スーパーでよく見かける『かつお』ですが、
とても栄養価の高い食材なのをご存知ですか?
この『かつお』についてご紹介します。
スポンサーリンク
かつおは美容にいい?!
かつおには、美容にいい成分が含まれています。
ビタミンB群の含有量が豊富です。
中でも、ビタミンB6は、腸で吸収され皮膚の内部に到達し、
ダメージを受けた細胞に働きかけて細胞分裂を促す働きがあ
ります。
よって、お肌のターンオーバーを整え、お肌を再生してくれ
るのです。
かつおの旬はいつ?
美肌に効果的なら、美味しく食べて美しくなりたいですよね。
では、かつおの旬はいつなのでしょうか?
かつおの旬は1年に2回あります。
☆3月~5月にかけて旬を迎える「初かつお(上りかつお)」
☆9月~10月に旬を迎える「戻りかつお」
「初かつお」
赤道付近での産卵後、海流にのり、日本海にやってきます。
身は引き締まっていて、あっさりしています。
さっぱりしたのがお好きなら、こちらがおススメです。
「戻りかつお」
日本の東北あたりまで北上して餌を沢山食べて、産卵のために、
赤道付近まで南下していきます。
脂がのっているので、「とろかつお」 とも言われます。
濃厚な赤身が特徴です。
かつおの栄養価について
かつおは大変栄養価が高い魚です。
○良質なたんぱく質が豊富
・・・たんぱく質は筋肉や臓器をつくるもととなり、
イワシやアジに比べて、1.5倍の含有量です。
○ビタミンやミネラルが豊富
・・・ビタミンでは、B群・Dが豊富で、ビタミンB12
は魚肉の中ではトップです。
ミネラルでは、カルシウム、カリウム、亜鉛など
がバランスよく含まれています。
特に、鉄分は血合いの部分に豊富に含まれており、
レバーに匹敵するほどです。
スポンサーリンク
○かつおの脂は、血液をサラサラにしてくれるEPA
&脳の働きを活性化するDHA を多く含んでいます。
・・・体内で血栓になりにくいので、動物性の脂を取
るより健康的です。
○タウリンも多く含む
・・・肝機能を高める効果があり、かつおの血合の部分
含まれる量は、魚のなかでもトップです。
○アンセリンも含んでいる
・・・2種類のアミノ酸がつながったイミダゾールペプチド
の一種で、疲労時の栄養補給に良いです。
→ 高血圧・動脈硬化・肝臓疾患などの生活習慣病・悪性貧血
・子どもの発育不全・女性の不妊症・ボケなどの症状を予防
する効果のある食品として近年注目されています。
☆女性にうれしい栄養素:特に血合いの部分に集中しています。
・ビタミンB1・・・疲労回復や神経に作用
・ビタミンD・・・は骨粗鬆症を防ぐ効果あり
・EPA・・・血液をサラサラに保つ
・鉄・・・貧血を防ぐ効果あり
・タウリンは・・・血液中のコレステロールを減らし、血圧降下の
効果あり。動脈硬化の予防になる。
→ 更年期障害にはピッタリの食品と言えます。
スポンサーリンク
まとめ
かつおには、美肌にいいだけでなく、女性にうれしい栄養素が
たくさん含まれています。
子育てで忙しくて、自分の事は後回しになりがちでも、これなら
手軽に実践出来るのではないでしょうか。
生活習慣病を予防したい方や貧血でお悩みの方、疲れやすい方、
骨や歯を強くしたい方にも効果があります。
今晩の夕食に、高たんぱく&低カロリーの旬の「かつお」をおす
すめします!
関連記事