日本の夏が酷暑となり、その影響が大きくなっています。
学校の夏休み延長がされる可能性も出てきました。
そして、2020年の東京五輪・パラリンピックでの暑さ対策が問題と
なっています。
この対策として、「サマータイム制度」の導入が検討されています。
「サマータイム制度」って、何なんでしょうか?
また、導入されると、どんなメリットがあるのでしょうか?
学校はどうなるのでしょうか?
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サマータイム導入は日本ではどんなメリットある?
2020年の東京五輪・パラリンピックは、” 夏” に開催されます。
なので、暑さ対策が問題となっていますよね。
たしかに、日本の夏は暑くなりました。
” スーパー猛暑” といわれるだけあり、2018年の夏は特に暑いです。
2020年もこの暑さなら、選手も観客も大変です。
そこで、検討され始めたのが、「サマータイム制度」の導入です。
「サマータイム制度」とは、どのような制度なのでしょうか?
「サマータイム」は、「夏時間」ともいいます。
『夏の間だけ時間を1~2時間早める制度』です。
日の出~日の入りまでの時間が長くなる夏期に実施されます。
これを、日本全国一斉に実施することが検討されているのです。
現在検討されているのは、「2019年と2020年の期間限定」のよう
です。
案としては、「6~8月の間2時間早める」というもののようです。
世界では約70ヵ国で導入されていますが、今後日本で「サマータイム制度」
が導入されると、どんなメリットがあるのでしょうか?
まずは、検討の理由とされている「暑さ対策になる」です。
東京オリンピックの競技における「暑さ対策」ですが、とくに ”マラソン”
では問題視されていますよね。
競技時間が早くなると、酷暑となる前に競技を終えることができます。
選手にとっては、大きなメリットとなりそうです。
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そして、「省エネ&節電効果がある」です。
まだ涼しい時間から活動できると、それだけ、電力などを節約できるという
ことです。
仕事などを早く始めれば、その分早く終わるので、夜の電力も抑えることが
可能となるのです。
さらには、「消費拡大」や「余暇時間の充実」などが挙げられます。
仕事などが早く終わることで、買い物や余暇に使う時間ができます。
そうなると、なにかしらお金を使う機会が増えるかもということです。
一方、「サマータイム制度」導入でのデメリットもあります。
● 生活リズムが変わる
● システムの不具合
● 健康への悪影響
などが考えられます。
夏の間だけ時間を早める場合、電波時計は自動的に調整されるようですが、腕
時計などは自分で修正しなければいけません。
そのほか、家電などの時刻も修正しないといけませんよね。
もっと大きなシステムの場合は、エンジニアさんにとっては、気をもむ問題で
しょう。
サマータイム導入で学校はどうなる?
お子さんをお持ちの方にとっては、学校がどうなるのかも関心があるでしょう。
学校も「サマータイム制度」で、始業時間が早くなる場合、通学に時間がかかる
お子さんなら、日の出とともに家を出るということにもなるかもしれません。
この時間なら暑くはないでしょうが、防犯面など大丈夫なのでしょうか・・・。
また、夜型の子供が多い日本で、生活リズムを上手に変えられるのでしょうか。
「サマータイム制度」の実施が決まったわけではなく、詳細も分かりませんが、
実施されれば、子供達にも大きく影響しそうですね。
ただでさえ忙しい子供達なので、「サマータイム」が子供達にとってもよい制度
となるといいのですが。
さいごに
「サマータイム制度」が導入されると、私たちの生活はどう変わるのでしょうか?
2020年の東京五輪・パラリンピックでの「暑さ対策」は、もちろん必要でし
ょう。
しかし、「サマータイム制度」が私たちの生活を本当に良くしてくれるのなら、
長期的な実施を検討してもらいたいですよね。
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