なすの季節は?どのような栄養があるの?保存はどうすればいい?

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家庭菜園でもおなじみの「なす」ですが、
とろっと調理された「なす」は美味しいですよね。
でも、なすには栄養がないと思われている方もいらっしゃる
ようです。
今回は、この「なす」についてご紹介します。

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なすの季節は?

一般的な「なす」は、全国で栽培され、ハウス栽培もされているので、
通年市場に出荷されています。
本来は、いつが旬なのでしょうか?

○「なす」の旬は、6月~9月です。

7月~10月の夏秋もの・・・茨城・栃木・練馬産が多く出回る
11~6月の冬春もの・・・高知・熊本・福岡

このように、代表的な夏野菜ですが、秋へ移りかわる9月に収穫
されるものも大変美味しいです。
これは、昼夜の温度差により、身が締まり、種も少なくて美味しくな
るのです。
旬の露地栽培で、さらに無農薬のものだと、味&食感ともに優れてい
ます。

なすの栄養は?

なすの主な成分は水分と糖質です。
栄養素についてみていきましょう。
含まれている量は、多くはありませんが、
次のような栄養が含まれています。

○ナスに含まれている栄養素

☆カルシウム

骨や歯をつくり、丈夫にします。
血液の凝固や神経を鎮める働きもあります。

☆鉄

血液の赤い色素であり、体内に酸素を運ぶヘモグロビンの
材料でもあります。
貧血を防いだり、肌の血色をよくする効果があります。

☆カリウム

体内の水分調整や、浸透圧の調整を行う成分です。
高血圧の抑制や筋肉・心筋活動の正常化の効果が期待されます。

☆ビタミンB1

炭水化物をエネルギーへと変える際に必要な成分です。
消化液の分泌をうながし、糖質の代謝を助けます。

☆ビタミンC

コラーゲンの合成を助け、シミやソバカスの予防や
肌のハリなど美容に有効な効果があります。
また、ストレス解消や免疫力の強化に有効です。

☆食物繊維

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水溶性の「食物繊維」は、血糖値の上昇とコレステロールの吸収を
抑制し、生活習慣病の予防に効果があります。

不溶性の「食物繊維」は、老廃物を排出する効果が期待できます。

☆ナスニン

皮の色である紫色のアントシアニン系の色素であるナスニンが多く
含まれています。
ナスニンはポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用があります。
これにより、血栓ができるのを防いだり、コレステロールを低下さ
せたり、眼精疲労の改善に効果があります。

夏野菜は全般に体を冷やす作用がありますが、特になすの効果は
強く、体のほてりやのぼせを防いでくれます。
夏バテ予防にも効果的です。

また、なすの汁は「イボ」にも効果があります。
なすをおろしてしぼった汁を、毎日イボに塗ると、
徐々にイボが消えていきます。

※体を冷やさない方がよい妊婦さんなどは、食べ過ぎないほう
 が良いでしょう。

※また、のどをあらす可能性があるので、ぜんそくや咳がよく
 出る場合は、なすを多量に食べない方がよいでしょう。

なすの保存は?

美味しいなすの選び方と、保存方法をご紹介します。

(選び方)

・へたの切り口が新しく、ガクの部分についているトゲが
 しっかりしているもの。

・果皮の色が濃く、表面にツヤ・ハリのあるもの。

・ずっしりと重みのあるもの。

(保存方法)

なすは暖かい時期に採れる野菜のため、冷蔵庫で保存している
と低温障害を起こしやすくなります。低温障害を起こすと、身
が硬くなり傷みも早くなります。
袋に入れて冷暗所に保存し、なるべく早く使う方が良いです。

冷蔵庫で保存する場合は、1つずつラップに包んで冷蔵庫の野
菜室で保管します。
3~4日以内に食べるようにしましょう。

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まとめ

身体を冷やす効果の高い夏野菜の中でも、水分が多い「なす」は、
特に解熱効果が高く、暑い日にお勧めです。
美容や生活習慣病の予防にも効果が期待できるので、
旬のなすを食卓へご活用ください。

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