受験生をお持ちのお母さんにとって、これからの時期は心配が尽きません。
本番に向けて精一杯勉強してくれることを願いつつ、体調管理も気になります。
そして、受験シーズンが近づくころに心配なのが、「インフルエンザ」です。
「今まで予防接種をしたことがないけど、今年は受けるべき?」などと悩まれて
いるのではないでしょうか。
今回は、受験生に「インフルエンザの予防接種」を受けさせるべきかなどについ
てご紹介します。
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インフルエンザの予防接種を受験生に受けさせるべき?
受験勉強を頑張ったのに、「インフルエンザ」になって試験を受けられなかったり、
直前の追い込み勉強ができなかったりすると、悔やんでも悔やみきれません。
親としても、本番でしっかり力を発揮してもらいたいのに、インフルエンザで台無し
になると、やりきれない気持ちでいっぱいになります。
そんなことは絶対に避けたいですよね。
それならば、やはり「インフルエンザの予防接種」をした方が良いのでしょうか?
でも、予防接種を受けた子ども達が、結構インフルエンザにかかっていたりするの
で、本当に受けさせた方が良いのか悩むところです。
それに、今まで予防接種を受けていないお子さんに初めて受けさせる場合にも、今
まで通り受けない方が良いのではないかなどと考えてしまいませんか?
ですが、インフルエンザが猛威をふるうのは、受験シーズンの1月~3月です。
なので、やはり、受験生は予防接種を受けておくべきでしょう。
大切なのは、受験の時期に合わせて予防接種を受けるということです。
インフルエンザの抗体は、予防接種後2~3週間で出来ます。
その後5か月間程度効果があります。
このことから、予防接種を受ける時期は、11月が適しているでしょう。
遅くとも、12月上旬までには受けましょう。
「インフルエンザ」の予防接種の副作用についても心配になりますよね。
副作用はありますが、ほとんどの場合は軽度のものです。
主な副作用は、接種したところが腫れたり、痛みが出たりといったものです。
このような場合、2~3日で気にならなくなるでしょう。
今までに予防接種でひどい経験がある場合は、医師とよく相談されてください。
また、予防接種を受けたからといって、インフルエンザに100%かからない
ということはありません。インフルエンザにかかってしまうこともあります。
ただ、予防接種を受けていれば、軽い症状で済みます。
それでも、受験日直前にインフルエンザにかかっては大変です。
受験当日の試験を無事に受けれるように、周りでインフルエンザが流行っていな
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いかなどの情報に敏感になり、うつされないよう気を付けましょう。
インフルエンザの予防接種を受験生に受けさせるなら回数は?
「インフルエンザ」は、受験シーズンに大流行することがあります。
13歳以上なら、予防接種は1回受けるのが主流ですが、2回受けることもできます。
1回の接種より、2回接種したほうが効果が高いといったデータもあります。
より強力な効果を得たいなら、2回受けることも考えてみると良いでしょう。
2回接種する場合は、1回目の接種より4週間程度の期間をあける必要があります。
なので、10月末~11月上旬に1回目を接種し、2回目を12月上旬ころに受けると
受験シーズンにばっちり効果が期待できるでしょう。
2回接種の場合は、よく医師と相談してから決めてください。
インフルエンザの予防接種は受験生がいるなら家族も?
受験生のお子さんが「インフルエンザ」の予防接種を受けただけでは安心できません。
なぜなら、予防接種を受けていても、「インフルエンザ」にかかることがあるからです。
出来るだけ、「インフルエンザ」のウイルスを持ち込まないことが重要です。
そのためには、家族も全員予防接種を受けたほうが良いでしょう。
そして、接種後も、外出時は、マスクを忘れずにすると予防に役立ちます。
また、帰宅時はうがいと手洗いを徹底し、栄養バランスのよい食事を摂るように心がけま
しょう。「インフルエンザ」のウイルスは、室温22~25℃程度で適度な湿度(50%
くらい)がある環境では感染力が弱まります。
受験が終わるまでは、部屋を温かくし、湿度を保つようにして過ごしましょう。
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さいごに
今まで予防接種をしなくても「インフルエンザ」にかかることのない健康なお子さんでも、
夜遅くまで受験勉強をしていると、疲れて体力が落ちていたりするものです。
そんな時は、「インフルエンザ」にかかりやすくなります。
予防接種後も、食事で栄養をしっかり摂れるようにするなどして「インフルエンザ」を防
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ぎ、無事に受験を乗り切ってもらいましょう。
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