毎日しっかり歯磨きしているはずなのに、「なんとなく子供の口が臭う・・・」
と気になったことがありませんか。
実は、「口臭」は大人だけの問題ではないのです。
そして、本人が気にしていないからと、放っておくのも良くないのです。
本人が気づいていなくても、周りのお友達が気づいていれば、一緒に遊ぶのを嫌がられる
といったようなこともあるかもしれません。
それに、病気が隠れている場合もあるので、たかが口臭と思っていると、トラブルの元に
なりかねないのです。
今回は、そんな『お子さんの口臭』に対して、私たち親に出来ることを探っていきましょう。
スポンサーリンク
口臭が気になる子供に親がしてやれること!まずは原因を知ろう!
子供の「口臭」って、一体何が原因なのでしょうか?
私達大人ほど生活リズムが乱れているわけでもないし、口臭の原因になるようなアルコールなど
も飲んでいるわけでもないのに・・・
では、子供の口臭の原因を大きく分けて5つご紹介します。
まずは、「歯磨き不足」です。
歯磨きをちゃんとしているつもりになっていませんか?
今一度お子さんの歯磨きを観察して、仕上げ磨きも怠らないようにしましょう。
歯磨きがちゃんとできていないと、残った汚れで虫歯や歯周病になり、口臭の原因となります。
また、歯ブラシが摩耗していないかもチェックしてみてください。
毛先が広がった歯ブラシでは、しっかり汚れを落とせません。
次に、「食事中の噛む回数」です。
食事の際に噛む回数が少ないと、唾液が十分に分泌されず、唾液と共に洗い流させるはずの
歯周病菌がお口の中にとどまってしまいます。
その結果、虫歯や歯周病になってしまい、口臭の原因となってしまうのです。
3つめは、「口呼吸」です。
口呼吸が癖になっていると、口から細菌が入りやすくなります。
乾燥もしやすくなります。
すると、それが口臭の原因になってしまうので、注意が必要です。
4つめは、「マウスウォッシュの使いすぎ」です。
お子さんによいからとマウスウォッシュを使いすぎると、逆に唾液の分泌が減ってしまいます。
それが、口臭の原因に繋がってしまいます。
5つめは、「免疫力の低下」です。
スポンサーリンク
風邪や病気などをひくと、免疫力が低下し、口臭が起こりやすくなります。
また、ストレスを感じると唾液の分泌が減ってしまい、これも口臭の原因となります。
お子さんの口臭を感じたら、体調や精神的状態を気にかけてあげましょう。
口臭が気になる子供への対策は?
お子さんの口臭対策には、歯医者さんを受診するのが1番早い解決法です。
とは言え、口臭の悩みはお子さんにとってはデリケートなものです。
歯医者さんによっては「口臭外来」などもありますので、親子そろって受診するのもいいですね。
お子さんも親御さんが一緒の方が、不安が少ないはずです。
また、口臭の原因が虫歯や歯周病以外の場合には、ストレスや体調不良が考えられます。
急にお子さんの口臭がきつくなったり、長く続くような場合は、耳鼻科や呼吸器科など、
お子さんに合った病院を受診するようにしましょう。
お家で出来るケアとしては、食事はしっかり噛んで、ダラダラ食べるのをやめることです。
また、歯磨きを習慣づけるのも効果的です。
これにより、お口の中を清潔に保つことができます。
このほかにも、鼻呼吸を覚えさせるのも大事です。
もし、鼻がつまっていて呼吸ができないようなら、早めに耳鼻科を受診するようにしましょう。
さらに、水分をしっかり摂るのも効果的です。
唾液を十分に分泌させるためには、水分が必要です。
1日に1リットル以上の水分を摂れるようにしましょう。
特に朝は口の中が乾燥しているので、朝ご飯の前にお水を飲む、歯磨き後にお水を飲む、
などの習慣をつけましょう
さいごに
「口臭」は、大人の私たちにとってもデリケートな問題ですが、子供にとっては
それ以上になります。
お子さんの気持ちを傷つけないように、十分配慮してケアしていきましょう。
「口臭」が原因で、友達関係が悪くなり、それが将来に影響してしまうこともあります。
スポンサーリンク
お子さんの「口臭」を感じたら、私たち親がしっかりとケアしてあげましょうね。
関連記事