘さ控えめに煮たものは、『1週間程度』で食べてしまいましょう。
食べきれそうにない場合は、『黒豆』入りのパウンドケーキを作ってみてはいかがでしょうか。
『黒豆』が美味しいスイーツに変身です!
★塩抜きをして味付けした『数の子』は、『1週間程度』で食べると良いでしょう。
保存する際は、塩分を少し足しておくと良いかもしれません。
では、『筑前煮』などの「煮物」はどうすれば良いのでしょうか?
「煮物」は多めに作ってしまいがちですよね。
お正月の間は、温め直し、冷蔵庫で保存するようにしましょう。
その後も、温め直して冷蔵庫で保存すると良いです。
タッパーなどの密封容器で保存する場合は、煮汁も一緒に入れましょう。
それでも食べきれない量が残っている場合は、早めに冷凍保存しましょう。
おせち料理の残りは冷凍できる?
では、「おせち料理」の残りはどのように冷凍すれば良いのでしょうか?
今回は、たくさん作ってしまいがちな『筑前煮』と、保存期間が短い『伊達巻』の冷凍方法を
ご紹介します。
★『筑前煮』は、タッパーなどの密封容器に汁ごと入れて冷凍庫で保存します。
この時、「こんにゃく」は除いてください。
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「こんにゃく」を冷凍すると、ゴムみたいになり、食感が著しく悪くなります。
また、「たけのこ」や「人参」も食感は悪くなりますが、冷凍は可能です。
『筑前煮』は、お弁当用に、少量ずつ冷凍保存するのもおすすめです。
冷凍保存したものを食べる場合は、「冷蔵庫で解凍後温め直す」か「電子レンジで温める」か
の方法で食べることができます。
★『伊達巻』は、卵やはんぺんなどを使っているので、賞味期限は、『冷蔵で3~5日』となります。
食べきれないなと思ったら、早めに冷凍保存しましょう。
ただし、市販の『伊達巻』は、冷凍したものを解凍して売られていることが多いので、再び冷凍
すると風味が落ちてしまうことがあります。
冷凍の方法ですが、切っていない状態でも冷凍できます。
しかし、食べやすい大きさに切ったものを冷凍するほうが、解凍しやすくなるのでおすすめです。
冷凍する際は、ラップでしっかりと包んで冷凍庫に入れましょう。
食べやすい大きさに切ったものは、1つずつラップに包みましょう。
冷凍保存したものを食べる場合は、事前に冷蔵庫で解凍します。
冷凍保存した『伊達巻』の賞味期限は、『約1か月』です。
おせち料理の【伊達巻】の残りをアレンジ!
冷凍で ” 約1か月 ” 保存できる『伊達巻』のアレンジ料理をご紹介します。
おすすめのアレンジ料理は、「巻き寿司」です。
1か月後というと『節分』の頃ですよね。
この『節分』の時に食べる「巻き寿司」に使うのです!
『伊達巻』+「茹でたほうれん草」の組み合わせがおすすめです。
この2つの食材、最高にマッチしていて美味しいです!!
来年は『伊達巻』を多めに買いたくなるかもしれませんよ。
『伊達巻』を「巻き寿司」に使う場合は、細長い状態の方が使いやすいです。
ですから、冷凍する際は、『伊達巻』の巻きを伸ばして、ラップで包んで冷凍しましょう。
まっすぐにきれいに伸びずに、途中でちぎれてしまうこともありますが、「巻き寿司」で
巻くとわからないので、気にしなくて大丈夫です。
市販の『伊達巻』を冷凍保存して、風味が落ちた場合は、少し煮てから使うと良いでしょう。
「卵焼き」の替わりに『伊達巻』を使うと、『巻き寿司』を時短で作ることができますよ。
さいごに
お正月のお祝い料理である「おせち料理」を、美味しいうちに残さずに食べてもらいたいものです。
でも、残っても、保存の方法を知っていたら、ちょっと気が楽になりませんか?
上手に保存して、無駄なく食べてもらいましょう。
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