桜前線が南から始まれば、北から下りてくるのが紅葉前線。
そして、カエデを代表とする紅い色の紅葉だけでなく、イチョウを代表とする
黄色の黄葉も見逃せません。
こちらでは、それらを含めて「紅葉」と呼ぶものといたします。
その開花や葉っぱの色変わりが織りなす自然のなせるワザは、改めて日本における
四季折々の風情を感じざるを得ません。
紅葉前線が始まるニュースを耳にするとき、遠出をして高い山まで足を伸ばすべきか、
それとも、近場で紅葉したときに見るべきか悩ましいところです。
こうしてじっくり考えるところから、もう紅葉狩りは始まっています。
今回は、四国での紅葉が美しいスポットと見ごろについてご紹介していきます。
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四国で紅葉が美しいおすすめスポットと見ごろは?
四国では、まず、四国最高峰『石鎚山スカイライン』(写真①)から見る紅葉は
必見の価値があるでしょう。
写真①(撮影者:goodtree)
そして高山だけではなく、その裾野の「もみじライン」(写真②)と呼ばれる
道路沿いと面河渓谷に連なる紅葉並木は見事です。
(写真②)(撮影者:goodtree)
石鎚山は、ブナや雑木が多いのですが、里には椛(もみじ)そのものが街路樹
の中にたくさん植えられています。
普段は静かな町内が、色の変化と共にこの時ばかりと一気に行楽客で賑わい
活気づきます。
紅葉の時期ですが、標高 約1,500メートルのドライブが出来る山なみと
里では温度差があり、その時期が違ってきます。
車で出かけた場合ですと、スカイラインで紅葉が展開される駐車場まで走るのか、
それとも、もみじラインだけで堪能するのかというふうに、行く場所でもその時期
は違ってきます。
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・山頂・・・10月初旬から紅葉が始まりますが、土小屋からは遠すぎてはっきり見えません。
・スカイライン(山並み)ともみじライン(山里)の見ごろ時期
スカイライン・・・10月中旬頃
その下のもみじライン・・・10月末頃
四国で紅葉がライトアップされるおすすめスポット
では、車で四国の屋根と呼ばれる『石鎚山』まで行かないと観られないのでしょうか?
いいえ。
愛媛県松山市からだと、郊外にある『野外活動センター』(写真③)に出かければ紅葉
は観られます。
(写真③)(撮影者:goodtree)
ここは便数が少ないながらも、路線バスが運行されています。
車がない方でも、気軽に行くことができる紅葉スポットです。
こちらの『野外活動センター』では、なにも敷地内まで入らなくても、周囲を見渡す
だけで紅葉を楽しむことはできます。
公共の施設なので歩きやすく、散策するのにはちょうどいいでしょう。
そして、夜は、紅葉のためではないのですが、安全のための照明があります。
これが、ライトアップされたようで、とても見事な紅葉を楽しめるのです。
宿泊しなくても、無料で散策することができ、車を停めてぐるーっと敷地内を見て回る
のも楽しいですよ。
ここは、かつて牧場だったところの高原で、また、小高い所にあるので斜面は多いです。
ですから、足に自信のない方は、車で徐行しながらでも充分楽しめます。
こちらでは、施設周辺の景色だけでなく、周囲の山々も色づいてきており、長い間紅葉
を楽しめます。
また、こちらのセンターの上にはゴルフ場があり、そこに続くアプローチの紅葉もきれい
で見事です。
シーズンオフの交通量は少ないですが、紅葉シーズンには、ある程度混雑します。
運転される際は、人や車に注意が必要です。
・11月末頃が真っ赤になり、見応えがあります。
さいごに
四国は、各県に紅葉の見どころがたくさんあります。
今回は、私の地元ということから、私が実際に見た場所&体験した場所を、
おすすめスポットとしてご紹介しました。
自販機はあるものの、田舎への遠出となる際は、ガス欠には注意が必要です。
早めに給油をして、ゆったりと紅葉を楽しんでくださいね。
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