2023年度(令和5年度)から広島県の高校受験方法が大きく変更されました。
公立高校の選抜Ⅰはどう変わったのでしょうか?
変更点・公立高校&私立高校の受験料・受験日程についてまとめました。
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広島・高校受験方法を簡潔にまとめました!選抜Ⅰは?
2023年(令和5年)から広島県の公立高校の受験方法が変更になります。
これまで広島県公立高校の受験は、「選抜Ⅰ」と「選抜Ⅱ」がありました。
「選抜Ⅰ」と「選抜Ⅱ」では、推薦かどうかと試験内容が違っていました。
特に、「選抜Ⅰ」では、小論文が実施されていたので、5教科の勉強プラス小論文の勉強もしなければなりませんでした。
では、2023年の公立高校受験はどう変わるのでしょうか?
◆「選抜Ⅰ」は?
これまでの「選抜Ⅰ」は無くなります。
そして、「一次選抜」「二次選抜」となります。
ただし、「二次選抜」は、「一次選抜」での合格者が入学定員に満たなかった場合に実施されます。
なので、公立高校を受験する場合、「一次選抜」のみとなる可能性がかなり高いのです。
「一次選抜」では、「特色枠」と「一般枠」とで評価されます。
こちらは、公立高校の一次選抜を受験すると、両方の枠で評価され合否が決まります。
「特色枠」で不合格でも、「一般枠」で合格する可能性があるのです。
「特色枠」と「一般枠」の違いは、評定のウェイトです。
2023年からの公立高校受験では、「一般学力検査」「調査書」「自己表現」の3つの方法で合否が決まります。
「一般枠」での比重は、「学力:調査書:自己表現=6:2:2」です。
ですが、「特色枠」では、各学校によってこの比重が異なります。
ここは、学校によって様々で、調査書で副教科の評定が2倍になる学校もあります。
◆試験内容は?
「一般学力検査」「調査書」「自己表現」で合否が決まりますが、2023年度からは、「一般学力検査」の比重が高くなっています。
ということは、受験当日にどれだけ点を取れるかが重要となるということです。
また、「調査書」では、中学3年生の成績が重視されます。
これまでは、中1~中3まで同比率でしたが、「中1:中2:中3=1:1:3」となります。
中学3年生での成績が重視されます。
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「自己表現」では、1日目に「自己表現カード」を記入し、2日目に面談にて自己を表現します。
「自己表現カード」は、返却され、このカード自体は評価対象ではありません。
面談実施時間は、1人あたり約10分です。
「自己表現:5分」+「質問:3分」+入退室=約10分となります。
「自己表現」では、部活での賞状や絵を見せたり、得意なことや頑張っていることを動画に撮ったものを見てもらうことも可能のようです。
また、中学校側での生徒会活動の頑張りなどの記入が無くなるとのことなので、ここも自己アピールしていく必要があります。
「自己表現」においては、日頃から、自分を知る意識を持っておくと良さそうです。
・自分は何が得意なのか?
・何を頑張っているのか?何のために?
・将来はどうしたいのか?
など、自分の考えていることや感じていることなどを考える時間を作ってみるといいかもしれません。
2023年度の自己表現での学校側からの質問は、全員同じでした。
「高校ではどのようなことを頑張りたいか?」です。
2024年度は違う質問になるかもしれません。
ですが、高校入学後の目標などを一度考えておくと良いかもしれません。
広島・高校受験方法を簡潔にまとめました!公立高校受験料&日程
2023年の公立高校の受験料は、(全日制)で2,200円です。
(定時制)は、受験料950円です。
なお、私立の高校受験料は、20,000円くらいです。
各学校により異なります。
◆受験日程(※2023年度の日程です)
2023年2月16日・17日・・・瀬戸内、修大協創、工大、山陽女学園ほか
2023年2月27日・・・5教科学力検査、自己表現カード記入
2023年2月28日・・・自己表現、学校独自検査
2023年3月1日・・・予備日
※合格者発表:3月9日
(二次選抜)
2023年3月17日
※合格者発表:3月20日
以上が、2023年の受験料と日程でした。
2023年度の受験では、公立高校の受験日が以前よりも早くなりました。
このため、中学校の卒業式が早くなり、3月8日に卒業式が行われました。
2024年度の日程が分かりましたら、追記していきます。
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さいごに
2023年度(令和5年度)から広島県の高校受験方法が大きく変更されました。
公立高校の選抜Ⅰはどう変わったのでしょうか?
変更点・公立高校&私立高校の受験料・受験日程についてまとめました。
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