台風が接近すると、さまざまな体調不良を感じることがあります。
「めまい」も台風の影響を受けて起こることがあります。
今回は、「台風とめまい」についてご紹介します。
スポンサーリンク
めまいの原因は台風にある!?
「めまい」には、「耳」が大きく関係しています。
人の体の平衡感覚は、主に、「耳」の器官の働きによって保たれています。
脳の病気などの” 重大な病気 ” により、「めまい」が起こる場合もありますが、
そうでない場合は、「耳の器官」の異常により起こる場合が多いです。
そして、台風の低気圧は、「耳の器官」を異常な状態にする原因となります。
台風が接近すると、気圧が急激に下がります。
気圧が下がると、鼓膜の内側と外側とで圧力の差が生じます。
この圧力の差が生じたときに「めまい」の症状があらわれることがあります。
また、気圧の変化は、自律神経にも影響を与えます。
自律神経は、交感神経と副交感神経のバランスによって正常に保たれています。
しかし、気圧が低下すると、交感神経よりも副交感神経が優位となります。
このような状態になると、血管が膨れて、神経を圧迫してしまい、めまいなどの症状に
スポンサーリンク
つながります。
台風だけでなく、気象の変化で体調をよく崩すといった場合は、自律神経が弱っている
可能性があります。
台風によるめまいの症状を予防・緩和する方法は?
「めまい」は、症状により転倒したりする場合もあり、日常生活を送るうえで、不安を抱え
がちです。
台風の影響による「めまい」の症状を予防・緩和する方法はあるのでしょうか?
まずは、『血行を良くすること』が重要です。
ゆっくりと呼吸をして、血液に酸素を送り込みましょう。が血液中の酸素濃度を高めること
が大切です。
腹式呼吸をすると、さらに多くの酸素を送り込むことができます。
普段から、全身を動かす簡単なストレッチを行うことも効果があるようです。
首や肩のコリがある方は、この部分をほぐすストレッチをしてみるとよいでしょう。
そして、『自律神経のバランスを整える』ことも大切です。
自律神経は、食事や睡眠で整えることができます。
バランスのよい食事と、たっぷりの睡眠で、日頃から疲労をためないようにしましょう。
また、乗り物酔いの時に服用する「酔い止め薬」が「めまい」に効果があるとされています。
「めまい」の症状がひどい場合は、医療機関での受診をおすすめします。
内科または耳鼻科を受診するとよいでしょう。
さいごに
気象の変化によって体調不良を感じる方は意外と多いようです。
なかでも、台風は気圧や気温など急激な変化をもたらします。
普段の生活にも気を付けつつ、台風の影響について知っておくことで、
スポンサーリンク
症状の予防・緩和につなげることができるかもしれません。
関連記事