鉢植えのアジサイがある場合、どこかのタイ
ミングで地植えに植え替えたいですよね。
では、アジサイの地植えは、どのタイミング
で、どのように行ったら良いのでしょうか。
また、地植えに植え替えた後は、肥料をいつ、
どのくらいの量を与えればよいのでしょう。
ここでは、アジサイの地植えのタイミングや
植え替えの方法、そして、その後の管理につ
いてご紹介していきます。
スポンサーリンク
アジサイの育て方|地植えに植え替える時期は?
鉢植えのアジサイは、花が綺麗に咲いている
間は、地植えに植え替えないようにしましょう。
アジサイを地植えに植え替えるのは、花が完
全に咲き終わってからになります。
具体的な時期としては、梅雨が終わる頃の
7月下旬くらいが理想です。
また、9~10月くらいに地植えに植え替え
る人もいますが、この時期でもOKですよ。
では、鉢植えのアジサイを地植えにする方法
を見ていきましょう。
地植えに植え替える時は、腐葉土とスコップ
を準備してください。
まず、植え替えたい場所に、アジサイの根鉢
よりもひと周り程度大きい穴を掘ります。
つぎに、その穴の3割くらいを満たすのを目
安として腐葉土を入れます。
その上から土を少しかけます。
そして、穴の中にアジサイの株を植えたら、
土を少しかけて踏み固め、根元に水をやります。
その後、水が引いたら、もう少し土をかけて
平らにし、さらに踏み固めてください。
地植えに植え替え後は、根付くまでの間、毎
日欠かさずに水をやってくださいね。
根や葉が大きくなり始めたら、根付いた証拠
なので、そこから先は水やりをストップします。
根付いた後は、水やりをする必要がないので、
育てるのは比較的ラクですよ。
アジサイの育て方|肥料を与える時期と与え方
さて、アジサイを地植えした後は、肥料を与
える必要があります。
スポンサーリンク
植え替え後のアジサイには、夏の8月頃と、
冬の1~2月頃の、合計2回肥料を与えましょう。
ただし、ここで注意すべきポイントがありま
す。
与える時期によって、肥料を使い分けること
です。
これは、アジサイの成長に関係するとても大
切なポイントとなります。
まず、8月頃に与える肥料は、スピーディー
に活力がつくタイプの肥料を与えます。
液体肥料や活力剤を与えるようにすると、ア
ジサイはすくすく育ちます。
この時期は、素早く活力が出るタイプの肥料
を与えて、一気に育てるのです。
一方、1~2月頃に与える肥料は、緩やかに
効果が出るタイプの肥料が向いています。
この時期は、次の年の新芽や花を増やしてい
く目的で肥料を与えます。
土の中にジワジワ栄養分が溶け出すタイプの
肥料を与えます。
この時期にオススメの肥料は、「緩効性肥料」
と呼ばれる種類のものになります。
また、1~2月に与える肥料は、アジサイの
花の色によって変わります。
赤系統の花の場合は、土をアルカリ性にして
くれる肥料を、100gほど与えてください。
そして、青系統の花の場合は、土を酸性にし
てくれる肥料を、100gほど与えてください。
さいごに
アジサイを地植えに植え替えるのは、7月下
旬が適しています。
もしくは、9~10月くらいでも良いでしょう。
腐葉土を入れて植え替えし、根付くまではこ
まめに水やりをしてください。
地植えにした後のアジサイには、肥料を2回
与えます。
まずは、8月頃に即効性の高い液体肥料や活
力剤を与えます。
そして、1~2月になったら、「緩効性肥料」
という種類の肥料を与えてください。
スポンサーリンク
関連記事