「観葉植物」は、リラクゼーション効果が高くて人気です。
ところが、観葉植物からコバエが発生して困るというケースがあります。
このコバエのせいで、せっかくの観葉植物がストレスになっている人も多いようです。
そこで、観葉植物でなぜコバエが発生してしまうのか、その原因についてご紹介していきます。
また、観葉植物のコバエ発生を防ぐ対策や駆除方法もお伝えしていきます。
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観葉植物にコバエが発生するのはなぜ?
観葉植物は、癒しの効果が高くて人気です。
インテリア的にも、お部屋にあるとお洒落ですよね。
ですが、この観葉植物がコバエの発生源になってしまうことがあります。
観葉植物にコバエが発生するのは、主に2つの原因が考えられます。
まず1つめの原因は、観葉植物の土台でもある「土」です。
観葉植物を部屋に置く際は、無機質の用土を使うのが好ましいとされています。
ところが、多くの観葉植物に使われているのは、有機用土です。
また、無機質の用土が使われていても、有機肥料とブレンドされている場合もあります。
これらの有機用土や有機肥料は、実はコバエのエサとなってしまうのです!
その結果、コバエが栄養をつけてどんどん繁殖するようになります。
そして、通気性の悪い土も、コバエが繁殖しやすい傾向があるといわれています。
水や肥料をやり過ぎると、土の通気性が悪くなってしまいます。
土が湿った状態が続き、コバエが大量に発生するようになるのです。
2つめですが、観葉植物の鉢の「受け皿に溜まった水」も、コバエ発生の大きな原因となります。
受け皿の水は、定期的にこまめに捨てなければなりません。
しかし、受け皿の水を何日も放置してしまうと、汚れた水が溜まり放題になってしまいます。
この「溜まった水の中の垢」も、コバエのエサになってしまうのです!
これにより、コバエがどんどん繁殖し、大量発生してしまうようになります。
観葉植物のコバエ発生を防ぐ対策は?
では、観葉植物のコバエ発生をどのように防いだら良いのかをお話していきます。
まず、表面から5~6cmくらいまでの深さの土を除去します。
そして、その部分を「無機質の土」に変えましょう。
コバエは、土の深い部分には発生しないので、表面部分の土を変えるだけで大丈夫です。
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そして、肥料を使う際は、有機肥料を使わないように気をつけてくださいね。
次に、鉢の受け皿の水は、できる限りこまめに捨てるようにしてください。
水を捨てた後は、受け皿を軽く洗っておくと衛生的です。
また、普段から、水や肥料の与え過ぎには気をつけてください。
水をやり過ぎてしまうと、受け皿に余分な水が溜まってしまう原因となります。
さらに、水はけまで悪くなり、土の通気性が悪化して、コバエ発生の原因になります。
肥料のやり過ぎも同様に、土の通気性を悪くするので、適量を守りましょう。
観葉植物でコバエ発生!?駆除する方法
万が一、観葉植物でコバエが発生してしまった場合の駆除方法も見ておきましょう。
まずは、殺虫剤などの駆除用アイテムを使う方法を試してみるといいでしょう。
ホームセンターなどで購入することができます。
コバエ退治用のスプレーや、コバエが発生した土に差し込む粘着剤タイプなどがあります。
また、部屋の中を飛んでいるコバエには、アルコールスプレーを噴射すると捕まえることができます。
食品にかかっても大丈夫なアルコールスプレーだと安心して使えるでしょう。
▼ 観葉植物のコバエ対策についても分かりやすい動画をみつけました。
ご参考になさってください。
また、鉢ごと水に浸けるという方法もあります。
まずは、観葉植物の鉢がすっぽり入るサイズの入れ物を用意します。
ひと回り大きな鉢やバケツなどがよいです。
その入れ物に水をはります。
コバエが発生した鉢をその中に浸けます。
10分程度浸けて、水から出します。
その後、鉢をしっかり乾かしてください。
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さいごに
せっかく飾った観葉植物も、コバエが大量発生したら台無しですよね。
でも、土と肥料・水を管理することで、コバエの発生は十分防ぐことができます。
適切な土と肥料、そして適量の水を少しずつ与えるようにしてみてください。
また、受け皿に溜まった水もこまめに捨て、衛生的な状態を保つようにしてください。
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