梅雨時期からは蒸し暑い日が増え、エアコンを使用する機会が増えます。
とくに、夕方以降にエアコンを使用するご家庭が多いのでないでしょうか。
リビングなどは、家族団らんの時間に使用し、就寝前に切りますよね。
すると、切った後にエアコンから温風が出て部屋が暑くなることがあります。
このように、エアコンOFF後の温風が出るのはなぜなのでしょうか?
また、部屋の温度を上げない対策はあるのでしょうか?
Contents
エアコンを切った後に温風で暑い!?なぜ温風が出てくる?
湿度が高いとジメッとして暑いですよね。
そして、近年の猛暑では冷房が欠かせません。
エアコンで冷房にしている間は、涼しくて快適に過ごせます。
ですが、エアコンを切った後に、温風が出て部屋が暑くなっていませんか?
これは、エアコンの機種にもよります。
古いエアコンは、このようにOFF後に温風で部屋が暑くなることはありませんでした。
でも、新しいエアコンは、切った後の温風がすごいのです。
これは、「内部クリーン運転」しているために停止後に温風が出ているのです。
冷房・除湿運転が終了する際に、エアコン内部を乾燥させるための機能です。
冷房運転していると、エアコン内部に水分が付着します。
このままだと、カビの発生などにもつながり、エアコン内部を清潔に保てません。
最近のエアコンには、この内部に発生した水分を自動で乾燥させてくれる機能があります。
水分を乾燥させるために高温で乾燥するので、エアコンを切った後に温風が出るのです。
「内部クリーン運転」についてもう少し詳しくみていきましょう。
30分以上の冷房・除湿運転をして停止すると、内部の乾燥が始まります。
送風&暖房運転することで内部を乾燥させます。
この「内部クリーン運転」は、30分以上かかるので、その間にお部屋の温度が上昇してしまいます。
エアコン停止後の部屋の暑さには驚きますが、「内部クリーン運転」のおかげでエアコン内部のカビを抑制できるのです。
エアコンを切った後に温風で部屋が暑い!?窓を開ける?
エアコンの「内部クリーン運転」が自動で行われるおかげで、エアコン内部のカビを抑制できます。
スポンサーリンク
ですが、エアコン停止後にあんまりに暑いのも困りますよね。
我が家は、エアコンを切った後、窓が曇るぐらい部屋が暑くなります。
なので、部屋の窓を開けて、温度上昇を抑えています。
就寝時には窓を閉めないといけないので、エアコンを早めに切るなどの工夫をしています。
では、エアコンを切った後に窓を開けられない場合はどうすればいいのでしょうか?
除湿器を使用する
エアコンを停止すると、内部クリーン機能運転により、お部屋の湿度が高くなります。
除湿器を使用することで、お部屋の湿気を除去できます。
これにより、窓が曇ることは避けられます。
体感的にも温度の上昇を抑えられます。
手動運転にする
この「内部クリーン機能」は、購入時はエアコン停止後に作動するように設定されています。
これを、ご自分で「手動運転」にすることもできます。
ただし、「手動運転」にすると、エアコン内部にカビが発生しやすくなります。
なので、都合のよいときに「内部クリーン機能」で内部を乾燥するようにしましょう。
送風のみにする
また、機種よっては、「温風」ではなく「送風のみ」にすることもできます。
この場合、温風よりも乾燥させるのに時間がかかるため、動作時間が長くなります。
「切タイマー」にする
就寝時は、「切タイマー」にすると、「内部クリーン機能」の運転はありません。
温風がでないので、エアコン停止後、寝室の急激な温度上昇はありません。
さいごに
我が家では、20年近く使用していたエアコンを買い換えました。
新しく快適に使用していますが、エアコンを停止後の温風に悩んでいました。
「なぜ温風がでるのか?」この理由を知らなかったので、部屋が暑くなって嫌だな~と思っていました。
ですが、エアコン内部のカビ発生を抑制してくれていたのですね。
エアコン停止後のお部屋の温度上昇が気になる場合は、窓を開ける等で対処しましょう。
スポンサーリンク
そして、エアコンを適切に使用して、これからも涼しく快適に過ごしていきましょう。
関連記事