夏野菜の種類は?きゅうりの栄養は?栽培するならきゅうりにチャレンジ!

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夏になると、キュウリやトマトなど、
夏野菜が美味しくなります。
「旬」のものは、健康にも役立ちます。
今回は、夏野菜の中でも、栽培しやすい
「きゅうり」の栄養と栽培についてご紹介します。

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夏野菜の種類は?

まずは、夏野菜にはどんなものがあるのでしょうか。
栽培しやすい夏野菜をご紹介します。

★キュウリ

★オクラ
 アオイ科。オクラの主な品種は、アーリーファイブ、
 グリーンエチュードです。
 栄養価のとても高い野菜です。

★ピーマン
 ナス科。。夏の暑さに強く、比較的簡単に栽培できます。

★パプリカ
 ナス科。赤色、黄色、橙色と色鮮やかなパプリカは、
 最近特に人気があります。
 同じ仲間のピーマンよりも栄養価が高いです。
 プランターでも十分栽培できますが、果実が十分に大きく
 育つのを待たなければならないので、ピーマンより注意が
 必要になります。

★ズッキーニ
 外見はキュウリに似ていますが、実はカボチャの仲間。
 別名『つるなしカボチャ』とも言われます。
  連作障害も無く比較的育てやすい野菜です。
 カロテン豊富で、デンプン質が少ないため、
 低カロリー&ヘルシーな野菜として人気が高まっています。

★大葉
 大葉(青じそ)は日本の風土に適するため、とても育て
 やすく、家庭菜園初心者の方おすすめです。
 翌年からは土に落ちた種から芽が出て毎年収穫が楽しめます。
 ビタミンAを多く含む緑黄色野菜で、大葉の独特な香りは
 『ペリルアルデヒド』という成分によるものです。
 この『ペリルアルデヒド』には、殺菌効果や食欲増進効果が
 あると言われています。

夏野菜であるきゅうりの栄養は?

「きゅうり」にはどのような栄養があるのでしょうか?

☆きゅうりに含まれている栄養と効果

・主成分の90%以上が水分
・ビタミンA・B群・Cや、カルシウム・カリウム・鉄などの
 ミネラルや食物繊維をバランス良く含んでいる
・体内の水分を調整し、体を冷やす作用があるので、熱中症予防
 や夏バテ予防に役立つ
・アルコールの代謝を促す働きがあり、二日酔いにもよい
・酢と一緒に摂ると、「ビタミンCを分解する酵素」の働きを抑制
 する。

夏野菜を栽培するならきゅうりにチャレンジ!

きゅうりは夏野菜の代表格ですが、実は暑さが苦手な野菜です。
育てるのに適した気温は、18~25度なので、気温が25度以上の
盛夏には生育が弱ってしまいます。
しかし、きゅうりは比較的生育が早く、最盛期には、朝夕2回収穫
できます。上手に育てれば、採れたての新鮮なきゅうりを毎日食べ
ることができます。

○植え付け時期:5月上旬
○収穫時期:6月中旬~8月

(1)土作り

苗を植え付ける2週間前までに下記のものを土に混ぜて、耕し
ておきます。

  (畑1㎡当たり)
  ・堆肥・・・4リットル
  ・苦土石灰・・・200cc
  ・過リン酸石灰・・・50cc
  ・化学肥料・・・350cc

(2)畝(うね)作りとマルチング

畝と呼ばれる小山を作り、水はけの良い環境を作ります。
苗を植え付ける1週間前まで終わらせます。 
  
  ・苗を植えつける間隔・・・40cm程度
  ・畝の高さ・・・5~10cm
  ・畝の横幅・・・60cm

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苗1株につき一握りのボカシ肥を施します。
黒色のマルチを敷くと、土の乾燥や硬化を防ぐことができ
ます。
さらに、水やり時の跳ね返りを抑え、病気予防にもなります。

(3)植え付け

苗の選び方:本葉(大きな葉)が4~5枚ある、節間のつまったもの

① マルチの苗を植える場所に穴を空け、少し浅めに穴を掘り
 ます。
② 苗をポットから根鉢を崩さないように取り出します。
③ 根鉢が地面よりやや高くなるように穴に置きます。
④ 周囲の土を埋め戻し、根元を押さえて落ち着かせます。
⑤ 植え付け後はたっぷりと水を与えます。

(4)支柱立て

植え付け後、きゅうりの苗に対して斜めに仮支柱を立てます。
丈が30cm以上に成長したら、本支柱を立てます。
きゅうりは草丈が高くなり、つるを巻きつけてどんどん成長
していきます。
支柱は、長さが約2mのものを2本使い、ネットを張ってつ
るを誘引します。
親づるが上に伸びるように誘引し、支柱と茎を紐で軽く結び
合わせていきます。

(5)追肥

本葉が10枚くらい増えた頃から追肥をします。
1ヶ月に2回、1株に一握りのボカシ肥を施します。
肥料は、根が吸収するので、株に施しても効果はありません。
かえって、肥料で株を傷めてしまうことがあるので、必ず株
から少し離れた土に施します。マルチングの穴を広げるよう
にして、少し離れた株の周囲にまきましょう。
  

(6)わき芽取り・摘果

5枚目の本葉から下にあるわき芽はすべて摘み取ります。
7枚目の本葉より下にある雌花も摘み取ります。
雌花は、黄色い花の先端にミニきゅうりが付いているので、
雄花とすぐに区別ができます。
雄花はそのままにしておいても構いません。
  

(7)子づるの摘心

わき芽を取らないでいると、子づるとなって成長し、そこに
も実がつくようになります。
株が実を成長させるのに十分な大きさになるまでは、わき芽
を伸ばさないようすると、親づる(根元からまっすぐ伸びて
いるつる)に栄養をまわすことができて、立派なきゅうりが
育つようになります。

7枚目の本葉より下の子づる(わき芽が成長したもの)を、
葉を2節残して摘み取ります。
8枚目の本葉より上のわき芽は伸ばしてもOKです。
親づるは基本的には摘心する必要はありませんが、背が高
くなりすぎると作業がしずらくなります。
手が届く高さまで育ったら、それ以上大きくならないように
親づるの先端を摘み取るとよいでしょう。

 ◎ 収穫

きゅうりが、20cmくらいの大きさになったら収穫します。
ヘタの部分をできるだけ茎に残さないようにハサミで切ります。
収穫が遅れると、すぐに大きくなって巨大なきゅうりになってし
まいます。
その分、株への負担もかかるので、ちょうど良いサイズになった
ものは、早めに収穫しましょう。

※梅雨明け頃は「うどんこ病」に注意!

葉や茎の表面が、うどん粉のような白い粉をまぶしたような状態に
なる病気が「うどんこ病」です。カビが発生してなります。
葉の表面に白い斑点が出はじめたら、すぐに被害を受けた葉を取り
除き、風通しを良くします。
また、窒素肥料を控えめにしましょう。

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まとめ

夏バテ予防にも効果がある栄養を含んでいる「きゅうり」は、
サラダや酢の物など、夏の食卓でも大活躍しそうです。
家庭菜園で育てる楽しさと、とびきり新鮮なきゅうりを味わえる喜びを
体験してみてはいかがでしょうか♪

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