お正月が過ぎると「七草」や「鏡開き」などの日がやってきます。
そのころには「小寒」もあります。
そして、その後「大寒」もありますね。
これらの違いって何なんでしょうか?
そこで、「小寒」と「大寒」の違いや期間・食べ物について紹介します。
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「小寒」「大寒」の違いや期間はいつまで?
「小寒」は、「しょうかん」と読みます。
毎年、1月5日頃となります。
2023年は、1月6日(金)です。
「大寒」は、「だいかん」と読みます。
毎年、1月20日頃となります。
2023年は、1月20日(金)です。
これらの「小寒」や「大寒」は、二十四節気のひとつです。
二十四節気は、太陽の動きに基づいて作られた季節の指標です。
一年を、太陽の軌道を基にして24に区分したものになります。
そのため、二十四節気は、毎年同じ日とは限りません。
では、「小寒」と「大寒」の違いについて見ていきましょう。
「小寒」は、寒さが厳しくなっていく「寒の入り」となります。
「大寒」は、寒さが最も厳しい「寒の中」となります。
また、「小寒」は、「大寒」までの期間もさします。
なので、2023年は、1月19日までが「小寒」の期間となります。
「大寒」もまた期間をさします。
「立春」までの期間となります。
2023年は、2月3日までとなります。
ここから、少しずつ春に近づいていきます。
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「大寒」には、「寒中水泳」や「寒稽古」が行われます。
これは、寒さが厳しい中での鍛錬で心身が鍛えられるとされているためです。
「小寒」「大寒」の食べ物:大寒卵とは?
二十四節気には、その日に食べるとよいとされている食べ物があったりします。
「小寒」には特にありません。
「小寒」は、年末年始の豪華な食事で胃が疲れている頃です。
なので、『七草粥』が食べられたりします。
また、この時期に旬を迎える野菜には、この時期に私たちが必要とする栄養素を豊富に含んでいるものが多いです。
小松菜やセリなどがそうですね。
『七草粥』にしても使ってもいいですし、他の食べ方でもOKです。
一方、「大寒」にはいくつかあります。
「大寒」に食べるとよいのは、「寒の水」「寒仕込み」「大寒卵」です。
なかでも、「大寒卵」は、近年注目を集めますよね。
「大寒卵」は、大寒の時期に産まれた卵のことです。
この時期の卵は、品質が良く、栄養価が高いとされている。
また、昔は、寒い時期に産まれる卵は貴重でした。
そのため、強運を授かれると信じられていました。
このように、栄養価も高く、縁起物でもあるため、最近はスーパーでも「大寒卵」として販売されていますよね。
1年に一度、この時期だけの卵なので、見かけたら購入を検討されてはいかがでしょうか。
さいごに
「小寒」「大寒」は、二十四節気のひとつです。
「小寒」は、「寒の入り」。
「大寒」は、「寒が極まる」時期です。
いずれにしても、寒い時期ですので、体調管理には気を使いますよね。
「大寒」の期間が終わると、「立春」です。
春が待ち遠しいですね。
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