年末年始や春休みなどに海外旅行する際に、気になるのが「トコジラミ」です。
韓国などで急増しているため、海外旅行時には対策をしておきたいところ。
ですが、トコジラミ対策に有効な殺虫剤は飛行機に持ち込めません。
そこで、海外旅行でのトコジラミ対策として持って行けるものを紹介します。
また、旅行先&旅行後のトコジラミ対策もお伝えしていきます。
Contents
トコジラミ対策!海外旅行で機内持ち込み可能なスプレー
海外旅行を計画している方は、トコジラミ対策を忘れずに行いましょう。
まず、殺虫剤は海外に持って行けません。
市販の害虫駆除用の殺虫剤は、機内持ち込み・預け入れともにNGです。
海外に持って行けるのは、人に使える虫よけスプレーなどになります。
虫よけスプレーなどには、トコジラミの忌避効果があります。
ただし、殺虫効果はありません。
そのため、トコジラミを付着させないための予防策となります。
虫よけスプレーの有効成分には、以下のようなものがあります。
•ディート
•イカリジン
•シトロネラ
ディートやイカリジンは、トコジラミに対しても効果があるとされています。
シトロネラにも、トコジラミの忌避効果があります。
機内持ち込み・預け入れOKの虫よけスプレーなどを以下にまとめています。
《海外旅行に持って行ける虫よけスプレー》
▪スプレー缶
▪ミスト
▪ジェル
▪クリーム
◆機内持ち込みOK
・100㎖(100g)以下の容器に入っているもの
・すべてを容量1リットル以下の透明な袋(ジップロックなど)に入れてある
◆預け入れの場合
・500㎖(500g)以下の容器に入っているもの
・合計2ℓ(2㎏)以下
スプレー缶の場合は、誤噴射を防ぐため、必ずキャップをしましょう。
このキャップがないと、持って行けない可能性があります。
また、人の肌につけられる虫よけスプレーであれば、『火気厳禁』などの表示があるものも、特別に機内に持ち込み・預け入れが認められています。
トコジラミ対策!海外旅行旅行先で気を付けること
トコジラミは、吸血性昆虫で、刺されるとかゆみや炎症を引き起こします。
アレルギー症状や感染症の原因となることもあります。
トコジラミは、世界中で広く分布しており、実は日本にも昔から存在しています。
ですが、とくに海外で被害が拡がっています。
旅行先で、宿泊施設や公共交通機関などでトコジラミの被害に遭う可能性は十分にあります。
旅行先では、以下のことに注意して、トコジラミ対策を行いましょう。
◆宿泊施設に到着したら、部屋をよくチェックする
ベッドやソファ、カーテンなどの隙間に、トコジラミの糞や死骸、墨汁のような跡がないか、よく確認しましょう。
◆荷物を床に置かない
荷物を床に置くと、トコジラミが荷物に付着する可能性があります。
荷物は、ベッドやテーブルの上など、トコジラミが侵入しにくい場所に置きましょう。
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◆衣類はビニール袋に入れておく
旅行に行く準備の段階から、衣類はビニール袋等に入れておきましょう。
旅行先でも、衣類は常にビニール袋に入れるようにしましょう。
もちろん、着替えた衣類もビニール袋へ。
このようにすることで、トコジラミの付着を防ぐことができます。
◆部屋の電気は点けっぱなしにしておく
トコジラミは、夜行性のため、明るいところを嫌います。
アイマスクなどで睡眠できるようにして、部屋を明るいままにしておくのも有効です。
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トコジラミ対策!海外旅行後に気を付けること
トコジラミは、わずか2ミリ程度の大きさの昆虫です。
目に見えにくいため、気づかないうちに持ち帰ってしまうことがあります。
そのため、海外旅行の後も、トコジラミ対策を行うことが大切です。
◆スーツケースや荷物を部屋に持ち込まない
荷物を部屋に持ち込む前に、外側をよく掃除しましょう。
トコジラミが付着している可能性もあるため、掃除機で吸い取るなどしましょう。
また、荷物を出す場合、周りに物がない場所で行いましょう。
◆帰国後すぐに、衣類を洗濯する
帰国後は、すぐに衣類を洗濯しましょう。
トコジラミが付着している可能性があるため、念のため、衣類や寝具などはすべて洗濯するのがおすすめです。
◆部屋を掃除する
荷物や衣類などを片付けた後は、念のため、部屋を掃除しましょう。
万が一に備えて、トコジラミに有効な殺虫剤を事前に用意しておくと安心です。
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さいごに
害虫など気にせずに海外を楽しみたいところですが、そういうわけにもいかない状況もあります。
せっかくの海外旅行を最後まで楽しいものとするためにも、トコジラミ対策をしておきましょう。
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