気温が高い夏場の野菜栽培は、虫の活動が活発なので、病害虫の
被害に悩まされることが多くなりがちです。
また、外での作業なので、紫外線や熱中症の心配もあります。
その点、秋以降に収穫できる野菜の栽培は、作業環境がよくなり、
初心者の方でもチャレンジしやすいでしょう。
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夏に植える野菜の種類は?
夏に植える野菜は、秋から冬にかけて収穫するものが多いです。
管理の難しい梅雨時期は避けて、梅雨が明けてから植え付けをはじめましょう。
★7月から植えられる野菜
・スティックセニョール(茎ブロッコリー)
低温に弱いので8月上旬までに植え付けます。
・人参
春よりも7月に植える方が栽培が簡単です
ミニ種は植え付けから70~90日で収穫できます。
★8月に植えられる野菜
・小松菜(植え付け:8月)
2週間ほど時期をずらして植えると1年中楽しめる野菜です。
・カリフラワー(植え付け:8月中旬~)
ベランダでも簡単に育てられます。
・水菜(植え付け:8月後半~)
冷涼な気候を好み、発芽率が良い野菜です。
・カブ
8月に種を撒いておくと秋に収穫出来ます。
・芽キャベツ(植え付け:8月中旬~)
種からだと温度管理が難しいので苗から育てるとよいでしょう。
・タマネギ(植え付け:8月下旬~)
子球から植えると初心者でも簡単に育てられます。
・フダンソウ(植え付け:8月)
極寒期を除いて1年中育てられる栽培が簡単な野菜です。
夏に植える野菜のラディッシュをプランターで!
夏に植える野菜で、プランターでも簡単に栽培できるのが
「ラディッシュ」です。
「ラディッシュ」の栽培の方法をご紹介します。
★ラディッシュ(二十日大根)
「ラディッシュとは・・・」
アブラナ科に属する野菜。「二十日大根」の別名です。
実際には20日では収穫できませんが、適期栽培で25~30日
で収穫出来る極早生の大根です。
赤や白、赤白などの色や、丸いものや長いものなどの種類があります。
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<栽培方法>
植え付け:8月以降
収穫:9月下旬
1. 土づくり・・・タネまきの1週間前までに
野菜用の土に化学肥料と石灰をばらまいて、よく混ぜあわせます。
用意したプランターにこの土を入れます。
※ラディッシュは、酸性の土に弱いので、石灰を混ぜます。
2. タネまき
プランターの土に10cm程度のまき溝を2列つけます。
割りばしなどを使って、10cm幅の2列の線を書くイメージ
で行うと良いでしょう。
このまき溝に、タネをばらけるようにまきましょう。
その後、1cmくらい土をかぶせて、手で押さえます。
そして、たっぷり水を与えてください。
3. 管理
本葉が2~3枚の時に株間4~5cm程度に間引きを行います。
乾燥しないように、水やりには気をつけてください。
4. 収穫
本葉が5~6枚になり、土が盛り上がってきたら、収穫します。
収穫する際は、本葉の根元を指でつまんで引き抜きます。
収穫適期を逃すと、実に亀裂が入るので、収穫できるサイズに
なったら、すかさず収穫しましょう。
夏に植える野菜ラディッシュの簡単な料理は?
ラディッシュには、動脈硬化の予防や美肌効果、風邪予防にも役立
つ栄養素が含まれています。
葉の部分には、ビタミンCやビタミンB1・B2・カルシウム、鉄等のミ
ネラルと、葉の方が栄養価が高くなっています。
上手に栽培して出来たラディッシュは、どう料理に使えばよいのでし
ょうか?
サラダやピクルス、浅漬けなども美味しいですが、栄養価の高い葉の
部分と一緒に炒めても美味しくいただけます。
スペイン風オムレツなどはいかがでしょうか。
また、お味噌汁やスープに入れても美味しいです。
色々な料理に使ってみてください。
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まとめ
簡単に栽培出来て、早く収穫できる「ラディッシュ」に、ぜひチャ
レンジしてみて下さい。
かわいいラディッシュで、食卓もおしゃれになりそうですね☆
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