鎌倉幕府ゆかりの地を観光するおすすめルート!鶴岡八幡宮と幕府の関係

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NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を見ていると、鎌倉へ行ってみたくなりますね。
そこで、これから鎌倉に旅行したいと考えている方へおすすめルートなどを紹介していきます。
「鎌倉幕府にゆかりのある観光地を回りたいけどおすすめが知りたい」
「鶴岡八幡宮をもっと知りたい」
このような方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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鎌倉幕府ゆかりの地を観光!おすすめのルート

せっかく「鎌倉」を旅行するなら、下調べをして充実した時間を過ごしたいですよね。
そこで、鶴岡八幡宮をはじめとした鎌倉幕府とゆかりある観光地を紹介していきます。

鎌倉幕府は源頼朝が開いた初の武家政権で、歴史に名残のある場所がたくさんあります。
ここでは、鎌倉の観光スポットをピックアップしました。
すべて周ることは難しいので、事前に興味のある場所を選ぶとよいです。
また、おすすめのルートもご紹介しますので、鎌倉観光の参考にしてください。

鶴岡八幡宮
鎌倉観光で外すことのできない、鎌倉のシンボル的存在。
詳しくは後程紹介します。

源頼朝と北条義時のお墓がある法華堂跡
昔の偉い人の納骨所である法華堂(ほっけどう)。
今は跡地になっていますが、源頼朝と北条義時のお墓があり、どちらも国指定史跡されています。
偉人の功績をねぎらってお参りしてみてください。

銭洗弁財天宇賀福神社(ぜにあらいべんざいてんうがふく)
お金を洗い清めることで幸せがもたらされる「銭洗水」が有名な神社。
源頼朝の夢に1人の老人が現れ、今の神社がある場所を掘らせたところ、綺麗な湧水が出ました。
その湧水をお供えしたところ飢餓や不幸が治ったため、そこに神社を建てたのが始まりだそうです。

妙本寺
北条氏との戦いで滅ぼされた比企一族の生き残りである能本(よしもと)が、鎌倉で日蓮聖人に自分の屋敷を献上し誕生したのが「妙本寺」。
日蓮宗最古の寺院です。
鎌倉駅の近くにありながら自然あふれる静かな空間で、春は桜の名所として多くの観光客で賑わいます。

宝戒寺
足利尊氏が北条氏の霊を弔うために建設したお寺です。
その他、戒壇院(お坊さんになるための育成場)が置かれ、人材育成の場として使用されていました。

円覚寺(えんがくじ)
鎌倉時代後半に、北条時宗が中国から無学祖元を招いて建てたお寺。
臨済宗円覚寺派の本山で、鎌倉五山第2位に選ばれています。
北鎌倉駅からすぐのところにあるというアクセスの良い点が◎。
自然豊かな境内はとても広く、人気の観光スポットです。

宇都宮辻子幕府跡
源頼朝が亡くなった後に大倉幕府が移動した跡地。
大倉幕府とは、頼朝が鎌倉時代に建てた政治の中心場所です。
その後、若宮大路幕府に2度目の移転をします。

源氏山公園
鎌倉の町を眺めることができる高台の源氏山公園。
敷地内には以下のような観光スポットがあります。
・源頼朝像
・日野俊基の墓
・葛原岡神社
日野俊基は後醍醐天皇の側近で、鎌倉幕府倒幕に失敗して処刑された人物です。
葛原岡神社は日野俊基を祀った神社で、今は恋愛成就のパワースポットとして親しまれています。


【おすすめの観光ルート】

今回は、JR鎌倉駅から1日でまわれる、ゆったり散歩コースを紹介。
王道の鶴岡八幡宮から観光を始め、最後は銭洗弁財天宇賀神社を参ります。
鎌倉の町を存分に楽しめるよう、歩いて行ける範囲の観光地を選びました。
最後にもし、時間や体力に余裕があれば、大仏ハイキングコースから鎌倉大仏まで行かれることをおすすめします。
ルートの詳細は以下の通りです。

① 段葛
↓ 約10分

② 鶴岡八幡宮
↓ 約10分

③ 法華堂跡
↓ 約10分

④ 宝戒寺
↓ 約30分

⑤ 小町通り(ランチ)
↓ 約30分

⑥ 源氏山公園
↓ 約3分

⑦ 銭洗弁財天宇賀神社
↓ 約20分

(⑧ 鎌倉大仏)時間や体力に余裕があれば行くことをおすすめします

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鎌倉幕府と鶴岡八幡宮との関係は?

源頼朝が信仰した、鎌倉幕府のもっとも重要な拠点である鶴岡八幡宮
鶴岡八幡宮は、康平6年(1063年)に源義経によって創建されました。
その後、頼朝によって、現在の場所に遷されました。

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頼朝が鎌倉の中心的な拠点としていたのがこの鶴岡八幡宮です。
なぜなら、以下のような役割を持っていたからです。
・鎌倉幕府の守護神
・宗教活動の拠点
・神意を確認して大事な政策を決めていた
・鎌倉武士の士気を高める拠点
・幕府の公的な行事が行われる拠点

鶴岡八幡宮は、頼朝の死後、北条家や豊臣秀吉、徳川家康などの有名な歴史上の人物からも信仰や復興がされてきました。
このエピソードからも、どれほど歴史的に重要な場所だったかがわかりますね。
そして、一部の建物は国の重要文化財として登録されています。


鶴岡八幡宮の見どころ
鎌倉幕府 ゆかりの地 観光ルート 鶴岡八幡宮

鶴岡八幡宮で行くべきスポットをピックアップして紹介します。

〈三ノ鳥居〉
鶴岡八幡宮と由比ヶ浜をつなぐ一直線の参道を「若宮大路」と呼びます。
若宮大路には三つの鳥居があり、由比ヶ浜に近い方から、
・一ノ鳥居
・ニノ鳥居
・三ノ鳥居
という名前がついています。
二ノ鳥居は鎌倉駅の近くにあり、三ノ鳥居は鶴岡八幡宮の入り口にあります。

〈段葛(だんかずら)〉
段葛は、若宮大路の二ノ鳥居と三ノ鳥居の間にある、高く盛られた道です。
桜の名所として有名で、「桜の名所100選」に選ばれています。

〈舞殿〉
源義経の妻である静御前(ごぜん)が、主人を想った歌と舞を踊ったと言われている場所。
当時、義経は兄である頼朝に捕られており、それに対してとった行動だったのです。

〈若宮(下宮)〉
鶴岡八幡宮を建立した際、最初に本宮があった建物です。
1191年の火事で全焼し、本宮を別の場所で再建しました。

〈本宮(上宮)〉
重要文化財に指定されている、鮮やかな装飾が魅力的な鶴岡八幡宮の本宮。
大石団をのぼった先にあり、鎌倉の街を眺めることができます。

〈太鼓橋〉
三の鳥居をくぐって正面にある橋。
太鼓橋は老朽化により通行止めとなっており、両側に通行する橋が渡されています。

〈源平池〉
太鼓橋の左右に大きな池があり、境内に向かって右にある池が「源氏池」、左にある池が「平家池」です。
二つの池はあわせて「源平池」と呼ばれています。
源平池には7つの島があり、それぞれ意味があるとされています。
・源氏池にある3つの島
源氏の発展を願った「産」→「3」つの島

・平家池にある4つの島
平家の絶滅を願った「死」→「4」つの島
また、源氏池の蓮(はす)は有名で、白と赤の蓮がきれいに咲き乱れています。

〈旗上弁財天社〉
貧困を救う七福神の1人で、仏教の守護神である「弁財天」を祀った神社。
子宝祈願の祈願石である「政子石」があるパワースポットとしてもしられています。
また、1221年の承久の乱で、鎌倉幕府軍が戦の勝利をねがって旗揚げをしたことから、たくさんの旗がたてられています。

〈鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム カフェ&ショップ〉
鶴岡八幡宮や鎌倉の歴史がわかる、旧鎌倉館をついだ建物です。
カフェとショップが隣接されており、休憩スポットとしてご活用ください。

〈大銀杏〉
樹齢1000年といわれる大きな銀杏の木。
2010年の強風により倒壊してしまい、再生可能な枝を移植したのが現在の形です。
現在は鶴岡ミュージアムのカフェに展示されています。
源頼朝と北条政子の次男で、第3代将軍となった源実朝は公暁により暗殺されました。
暗殺実行の際に、公暁が身を隠していた場所が大銀杏の裏だったといわれています。

現在、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の放送にあわせて、「大河ドラマ館」が開館しています。
ご興味がある方は、寄って見られてはいかがでしょうか。
『鎌倉の大河ドラマ館はいつまで?場所&鎌倉殿の13人のグッズ』

さいごに

今回は、鎌倉旅行で行きたい鶴岡八幡宮を代表とした各観光地と、おすすめの観光ルートを紹介しました。
鎌倉幕府とゆかりのある観光地に興味がある方の参考になると幸いです。

鎌倉は見どころが沢山あるので、下調べするのも大変です。
本記事は観光地をなるべく簡略化して箇条書きにしていますので、気になる観光地をリストアップし、旅のしおり作りに活用するのがおすすめです。
また、観光ルートがうまく絞れない方は、紹介したおすすめルートを参考にしてみてください。

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