「台風」は、災害だけでなく、体の不調にも関係します。
「台風」は、頭痛や喘息など、さまざまな症状に影響することをご存知でしょうか?
その中でも、今回は、「台風と鼻炎」の関係や対処法についてご紹介していきます。
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台風と鼻炎は関係あるの?
秋は、ヨモギなどの秋の花粉症の季節でもあります。
しかし、これらの花粉症ではないのに、お子さんの鼻炎がひどくなる場合は、
台風が関係しているかもしれません。
鼻炎に与える台風の影響としては、「低気圧」が大きく関わっています。
「低気圧」がどのように「鼻炎」に影響をするかをみていきましょう。
★鼻づまりになる
気圧が低くなると、体の外からの圧力が弱くなります。
↓
血液中の有形成分(赤血球、白血球、血小板)を除いた液体成分である
「血漿(けっしょう)」が血管からあふれ出します。
↓
体のあちこちが ” むくみ ” がちになります。
↓
鼻粘膜が腫れて、鼻が詰まりやすくなります。
★鼻水が出やすくなる
気圧が低くなると、体の外からの圧力が弱くなります。
↓
鼻粘膜の血管やリンパ管の浸透圧が外圧よりも高くなり、
水分が出やすくなります。
↓
鼻水が増えます。
気圧が低くなると、自律神経の副交感神経が活発になります。 ↓
鼻粘膜は腫れて、鼻が詰まりやすくなります。
鼻水も出やすくなります。
また、気圧の低下により、「ヒスタミン」が過剰に分泌されることがわかっています。
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「ヒスタミン」は、アレルギー症状の原因となる物質です。
台風時の急激な気圧の低下が「ヒスタミン」の分泌を促してしまい、
鼻炎の症状が悪化することがあるといわれています。
台風による鼻炎の症状悪化を抑える対策は?
鼻づまりも鼻水もひどくなるとつらいですよね。
特に、お子さんの場合は、上手に対処できずに鼻粘膜を傷つけてしまうかもしれません。
ひどくならないように、予防にもなる対策についてご紹介します。
★こまめに水分を摂る
★ぬるめのお湯でゆっくり入浴する
★簡単なストレッチなど、軽い運動をする
★バランスのよい食事で栄養をしっかり摂る
★しっかり睡眠をとる
これらの方法により、体力を回復しながら、血行をよくするとよいでしょう。
自律神経を強くすることも有効とされていますので、そのためには、食事&睡眠が重要
となります。
また、症状に合わせたアロマも効果があるようです。
▼こちらの記事もご参考になさってください
『めまいの原因は台風にある!?症状を予防・緩和する方法は?』
さいごに
台風は、気圧の変化だけでなく、気温の変化などももたらします。
なので、ただでさえ、体調を崩しやすくなります。
日頃からの健康管理がとても重要な時期となります。
台風の情報に敏感になるとともに、日頃の生活習慣を見直すチャンスでもあります。
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ご家族全員で元気に台風シーズンを乗り切ってくださいね。
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