これからの季節は、紫外線が気になり始めます。
大人の女性なら、シミやしわの原因となるので、ばっちり対策をされるでしょう。
では、赤ちゃんにはどうでしょうか?
今回は、赤ちゃんへの紫外線の影響と対策をご紹介します。
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赤ちゃんへの紫外線の影響は?
赤ちゃんの皮膚は、とても薄くて、大人の半分しかありません。
そして、肌のバリア機能もまだ十分に発達していません。
そのため、赤ちゃんは、紫外線により、大きなダメージを受けてしまいます。
乳幼児期に蓄積された紫外線のダメージは、十数年後に、シミやしわになるだけでなく、
免疫力の低下など様々な形で現れてきます。
最近は、「紫外線アレルギー」の罹患者も増えています。
お母さんが、正しい紫外線対策をしてあげることで、健やかな肌だけでなく、
健康な体にも育てることが出来ます。
まずは、基本的な紫外線対策をご紹介します。
★外出時間を選ぶ
特に決まった用事がない場合は、紫外線量が多くなる時間帯のお出かけは避けましょう。
紫外線量が多い時間帯(4~9月): 午前10時~午後2時
この間は、赤ちゃんのお散歩には不向きです。
午前の早い時間帯か、夕方を選ぶようにしましょう。早朝のお散歩は、体内時計が整い、
夜泣き対策にもなるのでおすすめです。
★日焼け止めを活用する
どうしても紫外線量が多い時間帯に外出しなければならない場合は、日焼け止めを使いましょう。
(日焼け止めの種類)
・乳液タイプ・・・のびが良い
・ローションタイプ・・・使い心地が軽い
・泡タイプ・・・肌になじませやすい
赤ちゃんのデリケートな肌への負担が少ない「赤ちゃん用」と表示のあるもので、使い勝手
の良いものがおススメです。
赤ちゃん用の日焼け止めは、比較的低刺激に作られてはいますが、赤ちゃんに初めて塗ると
きには、念のためパッチテストをしてから使うと安心です。
また、外出先から帰ったら、きちんと日焼け止めを除去しましょう。
▼100%天然由来成分。純国産で、お母さんも赤ちゃんも安心して使えます!
★帽子をかぶらせる
つばの広い帽子を選び、顔に直射日光が当たらないようにすると良いでしょう。
つば広の帽子で顔に当たる紫外線量を60~70%もカット出来るといわれています。
★ベビーカーに日除けをつける
ベビーカーを購入する際は、乗せた赤ちゃんが直射日光にさらされないように、
しっかりとした日除けのついたベビーカーを選ぶと良いでしょう。
上部を覆うだけのものより、幌タイプのものだと、乗車部分をカバー出来るのでおススメです。
また、足元は、タオルなどでカバーしてあげてください。
べビーカーは、道路からの照り返しも赤ちゃんに影響しやすくなります。
紫外線だけでなく、「熱」にも注意が必要です。保冷剤で、背中部分を涼しくしたり、
水分補給のタイミングにも気をつけてあげてください。
★ベビーサングラスを使う
日焼け対策というと肌ばかりに注意がいってしまいがちですが、実は「目」も紫外線
のダメージを受けます。
長年紫外線を浴び続けると、白内障の原因になることが最近の研究でわかってきています。
帽子をかぶることである程度は紫外線をカットできますが、「目」の日焼けを防ぐなら、
「サングラス」が効果的です。
0歳の赤ちゃんでも無理なく使用できるストラップタイプのものだと、ズレにくくて使い
やすいでしょう。
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食事によっても紫外線対策が出来ます。離乳食が始まっていれば、取り入れやすいもので
OKなので、メニューに盛り込んであげると良いでしょう。
★日焼けを防ぐ食材
メラニン色素の生成を抑え、皮膚の新陳代謝を高めて、紫外線に強い皮膚を作る栄養素は、
ビタミン・ミネラル・アミノ酸などです。
◎トマト
トマトに含まれる『リコピン』は、太陽から身を守る効果の高い栄養です。
また、『リコピン』は加熱すると効率よく摂取量出来るので、トマトスープなどがおススメです。
◎ブロッコリー
皮膚がん予防に効果のある『スルフォラファン』が豊富です。
日焼け防止に効果があり、日焼けした肌を修復する作用もあります。
◎青魚(ニシン、サバ、マスやイワシなど)
青魚には、日光から肌を守る効果のある『オメガ3脂肪酸』が多く含まれています。
◎アーモンド
紫外線から皮膚を守る『ビタミンE』や『ケルセチン』を多く含んでいます。
赤ちゃんへの紫外線は室内でも注意!?
家の中でも、屋外の10%程度の紫外線が入ってきます。
ベビーベッドなどを窓際に置いている場合は、移動させる等の紫外線対策が必要でしょう。
室内での赤ちゃんへの紫外線対策は、窓際に居る時間を減らすだけで十分です。
もっとしっかり紫外線対策をするなら、次のような方法があります。
★室内での紫外線対策
・UVカット効果のあるレースカーテンを使用する。
・窓ガラスにUVカットシートを貼る。
・窓ガラスにUVカットスプレーを吹き付けておく。
車での紫外線対策も赤ちゃんには重要となります。
赤ちゃんは、チャイルドシートに座らせることになるので、チャイルドシートの位置を変える
のは、簡単ではありません。
そのため、車内に紫外線を入れないような対策を行うのが良いでしょう。
★車の窓にする紫外線対策
・吸盤で取り付ける紫外線カットカーテンは、取り付け簡単で便利です。
※助手席には取り付け不可
・UVカットの透明フィルムを窓に貼り付けるのも有効な対策になります。
・室内用のUVカットスプレーなども効果的です。
赤ちゃんへの紫外線を外出時はラッシュガードで防止
気温が上がり始める季節は、あせもが心配で薄着をさせてしまいがちです。
けれど、赤ちゃんの紫外線対策としては、やはり手足の隠れる服を着せるのが良いです。
外出時は、出来るだけ薄手で通気性のよい長袖&長ズボンを身に着けるようにしましょう。
とはいえ、体温の高い赤ちゃんは、熱中症などの心配もあります。
海水浴などの日差しの強い場所では、長袖&長ズボンを着用し、お散歩や公園遊びなら、
脱ぎ着のしやすいUVパーカーや、UVポンチョ、UVケープなどの薄目の上着などで調整
をしてあげると良いでしょう。
特におすすめなのが、「ラッシュガード」です。
海やプールで元気いっぱい遊ぶ子供にとって必需品の「ラッシュガード」ですが、紫外線か
らお肌をしっかり守ってくれる優れものです。
ご検討されてみてはいかがでしょうか。
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まとめ
赤ちゃんのお肌は敏感です。
今回ご紹介した内容を、赤ちゃんのお肌を紫外線から守るためのご参考になさってください。
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