「全国旅行支援」が2022年10月上旬から開始となりました。
旅費が40%割引になるということで、利用される方が多いようです。
ですが、「全国旅行支援」の割引を受けるには、ワクチンの接種等が条件となっています。
大人であれば、ワクチン3回接種済みの方も多いでしょうが、子供となると未接種の場合も多いでしょう。
そこで、「全国旅行支援」でのワクチン接種証明と子供のワクチン接種についてお伝えしていきます。
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全国旅行支援利用はワクチン接種が全員必要?提示方法と注意事項
「全国旅行支援」が開始となり、予約殺到でネットが繋がりにくいなどの状況になっていますね。
旅行費用が最大40%お得になるので、それは多くの方が利用したいと思われるでしょう。
すでに予約された方もいらっしゃるでしょうが、割引適用には条件があります。
それが、「ワクチン3回接種」もしくは「PCR検査等の陰性証明」です。
旅行の予約代表者だけでなく、同行者全員に対してこの条件を満たさなければ、割引を受けられません。
「全国旅行支援」での「ワクチン3回接種」等の条件に関しては、宿泊施設チェックイン時に証明できるものを提示することになります。
証明として認められるものは、
・ワクチン3回接種済証(アプリ・コピー可)
・PCR検査等の陰性を証明するもの
となっています。
ここで注意が必要なのが、「PCR検査等の陰性を証明するもの」です。
PCR検査でしたら、チェックイン日の3日前以降の検査結果でなければいけません。
抗原定性検査の場合は、前日か当日の結果が有効となります。
(例)11月4日にチェックインする場合
3日前の11月1日以降の検査による結果が有効
PCR検査等の証明には、必ずしも「陰性証明書」が必要ではありません。
ですが、検査結果には、「受検者氏名」「検査結果」「検査方法」「検査施設名」「検査日」「検査管理者氏名」「有効期限」が明記されているものを提示する必要があります。
なお、ドラッグストアなどで販売されている簡易キットでの検査結果は無効です。
「全国旅行支援」は都道府県での事業となります。
そのため、各都道府県で対応が異なる場合があります。
ワクチンを3回接種していれば、どこに行こうと問題ないです。
接種を証明するものを忘れずに持参すればOKです。
「PCR検査等の陰性を証明するもの」で「全国旅行支援」を利用する場合は、旅行先の都道府県HP等で確認をしておきましょう。
また、ワクチン接種証明等のほかに、居住地が確認できる身分証明書も必要となります。
運転免許証やマイナンバーカードなど、身分証を忘れずに持って行きましょう。
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【全国旅行支援利用でのワクチン接種】子供・中学生が同行者の場合は?
「全国旅行支援」では、子供も割引対象となります。
同行者に子供がいる場合、ワクチン接種証明等はどうなるのでしょうか?
多くの都道府県で、「12歳未満は、ワクチン接種証明書提示 省略可」としています。
12歳未満の子供は、保護者・監護者が同行する場合は、「ワクチン接種証明書」を提示しなくても大丈夫です。
ただし、本人確認書類は必要となります。
マイナンバーカードや健康保険証などを持参しましょう。
では、中学生はどうなのでしょうか?
この場合、12歳以上になるので、「ワクチン3回接種」もしくは「PCR検査等の陰性証明」の証明が必要となります。
子供も年齢により、「ワクチン3回接種」もしくは「PCR検査等の陰性証明」の提示が必要です。
併せて、身分証明する公的書類も提示する必要があります。
公的書類は、マイナンバーカードや健康保険証などです。
ただし、都道府県によっては、中学生まで(15歳以下)は、公的書類の提示を不要としているところもあります。
また、12歳以下であっても、「ワクチン3回接種」もしくは「PCR検査等の陰性証明」が必要になる場合もあります。
今後、コロナ感染が拡大し、「まん延防止等重点措置区域」となる地域への移動を伴う場合は、6歳以上はワクチン接種等が必要になる可能性もあります。
「全国旅行支援」は、子供も対象となっていますが、さらにお得になる割引がある都道府県もあります。
2022年10月20日から開始される東京都の「もっとTokyo」では、18歳以下の子供には割引の上乗せがあります。
1人あたり1,000円の割引が上乗せとなります。
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『全国旅行支援は帰省に使える?子供料金は?申請方法クーポンと使い方』
さいごに
「全国旅行支援」が開始され、家族で旅行を計画されているご家庭も多いでしょう。
ただし、割引を受けるには、「ワクチン3回接種」等の条件があります。
宿泊者全員、証明する書類等が必要となります。
また、子供であれば、12歳未満はワクチン接種等の証明は不要です。
ですが、12歳以上は必要となります。
ワクチンを接種していない場合は、PCR検査等の陰性結果が必要となります。
大々的に旅行を後押しする旅行割引が始まると、つい気持ちが大きくなってしまいます。
ですが、引き続き感染防止の対策は行いつつ、旅行を楽しみたいものですね。
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