高校野球の球数制限はなぜ導入されたのか?何球まで?ルール

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高校野球の都道府県大会が行われていますね。
そして、甲子園へ出場する学校が続々と決まっています。
そんな中、「球数制限」というルールが話題になっています。
なぜ、高校野球で「球数制限」が導入されたのでしょうか?
「球数制限」が導入された理由やルールについて紹介していきます。

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高校野球の球数制限はなぜ導入された?

高校野球で「球数制限」が導入されたのは、2021年の大会からです。
本来は、2020年から3年間は試用期間として導入されるはずでした。
ですが、コロナの影響で2020年大会は中止となりました。
そのため、2021年から導入となりました。
   
高校野球に「球数制限」導入された理由は、
「高校球児の身体を守るため」です。

高校野球の都道府県大会では、終盤になるほど、過密な試合スケジュールとなります。
選手の疲労は溜まり、身体への負担が大きくなりがちです。
特に、夏の大会は、猛暑による疲労も重なります。
そして、出場チームの多い都道府県ほど、次の試合までの日数も少なります。
しっかり疲労回復できていない状態で、また試合に出場するということになってしまいます。
投手においては、一人の投手へ負担がかかりがちです。
高校によっては、勝つためにエースが一人で投げなければいけないケースもあります。
負担がかかり続けると、ケガや故障につながりかねません。
場合によっては、その後野球を続けられなくなることもあります。
このような一人への負担を回避するために導入されました。

   

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高校野球の球数制限は何球まで?ルール

高校野球特別規則での「球数制限」は、
「1週間で500球まで」
となっています。
一人の投手1週間に投球できる球数が、上限「500球」です。

ただし、「500球目となる打者の打撃が終わるまでは続投可能」というルールになっています。
なので、ある打者の1球目が「500球目」でも、その打者が終わるまでは投球できます。

そして、「1週間で500球まで」が適用される対象期間は、
都道府県大会と本大会までとなっています。

また、悪天候などでノーゲームとなった試合での投球数もカウントされます。
   

2022年夏の高校野球広島大会では、「残り79球」というケースがありました。
広島大会の決勝(7月27日)でのケースです。
「盈進VS尾道」の決勝戦において、尾道の坂本投手は、「残り79球」でした。
坂本投手は、1回で24球投げ、「残り55球」となりました。
その後67球投球したところで投手交代しています。
この時点で、「残り12球」ですね。

この試合のように、「球数制限」で残りの投球数が少ない投手も出てきます。
   
甲子園での大会においても、過去に「1週間500数」を超えるケースが結構あったようです。

2022年夏の甲子園大会は、8月6日(土)から始まります。
この大会においても、様々なドラマが繰り広げられることでしょう。
   

さいごに

高校野球特別規則での「球数制限」は、「1週間で500球まで」です。
導入の理由は、「高校球児の身体を守るため」です。
都道府県大会では、過密スケジュールとなる地域もあります。
将来ある選手たちの身体を守ることは大切ですよね。
甲子園大会も楽しみです。

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