7月7日は「七夕」ですね。
この日は「そうめんの日」でもあるのをご存知ですか?
夏に向けてダイエットに興味をお持ちの方には、この
「素麺」が味方してくれるかもしれません。
今回は「素麺」についてご紹介します。
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素麺でダイエット出来る?
「素麺」といえば、冷やして、だしつゆにつけて食べる
のが一般的です。
暑い時は、冷たくてつるつるとさっぱり食べる事ができ
る「素麺」をつい食べ過ぎてしまうことはありませんか?
「素麺」のカロリーは、1人前 343kcalです。
白飯のカロリーが、1膳 200kcal前後なので、
「素麺」は、実は、白飯よりもカロリーが高いのです。
これでは、「素麺」でダイエットは出来そうにないです
よね。
しかし、実はダイエットに効果的なのです。
☆薬味で味を変えることで、ダイエットを長続きさせる
ことが出来るのです!
女性のダイエットは、3日以上続ける事が難しいと言われ
ています。素麺の薬味で味を変えて、1食 400kcal以下に
抑える事で、ダイエット成功へと繋がっていきます。
☆満腹感を感じやすい
水分を一緒に多く摂るので、満腹感を感じやすくなります。
満腹感を感じることで、食欲を抑えることができます。
素麺は、分量を守り、食べ方を工夫すればダイエットに向いて
いるのです。
ただ、「素麺」でダイエットするときには注意しなければ
ならない事があります。
「夏の冷え性を悪化」と「思わぬカロリー摂取」です。
(1)夏の冷え性を悪化
暑さをしのぐ為によく食べられる冷たいそうめんは、麺に水分
をたくさん含んでいます。さらに、冷たいつゆにつけて食べる
ので、身体が冷えてしまいます。冷え性や生理痛の悪化にもつ
ながってしまいます。
(2)思わぬカロリー摂取
さっぱり食べることができるので、何束も食べてしまいがちです。
そうめんは、通常 1人分は2束です。
ところが、お腹がいっぱいになるまで食べてしまい、その結果、
定食並みのカロリーになってしまいます。
栄養的にも炭水化物と脂質の摂り過ぎになり、よくありません。
「素麺」で上手にダイエットするポイントを見ていきましょう。
というところも関係があると思います。
★薬味の組み合わでダイエット効果アップ
薬味にどんな食材を使うかで、ダイエット効果を高めることがで
きます。
●ネギ
「アリシン」・・・ネギの独特な匂いの正体である成分
・血流を良くする。
・脂肪を燃焼させる効果がるといわれるビタミンB群の吸
収を良くする
・肩こりや疲労回復に効果ある
●生姜(しょうが)
「ジンゲロール」・・・生のおろし生姜に含まれいる成分
・血流を良くする。
・体内を温める働きがある。
→代謝を上げて痩せやすい体をつくることができます。
●ごま
「ゴマリグナン」・・・ごまに含まれている抗酸化物質
・肝臓にたまっている脂肪を分解し、脂肪を燃焼させる
効果がある。
・肝臓にたまった活性酸素も除去するの。
→肝臓機能の改善に効果があります。
「セサミン」
・脂質の代謝を促す働きがある。
→ダイエットに優れた効果があります。
●ワカメ
「ビタミン&ミネラルが豊富」
・食べた物をエネルギーに変化させるために必要な
潤滑油のような働きがある。
→コレステロールが腸内で吸収されるのを抑える働き
があり、動脈硬化など生活習慣病の予防にも効果が
あります。
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●納豆
「大豆タンパク質」
・血液中の中性脂肪やコレステロールをコントロール
する働きがあり、内臓脂肪をためにくくする。
「大豆サポニン」
・脂肪の合成や吸収を抑えて燃焼させる働きがある。
●とろろ
「ムチン」・・・ネバネバは、この成分の水溶性の
食物繊維です。
・食事で摂った糖質の吸収を緩やかにし、体に脂肪を
たまりにくくする。
●オクラ
「ペクチン」・・・ネバネバは、この成分の水溶性の
食物繊維です。
・「ムチン」と同様の効果があり、糖質の吸収を緩や
かにする。
●しそ
「ロズマリン酸」
・糖質をブドウ糖に変化させるのを抑える働きがある。
→糖質を摂ることで体に脂肪がたまるのを抑える働きが
あります。
※とろろ・オクラ・しそは、そうめんの糖質の吸収を
抑えるのに相性が良い薬味です。
●鶏のササミ
「たんぱく質」・・・低カロリーでたんぱく質が豊富
・肝臓に脂肪がたまるのを防いだり、筋肉を大きくし
て代謝を上げるためには欠かせない栄養、
●たまご
「ビタミンB2」
・体にたまった脂肪を燃焼するために必要な栄養。
→ビタミンB2をしっかり摂れば、体にたまった脂肪も
燃えやすくなります。
ダイエット中は特にビタミンB2を意識して摂ると良い
でしょう。
※たまごにも良質なたんぱく質が含まれています。
しかし、高カロリーでコレステロールが多いので、
食べ過ぎに気をつけてください。
素麺でダイエットする場合のポイントが3つあります。
★1日1〜2食を素麺のメニューに替える
1日3食とも素麺にすると、栄養が偏りすぎてしま
うので、2食までとしましょう。
★薬味で栄養バランスを整える
薬味を複数取り入れて、様々な栄養を摂るようにす
ると良いでしょう。
★素麺を常温または温めて食べる
体が冷えると、代謝が下がり、体にたまった脂肪が
燃えにくくなります。
ダイエットをする時は、冷たく冷えた素麺は避けた
方が良いでしょう。
素麺のアレンジ☆温かいメニュー
では、温かい素麺のメニューをご紹介します。
○香味野菜のにゅうめん(10分 248Kcal)
(材料:1人分)
■そうめん…2束 ■生姜…5g ■にんじん…1/8本
■みょうが…1個 ■みつ葉…4本 ■薄揚げ…10g
■粉末うどんスープ…1人分 ■水…300c
(作り方)
(1) 生姜、にんじん、みょうがを千切りにし、5分
ほど水にさらします。
みつ葉は3cmの長さに切ります。
(2) 薄揚げは油抜きをし、5mm幅に切ります。(1)の
生姜以外の野菜と軽く混ぜ合わせます。
(3) 素麺は固めにゆでて、ザルにあげ、水でよくもみ
洗いをします。そして、水気をきります。
(4) 鍋に分量の水を入れて強火にかけ、沸騰したら中
火にして粉末うどんだしの素を加え溶かします。
(3)の素麺を入れて温まったら、器に盛り付けます。
(5) そうめんの上に(2)の具材と(1)の生姜を山高く盛
り付け、(4)のうどんだしをまわし入れます。
この他には、薬味の栄養を上手に組み合わせて美味しく
いただいてください。
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まとめ
素麺は、温めて食べる事で、体を冷えから守り、薬味で
新陳代謝を上げる事で、脂肪燃焼につながり、ダイエット
に成功する事が出来ます。
ぜひ、ご参考になさってください。
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